桃ノ木坂互助会 (文芸書) | |
川瀬 七緒 | |
徳間書店 |
ふたつのグループが同じ男をターゲットにしてどう収束するかの一点で読ませるわけなのだけど、正義なんてものは相対的なものだが、それにしても正義側に立っている人がいないというのが読後感が悪い。
参考文献をさらっと読んで作り上げられた精神医療的な側面がどうも座りが悪いしね。
虫なら何を書いてくれても一般人はなんとも思わないのだけど。
最後、姉かこのおばあさんかどっちにするだろうと思ったのだけど、私なら姉にしたかな。
よけいにややこしいか?(笑)
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