2006年の4月から5月とわずかに2ヶ月であったが、ほんのチョイと仕事でお付き合いしたSさんという広島出身の人がいる。
この人は非常に真面目で几帳面かつ、記憶力が半端なくいい人だったので、私のことを覚えていると思うが、この人のことをうろ覚えながらに思い出す。
この人と、これとは対照的に本当に不真面目、ふしだら、やる気もないという先輩Sさんがいて、同じイニシャルなのでややこしいが、この真面目Sさんと不真面目Sさんはちょっとだけ衝突していた。
真面目Sさんは、不真面目Sさんのことを「ったく、きっちりやれよなあ」と攻撃的な愚痴をこぼしており、不真面目Sさんは不真面目Sさんで、真面目Sさんのことを「あいつは細かすぎんだよ」とこれまた愚痴をこぼしていた。ちなみに二人とも同じチームだったが、表面的にうまくやっていたようだった。
結果として、真面目Sさんは二ヶ月でいなくなり(そもそもそこでチームから抜ける予定であって、私が代理で入った格好)、どちらの言い分が正しいかというと、真面目Sさんに結果的に軍配があがった。
なぜかというと、その二ヶ月の間、不真面目Sさんは私の先輩であったので色々と指導を私にしたが、「この辺は細かくつけなくていいんじゃないかなあ、俺は適当だけれど」という言葉を2・3回かけるようになっていた。
本当にいやらしいと思うのが、「○○をしろ」という指示をしないのである。「俺は○○と思うんだけれどなあ」だとか「○○って○○じゃなかったっけ」という提案ベースの言い方で、きっちりと指示をしないのである。何かあった時に逃げるためだ。
話を戻すと、上記の言葉を圧力に感じた私は、数回言われて何もせず、先輩の言うことも聞かずに、トラブルが起こすのもまずいと思い、それに従った。
2年後、それが原因でグループ会社課長に咎められることになる。いわば、大雑把すぎたから、とのことであった。
無論咎は私が受けたが、同じことをやっていた先輩にそういう指導が行ったとは聞かなかった。
・~・~・~・~・~・~・~・
記憶力と言えば、私は仕事について、もう殆ど記憶力を発揮することができない。
仕事と聞くとビタっと思考が止まる。仕事=人生の破滅なのだ。だからその毒沼に身を浸からせないよう、足を入れないように注意深く歩を進めているが、それと同時に、本当にこのままでいいのか、貢献できなくていいのかという反問もしたりする。
だいたいにして、私は昔のことに記憶領域を割きすぎなのだ。
例えば、昔仕事を一緒にして、私をよく攻撃してきた人の名前が思い出せなくて、「うーんうーん、あの人誰だっけ・・・あのキャバクラからおっぱぶに行ってそこから更にソープに行ってそれをゴールデンコースと呼んでて、マジックマッシュルームはやったことあるけれども大麻はやったことがないと言っていて(これは2014年の12月に言っていた)、課長のYさんに裏カジノに行っているのをネタにされていたあの人は誰だっけ・・・うーんうーん」と唸ってそれでも名前が出て来ないので、過去の記録を調べたら、「あっM・Mさんかあ」と分かるような按配だ。こんな具合で記憶が出て来ない。
この人は非常に真面目で几帳面かつ、記憶力が半端なくいい人だったので、私のことを覚えていると思うが、この人のことをうろ覚えながらに思い出す。
この人と、これとは対照的に本当に不真面目、ふしだら、やる気もないという先輩Sさんがいて、同じイニシャルなのでややこしいが、この真面目Sさんと不真面目Sさんはちょっとだけ衝突していた。
真面目Sさんは、不真面目Sさんのことを「ったく、きっちりやれよなあ」と攻撃的な愚痴をこぼしており、不真面目Sさんは不真面目Sさんで、真面目Sさんのことを「あいつは細かすぎんだよ」とこれまた愚痴をこぼしていた。ちなみに二人とも同じチームだったが、表面的にうまくやっていたようだった。
結果として、真面目Sさんは二ヶ月でいなくなり(そもそもそこでチームから抜ける予定であって、私が代理で入った格好)、どちらの言い分が正しいかというと、真面目Sさんに結果的に軍配があがった。
なぜかというと、その二ヶ月の間、不真面目Sさんは私の先輩であったので色々と指導を私にしたが、「この辺は細かくつけなくていいんじゃないかなあ、俺は適当だけれど」という言葉を2・3回かけるようになっていた。
本当にいやらしいと思うのが、「○○をしろ」という指示をしないのである。「俺は○○と思うんだけれどなあ」だとか「○○って○○じゃなかったっけ」という提案ベースの言い方で、きっちりと指示をしないのである。何かあった時に逃げるためだ。
話を戻すと、上記の言葉を圧力に感じた私は、数回言われて何もせず、先輩の言うことも聞かずに、トラブルが起こすのもまずいと思い、それに従った。
2年後、それが原因でグループ会社課長に咎められることになる。いわば、大雑把すぎたから、とのことであった。
無論咎は私が受けたが、同じことをやっていた先輩にそういう指導が行ったとは聞かなかった。
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記憶力と言えば、私は仕事について、もう殆ど記憶力を発揮することができない。
仕事と聞くとビタっと思考が止まる。仕事=人生の破滅なのだ。だからその毒沼に身を浸からせないよう、足を入れないように注意深く歩を進めているが、それと同時に、本当にこのままでいいのか、貢献できなくていいのかという反問もしたりする。
だいたいにして、私は昔のことに記憶領域を割きすぎなのだ。
例えば、昔仕事を一緒にして、私をよく攻撃してきた人の名前が思い出せなくて、「うーんうーん、あの人誰だっけ・・・あのキャバクラからおっぱぶに行ってそこから更にソープに行ってそれをゴールデンコースと呼んでて、マジックマッシュルームはやったことあるけれども大麻はやったことがないと言っていて(これは2014年の12月に言っていた)、課長のYさんに裏カジノに行っているのをネタにされていたあの人は誰だっけ・・・うーんうーん」と唸ってそれでも名前が出て来ないので、過去の記録を調べたら、「あっM・Mさんかあ」と分かるような按配だ。こんな具合で記憶が出て来ない。