とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

方式選択における「注目されている」と言う表現の無責任さ加減

2024-06-02 23:33:07 | 文章・日本語・言葉
方式選択における際、「注目されている」と言う表現があるが、これが無責任に感じる。
広告界隈の文章でありがちだが、これを書いていこう。

とある人が、やり方が分からずに困っていたとする。
その人にアドバイスや指示、あるいは提案などをする際にはどうすればいいだろうか。
この時の段階的表現を考える。

1.適切な答えを出す
  「〇〇をするには〇〇をして下さい」

  例)「試験会場に行くにはBの通路をお通り下さい」
  この表現には、発言者側に責任がある。受け取り手側には選択権はない。

2.提案を一つ出す。
  「〇〇をするには〇〇と言う方式はいかがでしょうか」

  例)「この予算ですと、この車がベストかと思いますがどうでしょうか」
  この表現には、発言者側に若干の責任がある。
  選択後の責任は受け取り手が承諾した後に受け取り手が持つ。
  受け取り手側には他の選択権を類推することは提示されない。

3.提案を複数出す。
  「〇〇をするにはa,b,cの方式が選べますが、いかがですか? 」

  例)「住宅購入の候補として提示できる物件は、当店ではa,b,cの3つになります。」
  この表現には、発言者側に若干の責任がある。
  選択後の責任は受け取り手が承諾した後に受け取り手が持つ。
  受け取り手側には他の選択権を類推することは提示されないが、2よりはマシになった。

4.「注目されている」と言う

  例)「今、ダイエットの方法では、〇〇と言うやり方が注目されています」
  この表現には、発言者側に責任はない。
  選択後の責任は受け取り手が承諾した後に受け取り手が持つ。
  受け取り手側には他の選択権を類推することは提示されないが、複数ある選択肢の内、その内の1つが群衆から興味関心のアプローチと言う接触を受けている。

  と言う感じで、広告戦略としては、発信側に責任なし、しかし受け取り手側に最大限の興味を持ってもらうという表現において、この意味では最高の文章にはなっているが、しかし消費者側にとっては「じゃあそれをやるとして、何かマイナスの結果が出た時には誰が責任を取るんだ? 」(誰も責任を取らない)と言う意味で最低の文章であり、かつ、能動的なマーケット発掘作業と言う広告効果の最大化の割には効果を保証しない、それどころかマイナスになっても責任を取らない、と言う、広告資本主義のグロテスクな内部的構造をここに見ることになり、根深い闇と気持ち悪さを感じるものである。
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エブエブで一瞬だけ出ていた絵画

2024-06-02 22:56:10 | 映像作品視聴感想
これ。


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私が考えるエブエブの「こうしたら良かったのに」と言う改良案。

2024-06-02 22:38:44 | 映像作品視聴感想
・マンネリでも書く。

・まずアジア人中年女性主人公は、コインランドリー経営ではなく、アメリカ中華街の女ボスで、チャイナタウンの一角を取り仕切る人間に。

・中華街のアメリカ内での役割とそこにある強力なパワーを紹介。

・対立グループと衝突。
・和解。

・更にでかい対立グループを出す。
・最初の敵と共闘。

ほんまこれよ(またワンピファンを敵に回す画像を貼る)。



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映画を料理に例えて評価チェック

2024-06-02 21:05:00 | 映像作品視聴感想
どの映画がいいという点においては表現が難しい。
世間の評判はどうか、それに対して自分が見た感想はどうであったか。
評価が一致する映像作品に関しては比較的表現もしやすいし、また表現を受け取る方としても分かりやすいが、評価が一致しない映像作品に関しては、自己の感想が他人に伝わらないことも往々にしてある。

と言うことで一つの試みとして、「映画を料理に例えるなら、どういう料理だったのであって、順位はなんぼだ」と言うのをやっていきたい。

では5/1〜6/3において見た映画での料理表現と順位を書いていく。

1.アンパンマン いのちの星のドーリィ

 いわゆるお菓子であったが、しかし職人が作った奥深さが狂気の粋に達している。
 子供には逆に食べさせられない。
 なんであのアンパンマンが死ぬ時に、テーマ曲が短調に転調するんだよ! 
 これ子供向けアニメだぞ? 
 大人にはおすすめ。

2.紅い眼鏡

 ドブ板のむこうにある、薄暗くて何やっているのか分からない和食屋。
 メニューも意味分からん。しかしところどころにやりたいことの技巧と、それをこなした演者の動きが素晴らしくてまた見ようかななどと思ってしまう。できるだけ入らないようにしたい。

3.ゼイリブ

 他人には勧められない定食屋。定番メニューを期待すると消化不良で肩透かしを食う。
 しかし裏にある資本vs労働のテーマが読めると、あの拍手のシーンがもう一回見たくなる(本当今の世の中を写している感じがして気持ち悪くて)。

4.RRR & バーフバリ全

 もうまごうことなきインド料理。インド料理食いたければこれ食え! みたいな。
 一般にもお勧めできる内容だが、量が多すぎてしばらくインド料理は食いたくなくなる。

5.マッハ!!!!!!!!

