とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

学生はなぜお金を稼いではいけないのか? 

2019-03-24 00:31:02 | 哲学・社会
学生はなぜお金を稼いではいけないのか? とはタイトルに書いたものの、何も日本ではそう禁止されていないし、「学生だからこそジャンジャン稼げ」などという人もいるだろう。

しかし日本社会に通底するモラルの認識では、「学生は学業が本分であるのだから、お金を稼ぐことは考えずに、学業にいそしみなさい」と言う考え方が一般的である。

これは児童労働に対する反省でもあり、社会人になった時、教養の一つも持っていなければ文化人として生きることもできないという危惧からでもあろう。

しかしその一方で、多数の面から学生の金稼ぎについての考え方を改める必要があるのではないかと私は考えている。
一応注釈を加えるが、この金稼ぎについては、「健全な方」での金稼ぎを示す。
例えば、上智大学の女子学生がキャバクラや風俗バイトで稼ぐことは想定していない。

1.そういう時代ではなくなったこと

 そもそもが高度経済成長期などとくらべ、日本人のサラリーマン生活による生涯就業モデルが崩れ去っている。
 相対的貧困、格差拡大、日本人の経済面における余裕がなくなったことで、既存の教育モデルを社会構造的変化に併せて変えなければいけなくなったと言うことだ。

 だから健全な面での金稼ぎの機会を学生に与えるべきなのだ。
 ちなみに女子大生がキャバクラや風俗でバイトしているのを、肯定的に是認している大学教授がいるとのことだが、こうあってはならないように思う。論理的に逆の立場で考えれば、この大学教授は食うに困ったら自分のケツの穴を売るらしいので、そういう人の言うことを聞いていては健全な社会が構築できない。

2.子供は働きたがっている

 今キッザニアが人気なのは、子供が「働くと言う社会貢献をして」「お金を稼ぐ」と言う体験をしたいからだ。
 こうした意味において、子供には使命感があり、そしてそれを良く育んでいく必要がある。
 勿論、大人になってからは見えない壁に挫折もしたり、絶望もしたりするだろう。だがこれは後のことである。
 子供自らがそういう機会を望んでいるのだから、それを育成するのは悪いことではない。

3.金を稼ぐ体験と言うものを、教育の一過程として組み込む。

 そもそもが雇われという搾取が労働であるので、自資本による自分の稼ぎを得ると言う体験をしておくべきなのだ。
 現在は生涯雇用、終身雇用がそもそも崩れているので、どこかに属して一生安泰というケースがもう望めなくなっている。
 そこで、日本人が生涯で生き抜く体力を経済経験としてつけておくために、そうした金稼ぎの体験をしておくべきなのではないか。

 これは搾取体験と、自資本による全ての利益が自分に返る、と言う体験の二種類を経験させておくと良いように思える。


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欧米にアミニズム信仰が無いという理解は正しいか、と言う小さなメモ

2019-03-23 23:41:51 | 哲学・社会
歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリが、その著書「サピエンス全史」で述べるには、アミニズムとは人間が動物と世界を支配する構図ではなく、霊性の円卓に対し、人間が他の動物と同じように並んで座ると言う構図がその構造として採用されているとのことであった。

この意味において、欧米は動物を支配するものだと思っているだろうか? 四足獣を捉えて食事する時、そこには慈悲はないのだろうか。

答えはノー。


ディスカバリー3分クッキング | シカの丸焼き (ディスカバリーチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=5AIXexFCaQI


上記動画は、3分クッキングと軽い感じでタイトルで銘打ちながらも、短い動画の中に、捉えた鹿への気遣いがある。
原資社会においては、捉えた獣への殺害と、そしてそれの反対である慈愛を与えていた。
それは欧州でも同じことである。

上記動画でのセリフ:

昔からの言い伝えで、
口に食べ物を入れてやると、あの世で食うに困らない。
獲物への敬意だ。


家畜などの牧畜文化にそれがあるかどうかはまだ分からない。
しかし狩猟においては、ハンティングと言う娯楽が残る一方で上記の動画は貴重な映像であった。
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人はなぜ読書を嫌うのか

2019-03-17 23:00:09 | 哲学・社会
ことに私自身が読書を嫌っていたのだが、これを書いていく。

私自身は、文章を読むと感情が抑制され、沸き起こる感情そのものが自分であると自認していたがために、文章を読んで感ずる擬似的な死をおそれたがあまりに文章という文章、本という本を私の身の回りから遠ざけた経緯がある。

一般社会的にはそうではなく、本を読んでいる=インテリぶってスカしていると言うことなのだ。
スカしていると言うのはどういう意味かというと、自分の身の丈に合わない何かを身に着けたり、あるいはそういう素振りや振る舞いをして、ちょっと社会地位的な承認を上に持っていくような感じをして、それだけではなく、それによってちょっとだけ周囲の人を見下しているかのような態度を取ることである。

あるいは本を読むというのは、少年期においては実力と言うのは足が速かったりケンカが強かったりするのが社会地位の決定に寄与するが、読書はそれに入らない。
しかし周囲の大人がそれをもてはやすものだから、少年たちは自分たちのルールが周囲に適用されず、周囲にコントロールされているような気になって気に食わない。
そして本を読む人間を阻害し、そしてその者たち自身の周囲から本を遠ざけるのである。
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セキュリティとは何か(情報)

2019-03-17 22:55:20 | 哲学・社会
セキュリティと言う言葉でも最近の日本では安全と言う意味以外の語用で使用される。
これを追っていきたい。

私個人が考えるに、セキュリティと言うと防犯のことが一般的であるように思われるが、もう一つ、情報セキュリティとは何かと言う語用はまた別の意味で使用される。

それは企業内情報の破壊や非合法・非倫理的手段による取得である。
バックドアやルートハッキングも最終的にここに帰結する。

その情報とは何かというと、人間の理解が固着した知体系のことだ。
だから、その方式を取得すれば、相手の動向が分かり、盗んだ方は有利になるし、
それを破壊すれば、相手が身動きが取れなくなる。

この知体系たる”情報”は倫理に基づく法体系の整備がなされていなければならないし、その権利と決定に基づく人間社会の行動規範が法に現れていなければならない。

他方、理念だけではいけないので、実際の動態としても、セキュリティに関する事故が発生しえないように、その防御を物理的・あるいは倫理的になさしめていなければならない。
これはデータセンターの物理的侵入の防止措置と、コンピュータクラッキングによるネットワーク侵入の防止である。
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要配慮個人情報 社会哲理から考える

2019-03-17 02:11:55 | 哲学・社会

要配慮個人情報とは
https://business.bengo4.com/practices/271

 改正個人情報保護法では、機微情報(センシティブ情報)について、「要配慮個人情報」として定められるとのことですが、その具体的内容と規制について教えてください。

 「要配慮個人情報」には、本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実等が該当し、あらかじめ本人の同意を得ないで取得することが禁止されます。


なぜ個人情報の扱いを厳格にしないといけないのかというと次の理由によると私は考える。

1.個人情報が漏洩した場合、個人の社会的地位や承認が危うくなるケースが存在するから。
2.個人情報が漏洩した場合、個人の直接ないしは間接的な攻撃に使用される可能性があり、実生活に損害を被る場合があるから。

現在は差別を無くす方向で社会が動いているが、一方で病歴や性の問題などが一般周知されると、社会的な地位や社会承認に毀損する場合が考えられる。

そうした現実的側面での防衛を図るのが本旨である。

一方、現実とは別に、そうした病歴や性の問題による偏見を無くす活動はまた別個に存在するものの、これらは一緒くたにして行政的アクション、社会思想的アクションをすべきではない。

あくまで上記二者は独立して運動すべきであり、そしてその溝を双方向から埋めていくべきムーブメントとすべきである。
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