とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

映像産業はどう言う思想で作られるのか

2023-04-30 22:53:20 | 映像作品
簡単に言えば、内発性と制御と調整、と言うことになる。
これを見ていく。

例えば、監督からすれば、「こうしたものが映像として作りたい」と言う内発性からスタートするものである。

一方において、その費用はどこから捻出せねばならないのか? と言うと、スポンサーについてもらうしかない。それで内部にこっそり広告を入れたり商品を使ったりする。

また、韓国映画などのゴリゴリの誓約や、あるいはアメリカ映画におけるカットマン・ハーヴェイワインスタインによるゴリゴリのカットなどの上部が勝手に決めることがある。

あるいは中国などでは放映できないものもある。

他にも「この要件でのキャラクターを入れろ」と言う受注要件があるものがあるのではないかと私は予想する。
この点でそうではないかと私個人が推測したのは、ネットフリックス配信の「攻殻機動隊 SAC_2045」で、物語に対して全然必要ではないキャラクター「オモシロ」がいる。
多分私が思うに、「おもしろ黒人枠にオモシロ黒人を入れないといけない」と言う発注要件があったのだろう、と。それで「もう仕方ねえなあ〜適当にキャラ作って一番手を抜いた感じで作り込みしとくか」と言う感じで「オモシロ」と言う適当ネーミングであのキャラを入れたのではないか。
あと江崎プリンは、グリコのスポンサー枠ネーミングではなかったかなとこれもまた邪推する。

まあつまりと言えば、人間の自発的製作営為での映像制作と言うのは、かつてニコニコ動画でコメント数を競って取っていたことから(それが行動原理だった)、Youtubeでの広告収入と言う形で行動原理が資本主義的論理に変遷したのと同じように、どこからか金を調達しなければいけない、そうしたしがらみ抜きには映像が作れないのだ。
本当は面白いものを金の問題抜きにして作れればいいのにね、と。
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とある傾向の政治家列伝

2023-04-30 22:53:05 | 雑感
普通は政界のサラブレッドみたいな人が政治家になるようなイメージがあるが、そうではないケースがある。
(尚、半ば世襲制のような形で政治家が続く日本においては、外国人官僚から「おい、社会全般のためにあるべき公職の座が一族に独占され続けているとかおかしくないか」と指摘される)

1.
映画スターからカリフォルニア州知事に転身。
その後、世界最強国家の大統領選に3回出馬、一回目敗退、二回目敗退と来て、三回目に当選し、大統領になった。

2.
オーストリア系アメリカ人でボディービルダーから映画スターに転身。
その後カリフォルニア州知事に当選し、同職に務めた。

3.
コメディアンとして社会に進出。
2016年には自身の陰部を用いてピアノを演奏するという曲芸を見せた。
その後同国の大統領になり、現在戦争を指揮している。

4.
高校生の時に変なダンスをしすぎて留年した。
その後、政党の党首となって、真面目に公職をこなす。

5.
アイドルのような形で、泡風呂のグラビア撮影をした。
その後、日本の野党第一党の党首になる。

6.
すごい金持ちでなぜか同国の大人気の年間最大プロレス興行に呼ばれる。
金持ち対決で、そのプロレス団体を仕切るWWE代表ビンス・マクマホンと相対したが、互いにヅラ疑惑があったので、互いにレスラーの代理人を立て、「負けた方が丸坊主になる」マッチを行った。
(この時の勝負はビンス・マクマホンの負けで、ビンス・マクマホンが丸坊主になった)。
あと昔流行したアメリカのホーム・コメディ映画である「ホームアローン」にちょい役で出ている。
前から「大統領にならないか」と言う声があったが固辞。
で、大統領選に出たらまさかの当選。
並みいる情報関係者の予想を裏切った(そもそも大統領選の1年前くらいは「え? 大統領? ないない? 」と言うコメントをしていたものが、大統領選の半年前くらいになると「もしかしたらありうるかもしれない」と皆一様に軌道修正をしていた)。
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韓国映像産業の減衰 あのネットフリックスまでもが投資減

2023-04-30 21:59:32 | 社会・テレビ・広告・既存市場動向
・と言うことで、韓国の映像産業における資本主義的発達は凄いものがある。
 要は、「作品の内容どうこうよりも、究極的に売れるものを目指せ」と言う作品作りをしている。
 アメリカもかなり過度に発達しているが、これは米国以上の研究ではなかろうか。
・が、これが減衰に転じている模様。現在の世界潮流からすると、及第点を大量に配信と言うケースをベースにし、良い映像作品の競争が激化しているためだと思われる。



4/25(火) 6:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/220793af0cbd8642a87dc9442371967bb21d0378

 韓国メディアは、日本アニメの予期せぬ快進撃を見守りながら、その理由を分析する一方で危機に陥った韓国映画界への懸念を示している。

・このままでは上映する韓国映画がなくなる

 その一方で、日本アニメブームの背後にある最悪の不振に陥った韓国映画界への診断も出てきている。
代表的な映画雑誌の「シネ21」は、「今、日本アニメーション突風が特に目立って見える理由は、他の映画の不振のせいが大きい」と指摘した。

