マズローは自己の経験より、人間が生きる上で、どの程度の欲求を満たすステージにいるか、と言う定義の仕方、考え方を、五段階に分けた欲求説として学説を計上した。
人間は自らの欲求を満たしたいと言う要望と、社会的に提供される環境がピラミッドのように段階的にグルーピングされ、その階段を満たしながら駆け上っていくと言う社会と個人の分析しての複合型類型モデルである。
今回はそこから更に進めた形で、人間がどのように自己実現をできるのか、と言う論を、私オリジナルの論として(但し、メモ程度なのでまとまっていない)、私なりに書いていきたいと思う。
マズローは、まず下記のように人間の人生での課題とその達成ステージを分けた。
・生存欲求
・生理欲求
・生活の向上
・承認欲求
・自己実現欲求
これは人間個人の瞬間的な時間にスポットを当てた系での分析である。
これを瞬間的な状態ではなく、少し長めに見てみる。
・自己の生活ができる
・自己が仕事の組織内で上位に立つ
・自己が独り身で生計を立てられる(独身暮らし)
・結婚資金が貯められる
・結婚でき、男性の場合は妻を養える
・子供が一人養える
・子供を複数人養える
・子供を高等教育に行かせることができる
・実家に住む
・アパートに住む
・株を買って運用できる
・土地を買える
・起業できる
・供託金を捻出でき、立候補できる
最後の二つは、一般的に言って馴染みが全くなく、不要と思われる方も多数いらっしゃるとは思うが、経済においては資本主義社会、政治制度としては民主主義社会を肯定する現代においては、一歩立ち止まって振り返ってみれば、この二つを日常のものとして否定する認識そのものが、大衆認識として異常であり、不全なのだ。
他にも沢山あると思うが、一旦整理してみよう。
上記は二つの類型に整理することができる。
一つは社会構成要員の一人として、どこまで社会に貢献できるか、あるいはその土台を社会が用意しているかの、横の広がりだ。
もう一つは、時系列的に子孫を残さないと社会は継続して構成出来ないから、人間社会における時系列的発展を、維持・拡大する形での循環サイクルである。
前者は近代思想の登場と共に、個人を優先すると言う概念の発展により、到達し、完成を見てきた。
ところが近代思想では、上記における後者、つまり生を充実させながら、子孫を如何に増やし、社会の運用を維持・拡大していくかと言う思想が欠如している。
この為、過度に個人の生活を充足たらしめる思想をスタート地点に置いた欧米先進諸国は、少子化や、あるいは難民流入における経済維持と治安悪化のパラドクスに悩まされているのである。
人間は自らの欲求を満たしたいと言う要望と、社会的に提供される環境がピラミッドのように段階的にグルーピングされ、その階段を満たしながら駆け上っていくと言う社会と個人の分析しての複合型類型モデルである。
今回はそこから更に進めた形で、人間がどのように自己実現をできるのか、と言う論を、私オリジナルの論として(但し、メモ程度なのでまとまっていない)、私なりに書いていきたいと思う。
マズローは、まず下記のように人間の人生での課題とその達成ステージを分けた。
・生存欲求
・生理欲求
・生活の向上
・承認欲求
・自己実現欲求
これは人間個人の瞬間的な時間にスポットを当てた系での分析である。
これを瞬間的な状態ではなく、少し長めに見てみる。
・自己の生活ができる
・自己が仕事の組織内で上位に立つ
・自己が独り身で生計を立てられる(独身暮らし)
・結婚資金が貯められる
・結婚でき、男性の場合は妻を養える
・子供が一人養える
・子供を複数人養える
・子供を高等教育に行かせることができる
・実家に住む
・アパートに住む
・株を買って運用できる
・土地を買える
・起業できる
・供託金を捻出でき、立候補できる
最後の二つは、一般的に言って馴染みが全くなく、不要と思われる方も多数いらっしゃるとは思うが、経済においては資本主義社会、政治制度としては民主主義社会を肯定する現代においては、一歩立ち止まって振り返ってみれば、この二つを日常のものとして否定する認識そのものが、大衆認識として異常であり、不全なのだ。
他にも沢山あると思うが、一旦整理してみよう。
上記は二つの類型に整理することができる。
一つは社会構成要員の一人として、どこまで社会に貢献できるか、あるいはその土台を社会が用意しているかの、横の広がりだ。
もう一つは、時系列的に子孫を残さないと社会は継続して構成出来ないから、人間社会における時系列的発展を、維持・拡大する形での循環サイクルである。
前者は近代思想の登場と共に、個人を優先すると言う概念の発展により、到達し、完成を見てきた。
ところが近代思想では、上記における後者、つまり生を充実させながら、子孫を如何に増やし、社会の運用を維持・拡大していくかと言う思想が欠如している。
この為、過度に個人の生活を充足たらしめる思想をスタート地点に置いた欧米先進諸国は、少子化や、あるいは難民流入における経済維持と治安悪化のパラドクスに悩まされているのである。