とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

人間がなすべきことの段階 マズローの五段階欲求説の、その先の社会学

2018-01-26 15:10:15 | 雑感
マズローは自己の経験より、人間が生きる上で、どの程度の欲求を満たすステージにいるか、と言う定義の仕方、考え方を、五段階に分けた欲求説として学説を計上した。

人間は自らの欲求を満たしたいと言う要望と、社会的に提供される環境がピラミッドのように段階的にグルーピングされ、その階段を満たしながら駆け上っていくと言う社会と個人の分析しての複合型類型モデルである。

今回はそこから更に進めた形で、人間がどのように自己実現をできるのか、と言う論を、私オリジナルの論として(但し、メモ程度なのでまとまっていない)、私なりに書いていきたいと思う。

マズローは、まず下記のように人間の人生での課題とその達成ステージを分けた。

・生存欲求
・生理欲求
・生活の向上
・承認欲求
・自己実現欲求

これは人間個人の瞬間的な時間にスポットを当てた系での分析である。

これを瞬間的な状態ではなく、少し長めに見てみる。

・自己の生活ができる
・自己が仕事の組織内で上位に立つ
・自己が独り身で生計を立てられる(独身暮らし)
・結婚資金が貯められる
・結婚でき、男性の場合は妻を養える
・子供が一人養える
・子供を複数人養える
・子供を高等教育に行かせることができる
・実家に住む
・アパートに住む
・株を買って運用できる
・土地を買える
・起業できる
・供託金を捻出でき、立候補できる

最後の二つは、一般的に言って馴染みが全くなく、不要と思われる方も多数いらっしゃるとは思うが、経済においては資本主義社会、政治制度としては民主主義社会を肯定する現代においては、一歩立ち止まって振り返ってみれば、この二つを日常のものとして否定する認識そのものが、大衆認識として異常であり、不全なのだ。

他にも沢山あると思うが、一旦整理してみよう。

上記は二つの類型に整理することができる。

一つは社会構成要員の一人として、どこまで社会に貢献できるか、あるいはその土台を社会が用意しているかの、横の広がりだ。

もう一つは、時系列的に子孫を残さないと社会は継続して構成出来ないから、人間社会における時系列的発展を、維持・拡大する形での循環サイクルである。

前者は近代思想の登場と共に、個人を優先すると言う概念の発展により、到達し、完成を見てきた。

ところが近代思想では、上記における後者、つまり生を充実させながら、子孫を如何に増やし、社会の運用を維持・拡大していくかと言う思想が欠如している。
この為、過度に個人の生活を充足たらしめる思想をスタート地点に置いた欧米先進諸国は、少子化や、あるいは難民流入における経済維持と治安悪化のパラドクスに悩まされているのである。

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光ファイバを使った赤外線熱輸送について(案)

2018-01-25 01:48:28 | 哲学・学術・教育
古今、戦争の原因とは、不足するエネルギーの簒奪であった。

ニューギニアでの原住民集団がAとBに分かれて、農地を巡って争っているのは、競技ではなく、人間の本能と、社会的な不足渇求のミックスに根ざした、人間の、人間としての本質的発現と社会的発露である。

これは現代でも変わらない。
湾岸戦争も、中国の領土的野心も、戦争の動機たる要因の一つは、紛れもなく国内事情である「不足エネルギーの外部調達」であり、その動機が具体的行動へと変化した時、それは船倉になる。

これを解決する。
何によって? そう、答えは光ファイバだ。
とは言っても、この案は技術的に実現可能かどうかは分からない。但し案だけは書いておこうと思う。


まず光ファイバの名称は、光とは銘打ちつつも、可視光ではない。使用するのは赤外線だ。
この赤外線を、光の当たっている地球の地域から光の当たっていない地域へ送り、熱の輸送を行う。

雲がかかっている地域は、光の採集が見込めないが、なるべく晴れが多い地域に単純な採光口を用意し、光ファイバによってそれを輸送していく。

ベルヌーイの大数の法則により、地域から採集できる光の量は一定量以上を安定して見込むことができる。

この輸送された大量の赤外線を一箇所、ないしは、任意の箇所に分散するなどして、そこでボイラーを沸かす。
そこからは簡単だ。通常の発電設備と同様に、沸かした湯から蒸気を得てタービンを回す。
回したタービンから電力を得る算段だ。

あるいは、各家庭に直接熱源を運んでセントラルヒーティングを実現しても良い。

赤道付近の中産諸国は一気に「赤外線輸出」の資源国に躍り出る。
それだけではない。

かつて生命線であったシーレーンの概念が消える。これから必要になるのは熱輸送を実現するパイプラインである「ヒートレーン」である。それは光ファイバが担う。

光採取は陸上に限定されない。洋上でもメガフロートからの採取もできる。しかも危険でなく、ローコストだ。

採光のための電力も、基礎稼働となる部分以外には殆ど不要で、不足するエネルギー、戦争の要因、核エネルギー開発や石油依存体質のエネルギーから脱却し、別の方向でのエネルギーを計画することができる。

