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とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

講談社vsNHKでの問題についての私の考察 検閲について

2024-02-24 23:03:22 | 報道


と言うことであるが、これについて私の考えを述べる。

結論から言えば、
1.これは検閲に当たらない。
2.NHKの主張は自己の正当性を認識しすぎて、行き過ぎた対応を取っているか、もしくは、自己の組織内での行動営為の不始末をこうした自己正当化の理由を盾に防御していて、プライドが高いので格下の講談社に謝れないかのどちらかである。
となる。

これについて書いていく。

まず検閲とは何かと言うと、政府筋が報道内容に関してその内容を事前閲覧することによって、報道停止の前段となる検討をするという営為である。こうしたことが行われると、本来の報道ができない。
よって、報道局は検閲を受けぬようにして、自己の報道内容の担保と、その組織運用の独立性を高めるべきである。政府などが勝手を行うことによる悪の手からは独立せねばならない。

これがNHKともなると、「自分が報道したいことは誰にも口を出されたくない、邪魔されたくない」と言うのが基準線として存在するため、ここまで強権に発言をすることができる。
では今回の作品の内容の変更に対して「放送局として、我々が作る編集内容に関して第三者が口を出せるということを認めてしまうこと自体が認められない。ほとんど検閲に当たります」と言うNHKの主張は筋が通っているだろうか? 

ここで私からの考えておきたい。
そもそも放送局とは何か? 音声つき映像を放送する機関組織である。
では音声つき映像とは何か? これは「報道」と「娯楽」に分けられる。
ではその報道内容はどういう内訳になるか? それは政府発表と民情の現実を伝達することである。
この時、報道局の独立性が謳われ、そして保持が発生する。ここに検閲があってはならない。

一方、それがなされることによって何がどう良くなるのだろう? 
つまりは「報道とは何のために存在し、正義を名乗ることができるのか」と言うこと、短くすれば「報道とは何か? 」と言うことである。
デジタル大辞泉(小学館)では「告げ知らせること。また、その内容。報知。」「新聞・ラジオ・テレビなどを通して、社会の出来事などを広く一般に知らせること。また、その知らせ。ニュース。」とある。
私はこれで正解だとは考えるものの、もう少し深く踏み込めるとも考える。

私は報道とは次のことだと考える。
報道とは、情報を広く早く連携せしめることによってなされる大衆社会の防衛のことだ。
地震が発生したり、津波が来た時には、その報道によって大衆が守られる。
事件が発生して、近くに通り魔がいる場合には、その報道によって大衆が守られる。
国会議員の汚職を報じることで、税金の配分がおかしい時には、その報道によって間接的に大衆が守られる。
天気予報をすることによって、雨の日の野菜出荷や出漁をやめる形で、大衆が守られる。
株式の報道で、投資家が守られる。

この大衆を守ると言う線が引かれるからこそ、報道は正義なのであって、そしてそれに対しての検閲が為されるべきではないのだ。
ありがちなのは、政府が好き勝手を行うことによって大衆が守られない時であり、その時こそ報道が社会の是正システムとして大衆を守るがために機能する。よってここに検閲を設けるべきではない。

では今回の作品改変の話は? 
そう、作者が口を出すのは検閲には当たらない。むしろ作者の側は守られるべき大衆の側である。
編集権の独立性を盾に、娯楽作品の改変は、むしろNHKが大衆社会の防衛をしているどころか、大衆に損害をもたらして責任を取らぬと言うような、報道機関が批判をしていたかつての政府と同じことをやっている。

よって、冒頭に記載した結論の
1.これは検閲に当たらない。
2.NHKの主張は自己の正当性を認識しすぎて、行き過ぎた対応を取っているか、もしくは、自己の組織内での行動営為の不始末をこうした自己正当化の理由を盾に防御していて、プライドが高いので格下の講談社に謝れないかのどちらかである。
となる。

