『いきなり! ステーキ』の対義語は何?
— 坊主 (@bozu_108) January 2, 2025
前もってカルパッチョ
まだ牛
満を辞して刺身
おもむろにサラダ
まだかよサラダ
いまさらユッケ
いまだにお通し
約束通り寿司
死角からおひたし
でしょうねハンバーグ
遅いぞナッパ
いままで母乳
どんよりヴィーガン
おせぇよサラダ
ワンテンポ置いて生魚
と言うことで、ここから丁寧に「いきなり」の意味を考える。
前もってカルパッチョ
→「いきなり」は計画上事前予定されていなかった(人の期待はここに含まれない)、と言うニュアンス
まだ牛
→「いきなり」は長期的な成長や収穫、加工、流通、販売などの各プロセスを意識させないほどにタイミングが早い。
満を辞して刺身
→「いきなり」は人の期待も含め、計画上事前予定されていなかった、と言うニュアンス
おもむろにサラダ
→「いきなり」は、短期的動作が早く、こちらが所作として余裕のない心理状況の時に咄嗟に出されたという意味(「おもむろ」は動作が静かでゆっくりしていて心理的余裕のある所作)
まだかよサラダ
→「まだかよ」の場合は、人が期待するタイミングよりも遅い時間かつ未到着の状態であるが、「いきなり」は、それを意識させないくらいタイミングが短い。
いまさらユッケ
→「いまさら」は期待していたタイミングよりもかなり遅いタイミングで到着した。
→「いきなり」はそれを意識させないくらいタイミングが短い。
いまだにお通し
→「いまだに」は期待していたタイミングよりもかなり遅いタイミングで到着しており、かつ物語の最序盤であるべきプロットが後半の今になって踏まれたと言う失望感を示す。
→「いきなり」はそれを意識させないくらいタイミングが短い。
約束通り寿司
→「いきなり」はこちらの心の約定や期待と言うものがなく、突如として無計画のものが発された。
死角からおひたし
→「いきなり」は正面から言明を以て堂々と提供される様子を示す。
でしょうねハンバーグ
→「でしょうね」は、期待せずにちょっと下の予想をしていたらその通りのちょっと下の予想値通りのものが到来した。
→「いきなり」はそうした期待値との比較を許さず、突然と表明することによって、社会的所作の組み入れ的に、全体評価にこちら側の評価を組み入れない。
遅いぞナッパ
→「いきなり」はちょっとした叱咤がない。
いままで母乳
→ここだけちょっと背景事情を考慮する必要がある。乳幼児において母乳→離乳食→普通の食事という具合に変遷するが、いきなり肉料理の対義語としては、乳幼児を主体にすればこの語は成り立つ。
どんよりヴィーガン
→「いきなり」は威勢と気風が良く、春風がそよぐような爽やかさでこちらの気持ちを洗い流してくれるような表現である。
おせぇよサラダ
→「いきなり」はタイミングの遅れによる失望や怒りがない。
ワンテンポ置いて生魚
→「いきなり」はワンテンポおかず、こちらの余談を許さぬままに最序盤でこちら側の期待や予想を上回る形で物語のプロットを提示する。