とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

移民反対とは排外主義であるか

2018-10-16 05:45:11 | 哲学・社会
私は移民反対派なのであるが、排外主義であるだろうか? 
答えは部分的にイエスであり、部分的にノーである。

と言うのも、私の周囲では、就労している外国人が結構いるのだが、その人達に出て行け! と言う感情は沸かない。
むしろ日本にいるのにすごく優秀すぎて、「なんで日本を選択したんですか? 」とその人達に聞いている(悪い意味ではなく、単純に興味本位で)。
性格もみんな良くて、ずっと日本にいて欲しいくらいだ。

それであるが、じゃあなぜ移民に反対なのか、と言うと、海外ニュースに接すると、移民という社会政策はマクロ的に治安の悪化をもたらすからだ。

チョムスキー氏や竹中氏などは、それは数字的に稀有だから心配しなくていい、と言うのだが、私は反対だ。
例えば発がん性物質のある薬品だが、数字的に問題ないので経口摂取してくれないか、というと、健康上の判断があるので、それは私は食べれない。
いや、将来的に問題は起こるかもしれないが、必要なカロリーはまかなえるんだよ、数字的には問題ないと言われても、それはちょっと・・・と言う感じになる。そもそも世界はその体の維持に気を使うまで困窮しているのか? 
そもそも社会政策と言うのは絶対ではなく、誤る可能性が多分にある。だから、点検と検査を都度都度していかなければいけない。
C型肝炎(薬害肝炎)、アスベスト、サリドマイド禍・・・

と言うことで、ミクロ的視点、つまり私個人の単位での見解で見れば外国人はいい人が多いなあ、とは思うのだが、マクロ的視点、つまり社会政策と現在の社会潮流、及び欧州で議論を醸している移民の是非について考えると、それは政策としてはやめたほうがいいだろう、と言うことになる。
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世界は良くなっているか? 悪くなっているか? 

2018-10-13 02:22:44 | 哲学・社会
答えはイエスでノーだ。

まず、世界は確実に良くなっていると言う発表から。

スティーブン・ピンカー: データで見ると、世界は良くなっているのか、悪くなっているのか? | TED Talk
https://www.ted.com/talks/steven_pinker_is_the_world_getting_better_or_worse_a_look_at_the_numbers/transcript?language=ja#t-721112

進歩などというものが あるのだとしたら 何がそれを引き起こすのか? 進歩は神秘的な力でも 弁証法的に 我々を向上させ続けるものでもありません 摩訶不思議な力で歴史が 公正へと向かうわけでもありません 進歩は思想によって導かれた 人間の努力の結果です それは18世紀の啓蒙主義に 端を発する思想― つまり 人間のあり方を改善する 理性と科学の力を用いることで 我々は徐々に成功を 収めることができる— という考え方です 進歩は必然なのでしょうか? もちろん 違います 進歩が 絶えず あらゆる場所で あらゆる人に あらゆることの改善を もたらすわけではありません そうだとしたら 魔法のようですが 進歩は魔法なんかではなく 問題解決です 問題は必ず起こるものであり 問題を解決すると 別の解決すべき問題が出てきます 現代の世界が直面する未解決問題は 規模が非常に大きく それには気候変動や核戦争などの リスクが含まれます しかし それは来るべき 終焉としてではなく 解決すべき問題として 捉えるべきであり 積極的に問題解決に あたるべきです たとえば 気候変動対策として 脱炭素化を強力に進めるとか 核戦争を避けるため 核兵器を全廃するといったことです


さて、これに私から反論する。

世界は数字として確実に良くなってきている。一方で、それは「良くなっている部分」と「悪化している」部分に切り分けるべきだ。
どういうことかというと、啓蒙主義によって、科学が発展し、それに伴いハーバー・ボッシュ法が生まれ、今まで生んだよりだった農作物の窒素固定が人工肥料によって人工的にできるようになった。
人口増加は等比級数的に増えていくのに対し、その食料生産は等差級数的にしか増えない現状は、必然的に人口の増加を抑制するとする説、いわゆる「マルサスの罠」はここで打ち破られた。

一方、啓蒙主義によって発生した科学技術は後に大国同士の軍事発展を助長し、第一次大戦ではその啓蒙主義によって発生した科学技術により、大量の戦死者を出す最初の大戦が行われてしまった。本来、啓蒙主義では、科学技術と言う啓明をろうそくの炎のように一人ひとりにつけて周り、それがいつしか人類社会の発展・繁栄につながると約束していたのだったが、その啓蒙主義は、大規模社会の破壊と言う結果に帰結するにあたり、ここに見直しをせまられるのである。これは核戦争による冷戦にまで至らしむる。