NHK「自衛隊ヘリで支局に燃料を!」能登地震で総務省へ“支援要求文書”職員失望「国営放送になるつもりか」

2024-01-16 22:23:48 | 報道

NHK「自衛隊ヘリで支局に燃料を!」能登地震で総務省へ“支援要求文書”職員失望「国営放送になるつもりか」
2024.01.15 06:00
https://smart-flash.jp/sociopolitics/269331/1/1/


私からいくつか言うことがある。
報道と言う社会概念そのものと、及びそれを具象的に実装するNHKと言う日本報道の代表の肯定的要素と否定的要素を一旦抽出し、そしてそれを整理した上で、総合的に考えるべきだ、と言うものである。それでは始める。

【肯定的要素】
・過去記事で何回か記載しているが、社会的な視座に立った場合の報道と言うものの意味は何か、と言うことを考えれば、単純に「情報を広く情宣せしめること」と言うことではない。報道とは「情報を広く情宣せしめること『によってなされる大衆社会の防衛』のこと」であると私は考える。
 報道をなぜ我々が欲するか、あるいは報道関係者がなぜ使命感や自負やプライドをもって仕事をしているかというと、単純に「情報を広く情宣せしめること」がそうさせているのではなく、それによって助かる人間がいるからである。
・この意味において、NHKが自衛隊(世界標準ではアーミー)にくっついて現場を報道するのは正しい。資金・資源・資材を一本化し、効率的に緊急事態に対応して現場情報を広く社会に伝播するのは、社会からの視座観点において、一番効率が良く無駄がない。

【否定的要素】
・記事にあるように、資金や資材や手段を依存し協力関係を築いた場合、その対象を批判しづらくなる。これは報道機関としてはあってはならず、会計的に独立しておくべきである。ロシアにガスパイプラインの元栓を握られた欧州各国のようなものだ。相手に忖度しなくてはならなくなる。
・報道の体制を徐々に見直した方が良い。今はテレビと言うよりもネットの時代である。
昔はカメラ機材と言う撮影媒体が報道局にしかなかったので、NHKが現地入りする意義は大変にあったが、今は然るべき電力供給を為さしめた後に、現地の人間にスマホで撮影してもらって拡散するのが「情報の展開による大衆社会の防衛」と言う報道の本義には沿っているし、そしてその本義に対する実行力が強い。
・テレビは基本的に高齢者層が中心に見るものになった。よって、高齢者層の注意喚起媒体としてテレビは残しておくべきだし、まだテレビはかなり強力な力を持っているので撤廃するのはまだ数十年早いが、予算配分をテレビからネットへ、重心をずらしていくべきである。


Youtubeにおけるコロナ情報統制とNHKの存在意義

2023-11-13 06:51:53 | 報道
今はもう緩和されているが、2020年直後くらいでのYoutube動画においては、「コロナ」と言うキーワードが動画内にあると広告規制やひどい場合には動画そのものが配信できなくなる状況にあったようだ。

これを回避するために、各チャンネルでの動画は「世界的に流行した疫病」だとか「はやりやまい」などと言い換えて、それらのBANを回避していた。

ある種の言論統制が効いていて、それはやりすぎかとも思ったが、しかしYoutubeにおける情報発信における誤った情報統制が有効に機能しているとも言える。

翻って考えるのはnhkである。存在意義がない。

どこもかしこもnhk内部にある規則によって統制された情報のみしか発信しておらず、限られた時間に限られた情報しか得ない。
ネットでは倍速で聞けるのに、倍速選択ができない。
韓国・中国発ニュースは、韓国・中国に都合の良いものしか流れないor韓国・中国に配慮されているので、真の批判部分が見えず、反対意見もないのでバランスが取れない。
nhkの運用形態は広告料を貰わないから、本来はどこにも阿らない公平な放送体制を確立していたということであったが、昨今は肯定的な報道において民間企業名を出していた。これは最早、名前を連呼されている企業からすれば広告同然の媒体だろう。
(すしざんまいの社長のあのポーズはおもくそカットされていると聞いたけれども)。