 「韓国の今年3月までの劇場観客動員数は2514万人で、これはコロナパンデミック以前の2019年同期(5507万人)に比べて半分にも満たない水準だ。
特に問題視すべきは、韓国映画そのものへの不信が学習されているという点だ。

 長く続いている市場の低迷、大作映画の相次ぐ失敗が重なり、今、劇場街で公開されている映画はいわゆる‘古い映画’ばかりだ。
公開タイミングを逃した作品はトレンドから遠ざかり、韓国映画の過去の悪習だけを繰り返している」
(「シネ21」電子版4月13日〈今の日本アニメブームを振り返るべき理由〉)
ー中略ー

・途方もない「赤字」と投資の減少

 だが、これは映画界だけに限った話ではない。ドラマ制作会社の代表である筆者の知人は現在、韓国ドラマ界でも映画界と同じような低迷シグナルが出ていると懸念している。

 「ドラマ界もここ数年、制作本数が目立って減っている。制作費は爆発的に増加する反面、OTTなどのプラットフォームが投資を減らしているためだ。
韓国ドラマの平均制作費はすでに1話当たり10億ウォン(約1億円)を超えている。

 製作費を引き上げている最大の要因は俳優や作家などのギャラで、トップ俳優が出るとなれば、1話当たりの製作費が30億ウォンを超えるケースも珍しくない。

 ところが放送局やOTT(オンライン動画配信サービス)は、制作投資金をますます減らし、今はかつての半分の水準にまで至っている。
膨大な赤字が明らかに見える状況でも製作を続けているのは、まるで時限爆弾を抱いて働く心境だ」

 投資が減る理由は、途方もない「赤字」のためだ。

 2022年、韓国の4大OTT企業の中で「TIVING(ティービング)と「Wavve(ウェーブ)」は、並んで1200億ウォンを超える赤字を記録し、
「watcha(ワッチャ)」はM&A市場に売り出されているが、買おうとする企業がない状態だ。一番遅くOTT市場に参戦した「coupang play(クーパンプレイ)」も赤字が予想される。

 伸び悩んでいる利用者数に比べ、ドラマ制作費の暴騰にともなう諸費用の上昇で、赤字の規模が雪だるま式に増えているというのが業界の診断だ。

・あのネットフリックスまでもが…

 放送局の事情も同じだ。「愛の不時着」などの話題作を最多く放映している韓流ドラマの代表的なプラットフォームである「CJ E&M」をはじめとする
すべての放送局が昨年からドラマの編成枠を減らしている。そのうち、何社かはリストラの嵐で社員たちが動揺しているという噂も業界から聞こえているそうだ。

 韓国ドラマに攻撃的なまでの出資をしてきたネットフリックスでさえも、ここ最近、韓国ドラマへの投資を減らしているという。

「ネットフリックスの韓国コンテンツへの投資が、オリジナルドラマの制作から、韓国の放送局で放送されるドラマの海外版権だけを買う方式に旋回している。
ドラマ制作の10%程度の費用さえ持てば、海外版権が確保できるからだ。

 いずれにせよ、韓国ドラマは日本をはじめとしたアジア市場や、中南米などの新興市場を狙ったコンテンツなので、
ネットフリックスとしてはオリジナルシリーズにこだわる必要がない」(ドラマ制作会社代表)

 過去の栄光と人気に安住するコンテンツでは、絶えず新しさと楽しさを追求する大衆を満足させることができない。

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「エビチリは中国にはない」 副総領事の発言に高校生が驚いた 「漫画ワンピース知らない若者いない」

2023-04-30 21:55:31 | 海外・国内政治情報等
・戦狼外交(私の勝手な命名としては「全方位喧嘩外交」)やってた中国がどしたという感じではある。
・が、これは中国が弱っている証拠なのではないか。
・中国が元気いっぱいで他国に喧嘩を売れる時には、手の形がグーパンチのために握っているが、自身が弱くなって喧嘩ができなくなると、その手を開いて握手のためにパーの形にする、と。
・中国近現代史はこんなのばかし。
・と言うか、そのパーにした手をグーにする将来像はめっちゃあると思います。


「エビチリは中国にはない」 副総領事の発言に高校生が驚いた 「漫画ワンピース知らない若者いない」
4/30(日) 10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e53674d1376e90db95b00eca623c47238a8e03e2

 中国の駐福岡総領事館の成岩副総領事らが、鹿児島市東坂元3丁目の鹿児島東高校を訪ね、交流イベントを開いた。20~30代の若手領事が中国で流行するアニメや料理などの質問に答え、生徒と友好を深めた。

 同校は中国語を第二外国語とするほか、2020年に中国の姉妹校とオンラインイベントを開いている。領事館が県日本中国友好協会を通じ、対面のイベントを呼びかけ、19日実現した。