 まごうことなきタイ料理。
 インド料理に比べればかなり地味ではあるが、「ああ〜この地味なキックがいいんだよね〜」と舌づつみ打ちたい場合はこれ見た方がいい。

6.トップをねらえ!&トップをねらえ!2

 日本の料理ではあるが、和食ではないという日本アニメあるあるの料理。
 料理の分類で言えば「ザ・アニメ」。料理として例えようがない。
 ちょいエロどころかもろにばっちり正面から作っているところがあるので、一般には紹介できない。

7.宇宙からのメッセージ

 洋食のパクリだったが、かなり日本風にアレンジしてて私は好き。
 ただし一般には紹介できない。

8.ZIPANG

 とにかくはちゃめちゃで、そういうのを楽しみたい人向け。一般向けではない。

以下は自己評価はできなかった店の巻。

9.サマーウォーズ

 子供向けのパフェ屋。大人も入れるが、味が薄くて二回目は入れない。
 いや子供向け(&ファミリー向け)であればこれは正解だったかもしれんが・・・。
 かなり薄味なので人には勧められる。

10.リベリオン

 蕎麦屋。蕎麦の技術を見に店に入った。味はまあまあ。

11.セッション

 ジャズ喫茶。だが店長が店員を超絶パワハラでいじめまくる。
 ただ狂気の向こう側にある演奏はピカイチ。もう一回入ろうとは思わない。

13.ジョーカー

 ほんま普通だった。
 料理の最後もうちょいひねり加えんと。

14.カメラを止めるな

 私は本当好き。
 誰もが「一回入るんだったらいいんじゃない? 」と言う作品だと思う。
 そういう前評判だったし、私もその感想だ。

15.ニュー・シネマ・パラダイス

 古き良き洋食屋。おふくろの味だが、ものっそい味が薄い。
 癒やされたい時に入る店。あの古き良き人達を思い出したい時にね・・・。

16.タイム

 おされファーストフード。んーでも言うほどか? 
 人には紹介できる。

17.ロードオブザリング全

 おされファミリー向けレストラン。
 かなりの大作で評判も上々なのだが、しかし言うほどか? と。
 人には紹介できる。

18.メン・イン・ブラック

 有名レストラン。
 評判も上々で後味もいいが、しかし言うほどか? と。
 人には紹介できる。

19.エブエブ

 マジで何のメニューを出しているのか謎。
 中華風なのか? 未来なのか? SFなのか? LGBTQなのか? 
 例えればスパゲティーの麺をラーメンのスープにつけてそこにチャーハンとハンバーグとハンバーガーとフライドポテトを入れてかき混ぜた感じのメニューが出る。
 あと途中に下ネタが出るのはあれギャグだと思うんですが、ああいう安直で低レベルなのは・・・
 「マダム・ハ・ヤメテ・ジェニーヨ」くらいの上品さがないと・・・
 まあ好きな人は好きなんでは、と。なぜかミシュラン三ッ星を取った。
 ただ、最近の映画界でのミシュランは、「どのくらいの美味しさだったか」ではなく、料理人の人種は何か、持っている精神病は何か、料理のテーマはLGBTQに配慮しているか、食材は欧米主体ではなく満遍なく世界各地から取られているかなどで判断していて、多分料理自体は味の考慮をしていない。

20.ファイトクラブ

 ジャンクフード屋。かっこいい店員がいるので、女性向けかもしれん。
 でも本当それだけ。ちょっとだけ料理に工夫がされているので飯を食ってても疲れない。

21.パンドラム

 どういう料理だったか全然憶えてない。
 本当にヒマで死にそうだったら見れば? と人に紹介する作品。

22.エビボクサー

 完全にB of the B。
 見たの5秒くらい。本当に映画と言う外食フリークが「もう飽きたよー」と言う時に最後の最後で紹介する感じ。
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RRR視聴

2024-06-02 17:23:37 | 映像作品視聴感想
・インド映画三本目。
 アマプラで100円。
・本当面白い。
・子供を救うシーンの時に流れるBGMがあるじゃん? これがもう最高にイカす。
 「虎と狩人の間に
  首と絞首台の間に
  燎原の火と雹を降らす嵐の間に
  太陽と雨雲の間に
  存在する絆
  流転する数奇な物語
  友の手は固く結ばれた
  この手は命を救うのか
  それとも奪うのか」
・で、よく分からんが、人間ピラミッドを二人が登っていくシーンあるやん? 
 「ドドドンドドドドドンドド?⤴ ドドドンドドドドドンドド⤵」の部分。
 人間ピラミッドを上空から映し出す時に円陣組んだ人達が頭を動かすダイナミズムがもうたまらん。
・機関車脇での意味ないジャンプ。ああ〜この昭和にあった無意味だけれど躍動感感じるエネルギーよ。
・「マダム・ハ・ヤメテ・ジェニーヨ」
 この辺りの蒟蒻問答チックな勘違いギャグとか世界共通なんだな、と。
・あとあれだけ植民地支配のイギリスをくさしている作風なのにも関わらず、「イギリス人の女性は綺麗だ」的な刷り込みがあって残念な気持ちになった。洗脳されてるような気がする。
 でもまあ実際にはイギリス人女性は綺麗な人多いと思うけれども。
 しかしインド人にも美人いるだろ! 

