読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

桃ノ木坂互助会

2014-07-27 | 国内ミステリー
桃ノ木坂互助会 (文芸書)
川瀬 七緒
徳間書店
『のどかだった町は、すっかり変わってしまった―。移り住んできたよそ者たちの度重なるトラブルに頭を抱えていた桃ノ木坂互助会会長の光太郎。元海自曹長でもある彼は、悪い芽は早く摘まねばと、町に害を及ぼす人物を仲間たちとともに次々と町から追放することに。次なるターゲットは、大家とトラブルを起こしていた男、武藤。しかし、男を狙っていたのは光太郎たちだけではなかった。とある事件を機に、互いの思惑は狂い始め…。江戸川乱歩賞作家の新機軸ミステリー。』


ふたつのグループが同じ男をターゲットにしてどう収束するかの一点で読ませるわけなのだけど、正義なんてものは相対的なものだが、それにしても正義側に立っている人がいないというのが読後感が悪い。

参考文献をさらっと読んで作り上げられた精神医療的な側面がどうも座りが悪いしね。
虫なら何を書いてくれても一般人はなんとも思わないのだけど。

最後、姉かこのおばあさんかどっちにするだろうと思ったのだけど、私なら姉にしたかな。
よけいにややこしいか?(笑)


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