 質疑応答で生徒から「日本で驚いたこと」を問われ、領事は「中国の温泉は水着で入る」と回答。「若い世代で(人気漫画)ワンピースを知らない人はいない」「エビチリは中国にはない」などの答えに、生徒は驚きの声を上げていた。

 中国語を学ぶ3年の竹内凜さん(17)は「知ってるようで知らないことが多かった。実際に行ってみたい」。成副総領事は「鹿児島に来られてうれしい。生徒たちが友好の架け橋となってほしい」と話した。

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人生の悲劇に関する周囲にあるべき反応

2023-04-30 20:01:01 | 雑感


と言うことで、この北朝鮮から脱出したとある人の話であるのだが、私はこの話についてはほんの僅かに分かるところがある。
それに伴い、この話はどう聞くべきであるのか、どう反応すべきであるのかを、私個人なりの解釈としてここに書いておきたい。

私も、この話を聞いた時にひどいなと思ったし、今は助かって良かったね、と言う感じの感想を持っている。
が、ここで注意すべきなのは、我々と言うものは、こういう情報に接した時に親身にならない態度を画面のこちら側でとってしまう、ということだ。
あとでもまとめるが、総合的にどういう反応が良いかというと、「無」が良い。本来は人道的に悲しんで救いの手を差し伸べたりするべきだが、「無」がいいとはどういうことなのか? これを書く。

私自身も、私自身の幼少期、自分の生育環境が全てだったので、異常を異常と思わぬ形で育った。
無論、父母はほほ普通ではあるが、父はとにかく怒鳴って人との仲を悪くした。母はこれも一般的な形でその年齢層における年相応のヒステリーを持っていた(本人は気にしていない)。
家は十字路の角に立っていて、田舎の道とは言えどそこが主要な幹線道路の役目を果たしていたので、ダンプとトラックはひっきりなしに走り、それが交差点なので交通量は倍となり、騒音・振動・排気ガスがひどい立地であった。
交通量の少なかった昔はそうでもなかったようだ。
その十字路は坂の上にあったので、坂をえっちらおっちら大八車を引いている人に「ちょいと休ませてくれ」と言われて簡易な縁台のような椅子を出して、それで休んでいる間にお茶を出すというのんびりとした時代もあったようだ。
が、次第に高度経済成長期の発展時期から交通量が増えだした。
私の祖母は、空気の入れ替えをしようとして窓を開けるが、すぐさま(当時のあのなんとも言えない臭いの)排気ガスが入ってくるので、それで「排気ガスが入ってくるね」と言って窓を閉める。
最終的に排気ガスが入ってくるのは分かってはいるのだが、この動作を一日の中で何度となく繰り返す。
白い車が一週間程度ですすで黒くなり(一週間ごとに洗車)、家の前に新しく建てられた自販機は、すすだか油だかの黒い汚れでべっとり汚れた缶ジュースが出てくる。加えて車の通行に伴う騒音・振動・排気ガスがあり、同学区内の別の場所に住んでいる友だちを連れてきたり、あるいは他の市に住んでいる親戚が来たりすると、皆一様にしてびっくりする。
過酷な地獄がそこにあった訳ではないが、5種類くらいの毒の沼地をみっくすして住居周辺に配置されたようなものである。

あるいは私が最初に入った会社のことを話すと、これもまたびっくりされる。

とにもかくにも、私がこういうのを話す訳だが、まあ大概にして言っている相手は皆品がいい人ばかりなので、ドン引きになった状態から無になる。
私は裏で何を話してくれても構わない。

ただ、許せないものがあるとするならば、それは品の無い人たちのことだ。
私のことを笑ったり、あるいは逆に悲しんでいても「おおお、ひどい! 」みたいな宝塚ばりの悲しみと嘆きを示すものの、5分後にはそれが無かったかのようにけろっとしている女性などである。

いや、この話を聞いても私が救われる部分はもうないでしょう。なので、アクションをしろだとか理解をしろだとかは、それぞれの人にそれぞれの生活がある訳で、そういうことは無理だから、こちらの不幸をエンターテイメントにするな、悲しみの演技もするな、せめて「無」であってくれと思うのだ。
私は笑い話として話すので、ちょっとややこし目の苦笑い話として受け止めてもらえると嬉しい(聞いている方としては超絶面倒だと思いますが・・・)。

で、話は北朝鮮の脱北者の人に戻る。
この脱北者の人も苦労の度合いは私の比じゃないけれども、方向性は同じなんではないのかなと思うのだ。
で、そういう時に、この話を聞いた時に、こちらの聴衆としては「無」であって欲しいんじゃないかなと勝手に想像したりする(文化の違いがあって、朝鮮半島の文化ではなんて非情なんだと非難を受けるかもしれないけれども)。

これを嘆き悲しむ態度を見せたとしても、おいおい、ちょっと待てよ、そのあなたが嘆いて悲しんでいるシステムはあなたが大人の時代に作られたシステムであったのだろう? その時のあなたは何もせずに今悲しんでそれで済ますと言うのはちょっとおかしくないか、と思うのだ。

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