・ナートゥ。ダブル主人公で大丈夫か? と思ったが、これはダブルで正解だった。
 やっぱインド映画のダンスには土埃がないとな。

 イギリス上流の優雅な舞踏会に「土煙を上げて猛進する雄牛 母神に捧げる渾身の踊り サンダル履きの大立ち回り あるいは唐辛子入りの雑穀パン」と言う歌で殴り込みをかけるのが本当いい。ここは自分の国の文化で正面切って、実力でメガトンパンチを食らわす。

 細かいツッコミを入れると、インドの炎天下の青空の下で舞踏会やるのはちょっと無理があったな・・・と言う。
 地面の問題はクリア。外で舞踏会やるのはギリでありとして、そこでやっているのは舗装された地面や、芝生のところから、ナートゥで移動した先、その下はちょっと乾いた土の地面でナートゥ。激しい舞踏に舞う土埃。インドのダンスはこれでいい。

・で、私がちょっと残念に思うのが、植民地支配での鬱憤をその方向で晴らすか? と言うこと。
 なんだかんだでイギリスの男社会は屈服させたいし(分かる)、しかしイギリスの女性になびいて欲しい(分からない)と言うインドの社会的な闇を感じた。言うて当時のイギリス人の現地女性もインド人に優しくなかっただろ的な。

下記は仏領インドシナの映像だが、欧州のアジア植民地支配と現地の状況はこんなんだった。


 私が考える「インド的正しさ」はイギリスの男社会は屈服させ、イギリスの女性社会からのインド人男性の蔑視もなくす、と言うこと。別にこちらになびかなくていい。
 あるいは逆にイギリスの文化をインドに飲み込むべき。

・これは私がインド人でもインド周辺国やかつての宗主国のイギリス人でもないからこう思うのかもしれないが、インド人が活躍する映画と言うのはインド周辺国やかつての宗主国のイギリス人だと楽しめないのかね。

・この時点でどっちがビームでどっちがラーマか分かってない自分。

・ビームを自宅に招待するジェニー。
 いや邸内に護衛がいるにしても、会って数時間の男を招待しちゃあかんだろ。
 今回たまたまビームがいいやつだったから良かったけれども、インド人にも危険な男が沢山いるっていうのはインド人自身が分かっとることやん。

・夜の舞踏会。映画における演出での照明が凄いきらびやかだが、2022年製作のこのインド映画ができているということは、現代のインドが1920年のイギリス統治を超えていることを示している。

・行っけぇーーああーーー! インドの動物たち! 

・車に乗せた女性とウィンドウガラスに映る炎! そう! こういうのが見たかったんだよ! 
・炎の馬車に乗って登場したラーマ! そう! こういうのも見たかったんだよ! 
 おいこらハリウッド見てるか? 

・カロリーましましラーメン全部乗せはこうやるんだよ! エブエブの監督見てるか? 

・警察官になったラーマ。「罪を犯してない」と言うビーム。
 いや本当、罪を犯しているのはインドとイギリスのどっちなんですかねえ・・・(にちゃあ)。

・マッリにピストルを向けるviceroy。いやあれ演出としてはベタだけれども、あれで発砲したら、周囲も危険だから絶対発砲せんやろ的な。

・血が眼球に! うおおお! そう! こういうのが見たかったんだよおおおい! 

・ラーマはコードギアスで言うスザク的ポジションだな。
 犬とか言われて自己の中に矛盾を抱えながらも、自分の理念を貫き通したいと言う。

・と思ってたらスパイかーい。

・ビームがラーマを助けるシーン。
 そうそう暗がりの中での撮影の明度を凄い気にしてたんだけれども、これがベスト。
 月が満月で薄明かり、からちょっと明るいくらいの。
 何がいいかというと、主人公がくっきり見えるだけでなく、周辺も分かる=構図も分かる、風景も分かるでこういうのがいいのだ。

・ラストで主題歌挿入! うおおお! 行っけえええええあああ!!!!

山火事と洪水の友情
成文律と不文律の友情
炎と氷河の抱擁
それが彼らの友情
っヘイ! っヘイ! っヘイ! っヘイ! っヘイ! っヘイ! っヘイ! 

・冷静になって考えてみると日本のアニメと同じ手法だな。


ラーマはラグ家の末裔
戦の英雄 王威を放つ者
その弓矢はシヴァ神のように頑強
その音の気配は敵を恐怖に陥れる
ラーマはラグ家の末裔
戦の英雄 王威を放つ者
ラーマはラグ家の末裔
戦の英雄 王威を放つ者

と言うことでダンスのエンディング。

あれ? これさっき殺された提督じゃないか? 
いや蒲田行進曲もこういうのエンディングであったと思うんだけれども。

以上です。

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