とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

日本のIT業界の失われた50年、人月商売清算の日は近い

2018-04-29 23:31:19 | 労働

日本のIT業界の失われた50年、人月商売清算の日は近い
2018/04/16
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00148/041200010/

 「極言暴論」の読者の皆さんは、技術者の置かれている状況について、次の2つの見解をどう思うだろうか。

 「要員の高齢化が進むなかで膨大な既存システムのメンテナンス作業に追われ、新しく生じる経営ニーズに十分応じきれないのが実情といわれ、また時間的余裕と適切な教育機会の不足等により、急速に発展を続ける技術情報や高度な実務的専門知識を取得することすら困難な状況にある」

 「産業社会全体として優秀なソフトウェア技術者が不足しているといいながら、彼らを処遇する方法がいっこうに改善されていない。日本のソフトウェア技術者をめぐる問題は解決していない」

 いかがだろうか。最初がある調査報告書の文面、次が識者のコメントだ。ユーザー企業側、ITベンダー側を問わず、技術者なら誰もが「全くその通り」と激しく同意することだろう。だが同時に「何を今さら、散々言い尽くされてきた事を改めて言っているだけではないか」と失笑を漏らすかもしれない。実は、これらは1983年、つまり35年前に出版された本の一節である。

 『ソフト技術者の反乱 情報革命の戦士たち』(下田博次著、日本経済新聞社刊)。最近、この本を自宅の本棚の中から見つけた。ほこりを被った本棚を掃除しようと、最初に手に取ったのがこの本だった。明らかに未読。パラパラとページをめくって目にとまったのが、冒頭で紹介した2つの見解だ。予想できたこととはいえ、今の技術者の状況と瓜二つ、寸分たがわない。

 本棚の掃除はすっかり忘れ、この本を読みふけた。私が「日本のIT業界の大部分はハイテク産業などではなく、原始的な労働集約型産業だ」とリアルに実感したのが30年ほど前だから、それよりも5~10年前のユーザー企業のIT部門やIT業界の動向が記されていたからだ。一世を風靡(ふうび)した「プログラマー35歳定年」説、つまりベテラン技術者を退職に追い込むための珍説の出所などが分かり、非常に興味深かった。

 35年前と言えば、日本のIT業界に人月商売がはびこり始めた頃だ。日本のIT業界のもう一つの特徴である多重下請け構造はまだ確立されていなかったが、技術者を客先に派遣して「人月いくら」で稼ぐビジネスが盛んになり、技術者の長時間労働、待遇の悪化が問題になりつつあった。では、今に至る人月商売はいつ頃から始まったのか。実は、2018年はIT業界の人月商売の「生誕50周年」なのである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哲学「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」

2018-04-29 23:11:20 | 哲学・社会

なぜ何もないのではなく、何かがあるのか - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BD%95%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%81%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B

「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか?」(なぜなにもないのではなく、なにかがあるのか、英: Why is there something rather than nothing?)[注釈 1]は、哲学の一分野である形而上学の領域で議論される有名な問題の一つ。神学や宗教哲学、また宇宙論の領域などでも議論される。なぜ「無」ではなく、「何かが存在する」のか、その理由、根拠を問う問題。別の形、

「なぜ宇宙があるのか?(Why is there a universe?)」
「なぜ世界があるのか?(Why is there a world?)」
「なぜ無ではないのか?(Why not nothing?)」

などの形でも問われる[注釈 2]。


私なりの回答をすれば、「人間の認識が全てだから」になる。

「ある」部分は人間が認識できる。「ない」部分は人間が認識できない。ただそれだけである。
これを展開していこう。

人間が「何かがある」と考えるのは、手にとって認識できたり、伝聞や記録によってその世界を仮説として構築しうるからである。
何もなければ人間の脳細胞もないので、認識そのものができない、と言うのは当然だが、それ以上に世界の一部から人間が構成されている以上、人間がその一部しか認識できないのは当然のことである。

6世紀のエジプトにいた、キリスト教地誌を著したコスマス・インディコプレウステスは、我々の住む世界、宇宙の構成は、山と海が箱の中に入っていると規定した。それが聖書に書かれているからである。
現代ではこれが当然ながら否定される。しかし当時のコスマス僧の主張は大真面目だ。それがキリスト教での全てであり、この世界の真実であったわけである。
山と海と空の星は、確かに存在するし、人の目には確かにそのようにあるように見える。
ここでコスマス僧を我々は笑うことはできない。
どのように存在するのかという規定や作業仮説そのものが無かった時代のチャレンジなのである。

