レッド・ツェッペリンの5作目。
この作品はツェッペリンの中でもかなり後で聴いた作品ですね。
アルバムジャケットのイメージ通り、とっても不思議な感覚を呼び起こす作品です。
自然回帰っていうか、雨や海、丘に広がる草原の風景、語り継がれるケルト民族の歴史や伝承。
音楽っていうのはイメージを限りなく広げる力を持っているようです(笑)
個人的に好きな楽曲は【レイン・ソング】や【ノー・クォーター】ですが。
色々なネットのレビューでは、人気があるのは【ディジャ・メイク・ハー】らしいです・・・
ツェッペリンに関しては、歌詞の世界は興味が無いのでどういう内容が歌われているのか知らない。
今回、CDを引っ張り出して歌詞も読んでみたけど、【ノー・クォーター】はホラーな世界ですね(笑)
【レイン・ソング】は愛の賛歌みたいです。
全体的にメルヘンチックで中世イギリスの原始的で人間賛歌的な作品。
ロックという概念を取っ払って聴いてみると、なんとも言えない味わい深い作品ですね。
しかしこのアルバムジャケットはかなりのインパクトでアートとしても最高水準だと思います。
やっぱり【ヒプノシス】って天才集団なんですねぇ~。
イメージを覆すインパクト・・・てのも有りですけど。
イメージ通りの内容(楽曲)てのも大切だと思います。