コーエン兄弟の作品、観直しましたが・・・もうこのストーリー考えた時点で傑作ですね(笑)
クライムサスペンスなのですが
例えるなら、ひとつのボタンを掛け間違えた為に次のボタンも全て間違えてしまうというシナリオの秀逸さ。
一人の男の計画が思わぬ方向に向いていく負の連鎖。
全てにおいて無駄が無い伏線が、最悪のラストにつながる・・・もう映画作品としては完璧です。
主人公エドを演じたビリー・ボブ・ソーントンがあまり喋らなくて、強く感情を出さないのが素晴らしいです。
基本的には救われないストーリーでバッドエンドの作品ですが、強く印象に残りますね。
コーエン兄弟の作品では、これが一番好きです。いまのところ・・・
気持ち的には100点満点。