読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

人間の尊厳と八〇〇メートル

2014-03-17 | 国内ミステリー
人間の尊厳と八〇〇メートル (創元推理文庫)
深水 黎一郎
東京創元社
『「俺と八〇〇メートル競走しないかい」―ふと立ち寄った酒場で、見知らぬ男から持ちかけられた異様な“賭け”の意外な結末。一読忘れがたい余韻をもたらす、日本推理作家協会賞受賞の表題作ほか、極北の国々を旅する日本人青年が、おもちゃ屋と博物館で遭遇した二つの美しい謎物語を綴る「北欧二題」など、バラエティ豊かな5篇を収録。本格の気鋭による初短篇集が待望の文庫化。 』


読みながら著者の名前を確認したほど意外な作品群。
いちおうミステリーらしいので個別詳細にコメントするのは避けるが、意外性はないし、モラルとしてどうかと思う。
帯、小鷹信光さんの解説の一部『私にとって最大のミステリーは、「この作者の頭の中はいったいどうなっているの?」だった。』の言葉が褒め言葉ではないことに気づくのにそう時間はかからない。
小鷹さんは『人間の尊厳と八〇〇メートル』を日本推理作家協会賞短編部門に推奨したおひとりだったらしいが、それを後悔しているのではないか。


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