太陽光発電のように、電気変換をする際の変換ロスがそもそもなく、一次エネルギーをそのまま使用できる。
また、風力発電のように、騒音問題もなく、立地問題もなく、バードストライク問題も起きない。

問題と言えば、海底を渡るケーブルを、サメが間違って食べてしまって切断されるかもしれないと言うことだが・・・それはまた別個の悩みだろう。


この論は、つい近日中に思いついた私自身のオリジナル論だが、もし大学研究者の方がこれを見てらっしゃったり、あるいはそれに近縁であったりする方が見ていれば、特に権利がどうのとかはうるさいことを言わないので、是非とも実現可否の判断も含めて、研究に着手したり、あるいはネットで議論するなりと言って頂ければ、発案者の私としては幸せです。
コメント (4)
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<NHK予算案>受信料値下げ検討を 野田総務相が意見書案

2018-01-24 23:56:54 | 報道

<NHK予算案>受信料値下げ検討を 野田総務相が意見書案
2018年1月24日 19時57分(
https://mainichi.jp/articles/20180125/k00/00m/040/091000c

 NHKの2018年度予算案について、野田聖子総務相は、受信料の値下げも含めた検討をNHKに求める意見書案をまとめた。予算案に添えて国会に提出する。意見書案が24日の自民党情報通信戦略調査会で示された。

 意見書案では、19年度以降も事業収入の大半を占める受信料収入が増加する見込みであることを踏まえ、「収支構造が妥当なものと認められるか否かについて改めて検討することが適当」とし、業務の見直しや受信料値下げも含め、受信料のあり方を検討するよう求めている。

 出席者によると、NHKの上田良一会長は値下げについて「中長期的な見通しに立って、引き続き検討を進める」と説明したという。会議終了後、同調査会の川崎二郎会長は「(値下げは)将来的な話で、今年の課題ではない」と述べた。

 NHKは今月発表した18~20年度の次期経営計画で、受信料を値下げせず、減免措置の拡大や放送サービスの充実などで還元を図るとしていた。18年度予算案は、事業収入が過去最高となる前年度比0.7%増の7168億円で、5年連続の黒字予算となる。


まあ増収なんであればネット課金はいりませんね? 
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コードギアス視聴感想(13~16話)(2)

2018-01-22 20:20:43 | 映像作品
・C.C.が「バドワンスタイル」と言ったのは聞き間違いで、本当は「バトゥアン・スタイル」らしい。
Batuan Style | スタイル一覧 | バリアートショールーム 
http://balikaiga.com/style/batuan-style

バリの古典絵画で、インドの叙事詩を描く際の手法。インドネシアに端を発し、1930年に手法として確立。

・実はもう色んな所でネタバレを見てしまっているので、ポイント的な結末はもう知ってしまっているんですよね。
 生放送じゃなくて、話題になった傑作を後追いで見るとこういうことが起こるが、しかしそれでも依然としてまだ面白いと言うのも、また逆説的に傑作であることを証明するものだ。

実はガンダム関連は殆ど見ていない。
ガンダムは連作的に続編や関連作品が連続して生まれているが、その一連の中での無印のガンダムの要約ビデオしか見たことがない。

うーん、コードギアスは面白いと思うけれども、ガンダムは面白く感じない。
ガンダムを作っているところの制作会社と私の志向は相性が悪いのかな、と思っていたのだが、しかしなんと、コードギアスもガンダムも、同じ制作会社のSunriseが作っていたと言う驚きの事実。

・色々と考えさせられるのが、製作体制のことで、作画や構成のみならず、優れた脚本やキャラデザ、メカニックデザイン、背景考察、また、キャラクター自体の内面的な性格の定義、音楽の発注、声優の力、とにかくありとあらゆる最高の努力がここに集結しているのは、今この時節において、日本は世界最高の文化的な娯楽を享受しているように思える。

他国にグレンラガンがあるか? コードギアスがあるか? けものフレンズがあるか? 
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それじゃあ、どういう曲を映像作品に使ったらいいのか

2018-01-21 21:35:22 | 映像作品
オープニング曲と挿入曲が完璧だったグレンラガンとキルラキル、OPとED曲が完璧だったけものフレンズに対して、コードギアスは選曲にミスをしているように思えてならない。

それじゃあ、どういう曲を映像作品に使ったらいいのか。

私が思うに、色々なしがらみがあるとは思うので、その時のタイアップ曲を使わざるを得ないと言う事情があるとは思うのだが、思いっきり理想論を言ってしまうと次のようになる。

・その作品のテーマをなぞる。
・クラシックのように荘厳に。
・かつ、元気が出るようなアップテンポで。
・ヴァイオリンやエレキギターを存分に使う。



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