深夜映画のTVでやっていたので観てみました。
まぁ、ゆるーい男女の人間模様でした。
ラブ・ストーリーと言えなくも無いが、男女の恋愛関係って言うよりも喪失感を持った女性の立ち直り物語ってとこです(笑)
底抜けに明るい大阪の同僚(堺雅人)の影響で過去のトラウマから脱して魂を再生させるコピーライターの女性(真中瞳)
まぁ真中瞳が美人です・・・でもストーリーの中で9割は笑わない。
男目線から言わせてもらえれば、笑わない美人よりもよく笑う不美人のほうがいいです(笑)
でも、喪失感を漂わせた人物の演技としては適役だと思いました。
大阪って笑いが日常生活の一部みたいな演出も随所にあって人情的で面白いですね。
日常的でどこにでもあるようなゆるーい展開の作品でしたが、現実的であるがゆえに自然と感情移入出来ました。
しかし、やっぱりラストは○○○しまうんですね・・・堺雅人。しかも唐突に・・・
そして主人公は悲壮感が消えた清清しい笑顔で日常の一歩を踏み出していく。
そうですね、この作品は笑顔を失った女性が再び笑顔を取り戻すまでの魂再生の物語でした。