それでありながら受信料も取ると言う始末。最早nhk視聴者は何のために金を出しているのか分からない。未視聴者なら尚更であろう。
(テレビを保持していない者であれば受信料は支払っていないのでこの辺はスルー)

尚、公平のためにnhkの良いところも書いておく。
それはサマリー能力と、自分の関心のない範囲の情報も提供してくれる、と言うことである。これは皮肉ではない。

一定の時間に視聴をしていれば、世の中のことがざっと分かる、と言うサマリー構成はnhkがダントツで強い。
また、ネット界隈では、自分の関心のある範囲内でしか、リンクが提示されないことが多い。そうではなく、自分の興味の範囲外のものもちょこちょことオススメリンクとして提示してくれた方がこちらとしてはありがたいのだ。バランスが取れる。

「ジャニー氏は小学生を膝の上に」NHK本部にあった“蜜月の象徴”7階リハ室 事務所所有ビルでは「大家と店子」の関係に

2023-09-27 00:08:32 | 報道

「ジャニー氏は小学生を膝の上に」NHK本部にあった“蜜月の象徴”7階リハ室 事務所所有ビルでは「大家と店子」の関係に
2023年10月10日号
https://smart-flash.jp/showbiz/253890/1/1/

「若年層の視聴率がほしかったんですよ。だから、忖度を続けてしまったんです……」



と、後悔を口にするのは、NHK関係者だ。



 日本社会を揺るがす故・ジャニー喜多川氏による性加害事件。8月29日に、ジャニーズ事務所が設置した外部専門家チームが発表した調査報告書では、性加害問題が長年、放置されてきた背景に「マスメディアの沈黙」が指摘されていたが、さもありなん。公平・公正・不偏不党をうたってきた公共放送ですら、ジャニーズ事務所と“特別な関係”にあったのだから――。


「NHKの本部である東京・渋谷の放送センターの西館に“魔の7階リハ室”があったんですよ。ここに、ジャニーズ専用の部屋が用意されていたんです。NHK職員はほとんど近寄らず、お菓子の自動販売機に群がる“子供たち”と、ジャニー氏が自由に闊歩する異様な空間でした。局内の一部の関係者の間では有名な話ですよ」(前出・NHK関係者)



 ことの発端は、2000年に放送が始まった『ザ少年倶楽部』という音楽番組だ。



「NHKホールで、ジャニーズJr.がステージショーを繰り広げる番組です。バックダンサーとしてしか表舞台に立てないジュニアメンバーに、スポットライトが当たる貴重な場でした。これまでにKAT-TUN、NEWS、Kis-My-Ft2といった数多くの人気グループが、ここで下積みを重ねました」(芸能記者)



“少年”たちの育成に、ジャニー氏も熱を上げていた。



「番組のキャスティングや編集に、直接、ジャニー氏が関わっていました。どのコを何秒、映すのかなど、細かいこだわりが多く、担当者は苦労したそうです」(前出・NHK関係者)



 番組を制作するうえで、テレビ局が楽屋やリハーサル室を用意すること自体は当然のこと。だが7階リハ室は、まったく性質の違うものだった。同番組に出演していた元ジャニーズJr.の男性は、こう証言する。



「そもそも、私がジャニーズJr.のオーディションを受けたのが、NHKの西館7階リハ室でした。合格後は、週に3回は通っていましたね。私のときは、707号室か709号室だったと思います。当時はジャニーズJr.が出演するテレビ東京の番組や、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のリハーサル、そしてジャニーズ本体のコンサートの練習もこの部屋でした。NHKのなかにあっても、ジャニーズ事務所の一部だという認識でしたよ」



 別のNHK職員もこう語る。



「事情を知らないドラマ部の職員は、なぜ7階のリハ室はぜんぜん予約できないんだと愚痴を言っていました。706号室や707号室など、時期によって7階の複数の部屋をジャニーズが押さえていました。ジャニーズタレントへの雑誌のインタビューなどもここ。ジャニーズによる“占有”は、2019年末のコロナ禍まで続きました」



