人間の近くにいる動物というのは不思議と愛らしい。
動物が好きな人は沢山いると思う。それはその外見のみならず、その行動が人間の心を捉えるからだ。
この世の中の動物好きを分類するのはいくつかあるが、その中でも大別できる分類方法として犬派か猫派か、というものがある。
行動という面に則して言うのなら、犬派は忠実である所が良い、猫派は自由奔放なところが良い、という部分に分かれるのではないだろうか。
私は元来猫派のつもりだったのだが、どうも犬派なのではないかと思うようになってきた。
そう思うようになったのは現在週刊誌などで連載している二つの漫画がきっかけだった。
一つは、「ユキぽんのお仕事」。これは元々人間のように二足歩行をし、日本語でしゃべり、思考し、働くネコ(ユキぽん)が主人公なのだが、その脇役に犬彦という犬のキャラクターが登場する。
この犬彦はユキぽんと同じく人のように二足歩行をして、人と同じように仕事をするのだが、真面目にアルバイトをするユキぽんとは異なり、犬彦は事業を立ち上げたりする。しかし、事業が軌道に乗った後は凋落したり、あるいは事業そのものが軌道にのらなかったり、あるいは恩人への人助けをしたがおおごとになってしまったので何も別れの挨拶もせずに立ち去ったり、欲望もそれなりにあるけれども、善意の心も少なからずあって、それをしたところで報われない・・・などと普通の性格ながらも、しがらみの多い犬だ。
そして漫画の中のキャラクターながら、この「ユキぽんのお仕事」を読み進める内に、この犬を私は大好きになってしまった。どうもこの失敗を重ねて無言でコマを進める犬は、自分に似ていて、自分と同じ悩みを持っているのではないか、と思える。
もう一つは「いとしのムーコ」。こちらは日本語で思考するのみで、それ以外は普通の犬と変わらない。ただただ登場キャラクターの犬の純粋な思考が愛らしい。
動物が好きな人は沢山いると思う。それはその外見のみならず、その行動が人間の心を捉えるからだ。
この世の中の動物好きを分類するのはいくつかあるが、その中でも大別できる分類方法として犬派か猫派か、というものがある。
行動という面に則して言うのなら、犬派は忠実である所が良い、猫派は自由奔放なところが良い、という部分に分かれるのではないだろうか。
私は元来猫派のつもりだったのだが、どうも犬派なのではないかと思うようになってきた。
そう思うようになったのは現在週刊誌などで連載している二つの漫画がきっかけだった。
一つは、「ユキぽんのお仕事」。これは元々人間のように二足歩行をし、日本語でしゃべり、思考し、働くネコ(ユキぽん)が主人公なのだが、その脇役に犬彦という犬のキャラクターが登場する。
この犬彦はユキぽんと同じく人のように二足歩行をして、人と同じように仕事をするのだが、真面目にアルバイトをするユキぽんとは異なり、犬彦は事業を立ち上げたりする。しかし、事業が軌道に乗った後は凋落したり、あるいは事業そのものが軌道にのらなかったり、あるいは恩人への人助けをしたがおおごとになってしまったので何も別れの挨拶もせずに立ち去ったり、欲望もそれなりにあるけれども、善意の心も少なからずあって、それをしたところで報われない・・・などと普通の性格ながらも、しがらみの多い犬だ。
そして漫画の中のキャラクターながら、この「ユキぽんのお仕事」を読み進める内に、この犬を私は大好きになってしまった。どうもこの失敗を重ねて無言でコマを進める犬は、自分に似ていて、自分と同じ悩みを持っているのではないか、と思える。
もう一つは「いとしのムーコ」。こちらは日本語で思考するのみで、それ以外は普通の犬と変わらない。ただただ登場キャラクターの犬の純粋な思考が愛らしい。