2世紀のローマの学者プトレマイオスは、地球が宇宙の中心にあり、太陽やその他の惑星が地球の周りを回るという天動説を唱えた(が、これはシェイクスピアの説話の集約と同じく、既存の説を集合させたものである)。
太陽と月、金星と火星の動きは確かにそのように見える。
しかしここでプトレマイオスを我々は笑うことはできない。
どのように存在するのかという規定や作業仮説そのものが無かった時代のチャレンジなのである。


現在においては、時間とは何か、空間とはなにか、光とは何か、重力とは何か、電波とは何か、最外殻電子がどのように規定されるのか、その哲理的な理由を我々はある程度規定はしているものの、真理には辿り着けていない。
将来、未来の人々に笑われるようなことを我々は考えているのだろう。しかしそれを打破しなければならない。

「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか? 」

それは世界の有存在という土台の上に人間と言う顕微鏡やら望遠鏡が立ち、そこからの分析を体系化しているだけなので、土台の外は見えない。それだけである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近所のスーパーの復活

2018-04-28 22:41:26 | 最近の出来事
さて、2015年の11月に閉店した近所のスーパーは、鮮やかな形で復活を遂げた。

要は2年とちょっとをかけた店舗の建て替えであった訳で、あれだけ閉店時に「ちょっと寂しいな・・・」と哀愁を感じさせていたこのスーパーは、どこをどうやったのか、大型駐車場を完備し、全てを兼ね備えたショッピングモールとして、しれしれっと大復活を遂げたのである。

そして何より品物が安い! コカコーラの2リットルペットボトルが118円。信じられない時代に突入した。


私が子供の頃は、確か瓶入り容器、190mlで110円だったかな? とにかく100円玉で買えなかったのは憶えている。
そしてガコガコって引っ張る専用の冷蔵庫があって一度飲んでみたかったけれども・・・
コーラと言えば高級品だった。しかし今はすごい時代だね。普通のジュースよりも一番安く売られている。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代における人類の本能行動

2018-04-28 21:33:14 | 雑感
ウタツグミは決まった材料で決まった形の鳥の巣を作る。
DNAでそう決定されているからだ。

ビーバーはどの固体も水流を聞いたらダムを作る。
DNAでそう設計されているからだ。

クモはその種類ごとに決まった形の巣を作る。
DNAでそう設計されているからだ。


さて人間は? 人間は原野に放り出されて生き延びた場合、手のひらサイズのハンドアクスを打製石器を作る。
DNAでそう設計されているからだ。


DNAによって決定されるのは、その生物の形状や行動能力のみならず、環境に作用する形質をもたらす。
マット・リドレーは、これをして「遺伝子の外形的発露」と呼んだ。

その他、他の生物に見られない特徴は次のようなものだろう。

1.外見・生体的特徴

・二足歩行
・少ない体毛
・大きい頭蓋、体重に対する脳重量比の大きさ(脳化指数)
・しっぽがない(ただし霊長類共通)
・全身に汗腺がある。
・タマネギ、イカ、チョコなどが食べられる(タマネギとチョコは犬は食べられない。イカはネコが食べられない。)
 (逆にトナカイの食べるベニテングタケはヒトにとって毒性があり、豚と牛が食べられるジャイアント・ホグウィードはヒトが触れただけで火傷状態を起こす)


2.行動能力的特徴

・長距離移動を得意とし、持久力がある。
・ハンドアクスを作る。
・火を使う
・調理をする
・孫の面倒を見る。
・150人程度の集団を自然発生的に形成する。
・社会的ピラミッドを構築する。
・絵を書く。
・造形を行う。
・文字を使う(ただし5000年前からなので、20万年の人類史から見れば2.5%しかない特徴)。
・言語を使う。
・所持品を交換する。
・衣服を着る(ただし7万年前から)。
・居住環境を作る。
・社会を作る。
・社会の中で階層的ピラミッドを構成し、主従関係を作る。
・耕作する。
・資本主義を形成する。


さて、これらの現代版を先日書いたかもしれないが、補足して再掲したい。

ヒトが現代社会に生きた場合、どのような行動をするだろうか? 