 さらに、性被害当事者である大島幸広氏も同部屋を利用した記憶があり、同じく二本樹顕理(にほんぎ・あきまさ)氏にいたっては「この部屋でジャニー氏が、小学生のメンバーを膝の上に乗せていました」と証言する。



「9月11日に放送された『クローズアップ現代』では、ジャニーズ事務所とNHKの関係を検証していましたが、肝心の“ジャニ担”やそのOBは番組への証言を拒否したそうです。“魔の7階”の存在すらふれられておらず、蜜月関係を隠そうとしているんですよ」(前出・NHK関係者)



 だが、NHKとジャニーズ事務所の“蜜月関係”はこれに留まらない。別のNHK関係者は「ジャニーズ事務所に、NHKは高額な家賃を払っている」と告発する。



「『PARKWAY SQUARE3ビル』という、ジャニーズ事務所が所有する渋谷の瀟洒な7階建てビルです。NHKは、数年前から3フロアほど賃借契約しています。職員への表向きの理由は、老朽化した放送センターの建て替えに備えて、機能を分散する必要があるというものです。内部には『MDS(メディアデザインスタジオ)』と呼ばれる、ネット配信ができる簡易スタジオや、番組の編集をおこなう設備があります。しかし、放送センターの取り壊しはまだ先ですし、一部のフロアは職員向けのセミナーや就活イベントなどで不定期に使用される程度で、あまり使われていません」(NHK関係者)



 前出の『ザ少年倶楽部』や、『NHK紅白歌合戦』、大河ドラマで積極的にジャニーズを起用してきたNHK。局内からは、この賃貸契約について、いぶかしむ声が上がっている。



「賃借料が割高で、年間2億円か、それ以上といわれています。春に退去するという話も出ていましたが、いつの間にか延長されていました。まさか“大家”のタレントに出演してもらうために、契約しているとは思いたくありませんが……」(NHK職員)



 NHKに、ジャニーズ事務所を“特別扱い”していたのではと問い合わせると、西館7階リハ室については「演出上の必要性などに応じてさまざまな番組でリハーサル室を適切に使用しています。ジャニーズ事務所は、番組出演者の所属事務所のひとつであり、特別な便宜を図ったことはありません」と回答。また、「MDS」の賃貸契約については、「個別の契約に関することについてはお答えしていません」とのみ返答があった。



 ジャニーズ事務所にも確認したところ、7階リハ室は「あくまでも番組のためのリハーサル室という認識でおります」と答え、「特別な便宜のお計らいに関しましては認識がございません」と言う。賃貸契約についても「契約に係わる事項でございますので、回答は差し控えさせていただきます」とのみ答えた。



 上智大学文学部新聞学科の水島宏明教授はこう驚く。



「すべて事実であれば、場合によっては会長のクビが飛ぶような案件です。性加害から目を背けてきただけではなく、積極的に関わっていたことになるわけですから。便宜供与にあたる可能性があり、国会でNHKの予算審議をおこなう際、追及されるかもしれません」



 NHKのど真ん中に存在した“少年愛倶楽部”。その責任は重い。


テレビのアリバイ作り ジャニー喜多川氏による性加害

2023-09-07 21:52:21 | 報道


・と言う。
・報道しましたよと言うアリバイ作り
・言うて昔から知っとったし、許容しとっただろと。
・これが資本主義的報道か。金が最終的に引っ張ってこれなければ報道をしない。
・今報道しているのは、海外からの圧力があるというのと、ジャニーズが力を失っているから。
・と言うか、これを支持していた女性たちが最終的な遠因となっているのだから(若い男性アイドルを求める→視聴率→広告収入直結)、薄い形だが同じ方向において同罪なんだよね。
・女性は男性の性被害状況に無頓着であるというグロテスクなサディズムが、その精神性の内部に存在する。
・いや、女性アイドルの性被害にも無関心で声をあげないのだから、世の中の人間は全て男女を問わず人間の心を失っているのでは? 
・唯一良心があったのは、20年前に国会で告発をした国会議員であった(一切の報道されず)。