そう、今の世の中は啓蒙主義による恩恵と破壊の兆しがあり、破壊の方は各国が頑張って踏みとどまって、あるいは踏みとどまらせている最中なのだ。

講演のスティーブン氏の主張は、ミクロ的視点では正しいが、マクロ的視点ではやや補足が必要なのである。


直近の人類はこの流れから外れることはないだろう。
科学啓蒙によった知体系の応用と、資本集約と科学技術への投資と言う正のスパイラルは今後もずっと続く。
これは資本主義の景気循環、即ち、投資による利益獲得と、回収不能による破綻を繰り返しながら、累積したものを未来につなげるかたちで発展を続けていく。

おそらく大規模な破綻が見えるのは今後数百年後だ。
人類史では科学技術や知体系保持が後退したことが一度ある。
ローマの中期~崩壊から中世ヨーロッパにかけての知識の喪失である。

ギリシャ時代に発見されていた地球球体説は、キリスト教地誌学を著したコスマス僧によって否定された。
アレクサンドリア図書館の焼失と襲撃のためにその知体系が失われた。
スペインのセゴビア水道橋は、建設技術が失われ、その後の人たちは「人間が作れるわけがないからこれは悪魔が作った橋なのだ」と言うおとぎ話を作るまでに至った。

現在においては、インターネットが知の源泉たる形で繁栄と富を生み出している。
それが今後、歴史の潮流か、あるいは人間の管理能力のなさか、あるいは人類の暴力性に依存するか、偶発的事象かは分からないが、破綻しないとも限らない。

スティーブン氏の主張はここが抜けている。
それではその絶望に屈するしかないのかというとそれもノーである。

スティーブン氏はマクロ的視点の課題を捉えきれなかった。
ならばそれを課題として捉え、そこの解決を目指せば良い。
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人間はなぜ不要な対外的感情を表に出してしまうのか

2018-10-08 22:22:08 | 哲学・社会
例えば失望・心理的疲労をした時のため息や、あるいは、欧州圏でのfacepalmと言う仕草は、相手に不快感を表明するための動作であるならばまだしも、一人でいる時にもやったりする。
これはなぜだろうか。

私が個人的意見として考えるに、これは人間の習性である。
ため息(日本語ではため息、英語ではsigh)と言う言葉があるように、言語が違えどそういう感情に基づく仕草をしてしまうのは、人間の習性と見て良いように思う。

これは呼吸や口の発生にまつわる人間の生理的仕草、例えばくしゃみやゲップ・あくびに次ぐ、感情面で表現する際の人間の感情的仕草とも言える。

さて、facepalmはどうかというと、欧州圏と日本での対比と言う限られた範囲で言えば、これは欧州圏でしか行われず、日本には無い仕草や習慣である。よって、facepalmに該当する日本語が存在しない。

人間の感情に基づく仕草は、私は当初、その自分の感情を表明する相手がいるからこそ、その相手に向かって行うものだと思ってきたのだが、しかし実際にはそうではない。相手がいなくとも、「人間の本能に従い、自らの心情を外的表明する」行いを、人間一人で行ってしまう生物が、人間なのだ。言わばこれは人間の本能であり、習性である。

かつ、心情的疲労を起こした時の「疲れた」と言う言葉についても同様で、これも一人でいるのにもかかわらず、対外的に口に出してしまうのは変でも何でもなく、あるいは相手がいなくても言葉に出してしまうもので、人間の本能に従った結果。その生理的反応に次ぐ、感情的反応の結果としてそうしてしまうのだろう。

怒りや悲しみなども同様で、対外的には悪い結果を引き起こすからやめれば良いのに、そのコントロールができないのは、その人間個体のコントロールが、理性ではなく感情に支配されているためとも言える。

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運の要素を極限まで小さくする 神にダイスを振らせない

2018-10-08 13:06:47 | 哲学・社会

ビル・グロス: 新規事業を成功させる一番の原因 | TED Talk
https://www.ted.com/talks/bill_gross_the_single_biggest_reason_why_startups_succeed/transcript?language=ja

要するに私の結論は 運営は絶対重要で アイディアも重要ですが タイミングはもっと重要なのです そしてタイミングを見極める 最高の方法は 皆さんが世に出す製品を 顧客が使う準備ができているか 真に見極めること そして どんな結果がでても 否定的にならずに 真摯に受け止めること 自分の好きなものがあれば 世に出したいと思うでしょうから でもタイミングという要素に対して 真摯にならねばなりません


と言うことでこれは天地人の考えに相応する。
人のアイディアは必要で、それ以上に地の利は必要だが、一番運命を大きく左右するのは天のタイミングである。

魚を捕るために苛烈なる川に飛び込んではならない。
養殖をするという一番地味で新鮮味がないが、しかしかつ安定した利益を出すことをしなければいけないのだ。
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無知とは無学であり、無学とは無力である

2018-10-08 13:01:55 | 哲学・社会
 
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