MASTER PIECE

映画 音楽 書籍 etc

ココニイルコト

2013年07月19日 04時00分34秒 | 映画



深夜映画のTVでやっていたので観てみました。

まぁ、ゆるーい男女の人間模様でした。
ラブ・ストーリーと言えなくも無いが、男女の恋愛関係って言うよりも喪失感を持った女性の立ち直り物語ってとこです(笑)
底抜けに明るい大阪の同僚(堺雅人)の影響で過去のトラウマから脱して魂を再生させるコピーライターの女性(真中瞳)

まぁ真中瞳が美人です・・・でもストーリーの中で9割は笑わない。
男目線から言わせてもらえれば、笑わない美人よりもよく笑う不美人のほうがいいです(笑)
でも、喪失感を漂わせた人物の演技としては適役だと思いました。

大阪って笑いが日常生活の一部みたいな演出も随所にあって人情的で面白いですね。

日常的でどこにでもあるようなゆるーい展開の作品でしたが、現実的であるがゆえに自然と感情移入出来ました。

しかし、やっぱりラストは○○○しまうんですね・・・堺雅人。しかも唐突に・・・

そして主人公は悲壮感が消えた清清しい笑顔で日常の一歩を踏み出していく

そうですね、この作品は笑顔を失った女性が再び笑顔を取り戻すまでの魂再生の物語でした。


シンクロニシティ

2013年07月19日 00時44分07秒 | 音楽



80年代の映画で【フット・ルース】ってのがありました。
その映画での一場面の会話・・・

都会育ちの高校生が田舎の高校生に「ポリスって知っているか?」「後ろにいるぞ・・・」
この文章ではなんの事かわかりませんけど、流行に疎い田舎の若者を表現したシーンです(笑)

【シンクロニシティ】=【共時性】っていうアルバムタイトルはかなり捻っているっていうか
歌詞の内容も哲学的なのですけど、乾いたサウンドで展開されるこの作品は驚くほど完成度が高いです。

正直、持っているポリスのアルバムはこれ一枚だけです。
中学生の時に流行った作品なのですけど今聴きなおしても飽きません(笑)

ロックにありがちな愛だの恋だの叫びだの情熱とかとは違った音楽のスタイル・・・
なんでしょうか・・・ポリスの音楽世界がこの作品に凝縮されていてイギリスのパンクムーブメントの最終完成形ですね

これ以降のスティングのアルバムも聴きますけど、このアルバムほど聴きやすくてポップではないのがちょっと残念です。