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効用 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B9%E7%94%A8
効用(こうよう、英: utility)とは、経済学(ミクロ経済学)の基本的概念であり、各消費者が財やサービスを消費することによって得ることができる主観的な満足の度合いのこと[1]。
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限界効用逓減の法則
https://kotobank.jp/word/%E9%99%90%E7%95%8C%E5%8A%B9%E7%94%A8%E9%80%93%E6%B8%9B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-60295
財1単位の増加から得られる効用すなわち限界効用は,その財の保有量 (消費量) が増加するに伴って低下していくという法則。たとえば2台目の自動車から得る限界効用は1台目の自動車から得るものより小さい。オーストリア学派によって確立された法則。最初に注目した H. H.ゴッセンの名にちなんで「ゴッセンの第一法則」と呼ばれる。
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ごく簡単に言えば、炎天下で喉がカラッカラになっていて、外勤に出ていたら「おいー地方で災害が発生した関係で今日はもう帰っていいぞ」と言う連絡が来たとする(現実問題は永久に来ない話だが、飽くまで仮の話で)。
で、目の前に定食屋があって、焼き鳥とビールが頼める。
ついぞ入って焼き鳥とビールを頼んだ。
一杯目はかなりうまい。五臓六腑に染み渡る。神の飲み物と言えばこれじゃないか。
で飲み干したので2杯目へ。二杯目もまあまあうまい。
3杯目は? うーん。まあうまい。
4杯目は? うーん。もういいかな。
と言う具合に、人間の心理作用として、あれほどまで渇した手に入れたいものには慣れが生じてきて、その回数を重ねるごとに感動や欲望がなくなる、と言うものである。
これが限界効用逓減の法則であると私は認識する。
ここから基礎経済は価格の論に結びつけていると思うのだが、今の所、私がそれを解説してくれる書物に出会うことがなかった(多分世の中にはあるのだろうけれども)。
なので私が勝手にまとめる。
上記のビールの例だといくらで売れるか? と言うことだ。
1杯目だったら条件次第だが800円くらいで売れるだろう。
2杯目だったら条件次第だが600円くらいで売れるだろう(700円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
3杯目だったら条件次第だが400円くらいで売れるだろう(500円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
4杯目だったら条件次第だが300円くらいで売れるだろう(400円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
と言う感じで、人間が何かを欲する時の欲望の穴は次第に小さくなっていき、それを埋める必要最低限の代金は低くなっていく。これが消費者側が提示する価格ではないだろうか。
6杯目くらいだとタダじゃなきゃ飲めない、と言う具合になり、
10杯目くらいだと「金を貰わなきゃ飲めない」と言う具合に価格はマイナスの方に振り切れる。
逆に店側としては固定の代金で売りたい訳で、その釣り合いが取れるところが、価格設定である、と言うものではないだろうか。
私が上手いな、と感心しているのは、スマホの価格設定である。
明らかに複数回購入しているのに、毎度価格が上がると言う逆の作用をもたらしている。
これは複数台所有と言うよりも「バージョンアップによる買い替え」と言うマーケティングが上手く行っているからだろう。
また、iphoneとアンドロイドを見ればiphoneの価格設定も凄いなと思う。
比較対象が安値であるのだが、iphone側はブランドを上手く利用している。
高価格設定にするには消費者側に機能的・数量的比較をさせない、と言う方法があると聞いたが、この例がそれだろう。こちらはブランディングとそれを土台とするマーケティングが上手く行っている。
効用 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B9%E7%94%A8
効用(こうよう、英: utility)とは、経済学(ミクロ経済学)の基本的概念であり、各消費者が財やサービスを消費することによって得ることができる主観的な満足の度合いのこと[1]。
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限界効用逓減の法則
https://kotobank.jp/word/%E9%99%90%E7%95%8C%E5%8A%B9%E7%94%A8%E9%80%93%E6%B8%9B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-60295
財1単位の増加から得られる効用すなわち限界効用は,その財の保有量 (消費量) が増加するに伴って低下していくという法則。たとえば2台目の自動車から得る限界効用は1台目の自動車から得るものより小さい。オーストリア学派によって確立された法則。最初に注目した H. H.ゴッセンの名にちなんで「ゴッセンの第一法則」と呼ばれる。
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ごく簡単に言えば、炎天下で喉がカラッカラになっていて、外勤に出ていたら「おいー地方で災害が発生した関係で今日はもう帰っていいぞ」と言う連絡が来たとする(現実問題は永久に来ない話だが、飽くまで仮の話で)。
で、目の前に定食屋があって、焼き鳥とビールが頼める。
ついぞ入って焼き鳥とビールを頼んだ。
一杯目はかなりうまい。五臓六腑に染み渡る。神の飲み物と言えばこれじゃないか。
で飲み干したので2杯目へ。二杯目もまあまあうまい。
3杯目は? うーん。まあうまい。
4杯目は? うーん。もういいかな。
と言う具合に、人間の心理作用として、あれほどまで渇した手に入れたいものには慣れが生じてきて、その回数を重ねるごとに感動や欲望がなくなる、と言うものである。
これが限界効用逓減の法則であると私は認識する。
ここから基礎経済は価格の論に結びつけていると思うのだが、今の所、私がそれを解説してくれる書物に出会うことがなかった(多分世の中にはあるのだろうけれども)。
なので私が勝手にまとめる。
上記のビールの例だといくらで売れるか? と言うことだ。
1杯目だったら条件次第だが800円くらいで売れるだろう。
2杯目だったら条件次第だが600円くらいで売れるだろう(700円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
3杯目だったら条件次第だが400円くらいで売れるだろう(500円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
4杯目だったら条件次第だが300円くらいで売れるだろう(400円だとちょっと高いな・・・くらいの感覚)。
と言う感じで、人間が何かを欲する時の欲望の穴は次第に小さくなっていき、それを埋める必要最低限の代金は低くなっていく。これが消費者側が提示する価格ではないだろうか。
6杯目くらいだとタダじゃなきゃ飲めない、と言う具合になり、
10杯目くらいだと「金を貰わなきゃ飲めない」と言う具合に価格はマイナスの方に振り切れる。
逆に店側としては固定の代金で売りたい訳で、その釣り合いが取れるところが、価格設定である、と言うものではないだろうか。
私が上手いな、と感心しているのは、スマホの価格設定である。
明らかに複数回購入しているのに、毎度価格が上がると言う逆の作用をもたらしている。
これは複数台所有と言うよりも「バージョンアップによる買い替え」と言うマーケティングが上手く行っているからだろう。
また、iphoneとアンドロイドを見ればiphoneの価格設定も凄いなと思う。
比較対象が安値であるのだが、iphone側はブランドを上手く利用している。
高価格設定にするには消費者側に機能的・数量的比較をさせない、と言う方法があると聞いたが、この例がそれだろう。こちらはブランディングとそれを土台とするマーケティングが上手く行っている。
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