・歩きスマホをする。
・意味もなく冷蔵庫のドアを開ける。
・幼少期は、床の間や机などの手頃な狭いところにダンボール箱を持ち込んで籠城する。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国人の日本国内制度の利用について所感

2018-04-28 19:45:14 | 海外・国内政治情報等
1.
まずはこちらのニュース。


医療費未払い外国人、入国拒否も 自民PTが政府提言へ:朝日新聞デジタル
2018年4月28日07時22分
https://www.asahi.com/articles/ASL4W3Q6ZL4WULBJ002.html

 自民党のプロジェクトチーム(PT、座長・萩生田光一党幹事長代行)は27日、医療費の未払いがある外国人観光客から入国申請があり、再び未払いになる恐れがある場合は、入国を拒否することなどを盛り込んだ提言案をまとめた。増え続ける外国人客の医療体制整備のため。党内手続きを経て、政府に提言する。

 厚生労働省の調査によると、外国人の受け入れ医療機関として選定されるなどした全国1378病院のうち、2015年度に医療費未払いの外国人受診者がいた病院は35%。

 外国人観光客の未払い情報を集約し、未払いがある人から入国の申請があれば厳格に審査する。入国拒否のルールを定めた出入国管理法を適用すれば、入国を拒むことができるという。案には、自由診療の外国人向け医療費のあり方を検討▽外国人客受け入れ拠点病院で19年度中に現金以外のカード決済などができるようにする――も盛り込んだ。


2.
と言うことで、外国人の医療未払いが問題になっている。
日本の医療には応召義務(医師などの職にある者が診療行為を求められたときに、正当な理由が無い限りこれを拒んではならないとする法令で定められた義務)があるので、仮に中国から来た中国人が、具合が悪いとかけこんだ場合は医師は受付をし、診療をせねばならない。
ここまではいい。

悪質なのは、外国人側がそれを目的に来日し、診療台、治療費などを踏み倒して支払わないことで、これに関し、病院経営として悲鳴を挙げているのが日本国内の問題である。


3.
私の知っている中国人にとても性格のいいIさんと言う人がいた。
この人は性格がいいだけでなく、趣味も温和で、仕事も速い。この人が雑談として言うには「日本のこんな制度があるから利用できるよ」と言っていた。
私はこれはあかんと少し言及した。「Iさん、Iさん、それは日本人がみんなから少しずつ集めたお金を集積して、困っている人のために使っているんですよ。本当に困っている時以外には使っちゃダメですよ」と。

Iさんはそこからちょっと落ち込んだような、トーンダウンしたような感じになった。


4.
中国の人はそういう認識でないだろうから言っておくのだが、日本の政府は日本人の代表なのであって、日本人の敵ではない。
だから、立法や行政に関する監視をよくして、もしその政治家がダメだったら選挙投票で落とすようにしている。

中国側での認識は「制度は私達を抑圧する政府が作ったもので、金も悪い形で集めたものだから、使えるものはどんどん使ってけ」と言う認識かもしれないが、
日本では「その制度は自分らの代表が作ったもので、金も互助的に困っている人のために集める、と言う形で集積しているものだから、適切に使わなければならない」と言う認識だ。

だから、外国人の人は踏み倒し(未払い)前提で日本の医療を受けに来日するのはやめて欲しい。
特に昨今来日していた人たちは、勝谷誠彦さんが言うには、共産党の人だったりするわけだ。
あるいは金を儲けて日本に爆買いする目的で来ていた人が大半だろう。
決してお金がなくて困っている人たちなんかじゃない。


日本旅行中に突然心臓発作などで運ばれた場合は仕方が無いが、事前に計画して(しかも未払い前提で)日本に来ると言うのは一体どういうことなんだ。
踏み倒し前提で来るだなんて、上流階級の人たちが取るべき行動なんかじゃない。乞食とか社会の中でも迷惑な部類の人(日本の社会ではピラミッドのの下層の人)がやることだよ。

本当に今更だが、中国人の良識を疑う。本当に日本に来ているのは中国の上流階級の人たちなのか? 
と言うかこういうことが常態化しているから、中国の主張が日本に届かないんだよ。


だったらそれはきちんと払って欲しいし、あるいは中国にそういう治療ができる巨大病院を建てるべきなのだ。

ひとまずこういうのは本当に大迷惑なので、日本の社会を考えずに上澄みだけ吸う外国人の人は日本に来てほしくはありません。
それが何人であろうとも。

念の為に書いておきますが、それは日本人でも同じことで、制度上の上澄みを吸うだけの日本人がいれば、互助の精神がないとして、そういう日本人も日本人から非難されます。

俺らは奴隷として働くためにお金を納めているんじゃない。本当に困った人のために互助をする目的でお金を納めているんだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする