ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

愛しの苫前

2014-09-20 09:02:10 | 釣り
朝起きて、久しぶりのいい天気。風もなく、怪しい雲も見えない。留萌での大会では、久しぶりの天気です。GWの留萌ではボーズでしたので、大物に会うのを楽しみにしています。つい先日留萌海岸で大会を催したK道会のHさん、会長の友人ですが、ゲストで乗られます。最新情報が聞けるのを楽しみにしています。昨年、Hさんの推薦の場所で私が優勝しました。冬コマイ釣りで訪れた時の写真ですが、入漁したのは、この辺りでしょうか。

昨日の午後、釣具店でMさんやHさんにアカハラ釣りの極意などを伺いながら、手指の痛みなどで遅れていた仕掛け造りをカバーするく、両天秤やカレイ仕掛けを購入してきました。留萌の釣り天狗の親方に電話したところ、オホーツクの秋味漁から帰ったところでした、時化ていた留萌海岸も回復しているでしょう。この絵葉書は、高校時代の級友が鬼鹿の郵便局長をしていた時に作ったものです。浜の上の部分が埋め立てられ苫前の新しい舟揚げと防波堤が出来ました。

入る予定の苫前の港内は、大規模な浚渫工事が昨年から行われておりますので、港内の海底には、コンクリの鉄くずなどが散らばっているでしょうから昨年のように、根がかりが心配です。昨年は持参した10数個の天秤仕掛けが無くなるほど根がかりしました。Mさんは1年経てば、海底は砂で覆われているいるだろう、とも言ってくれました。岸壁で釣ることもあるかと、タモも持参します。

20年前より三豊から苫前港と新しい海水浴場には通っておりますが、最近は、ず~と工事が続いています。砂浜(写真上)はだんだんと浅くなって遠浅になり、港内は浚渫で深くなっております。苫前から天売までは、知り合いが連絡船に乗っておりましたので、数度天売まで渡ったことがあり懐かしい場所です。以前は、羽幌より栄えた浜でしたので、盛り返しを狙っているのでしょうね。

競うのは更年期障害に良い

2014-09-19 12:33:21 | 釣り
最近、男性にも更年期障害があり、主に泌尿器科で専門外来が出来ております。男性ホルモンや女性ホルモンが年齢とともに減少するのは、生理的なことですが、異常に低下すると男性も女性も筋力低下、骨密度の低下、免疫能や認知の低下そして性機能の低下につながっていきます。

ストレスが強くなり、交感神経過剰気味になると共にホルモンの分泌が低下します。不眠でも低下することになります。おしゃべりで発散するのは、いいことになります。今朝のテレビを見ていましたら、どんな趣味でも個人で満足するよりも、競っている方が性ホルモンの分泌が増えるということです。釣りバスの中で、適当にホラ話で笑い合い、適度に頑張って大物を釣ろうと競い合うのも有りですね。

夕べから食べるものを控えて、今朝大学病院を受診、採血の結果、CEAやCA19-9というすい臓がんや大腸がんなどの消化器がんなどの腫瘍マーカーが、前回とほぼ同じ値で、正常範囲のお墨付きがでました。お蔭様で、これでまた3ケ月は、気楽に生きて行けます。昨日の受診者の一人も同病者でしたが、「同じ病気の方と一緒に頑張っているのだ、という話をするって、元気になりますね」と話をしたところでした。

次の検査は、がんの手術後3年の精密検査。12月の暮れ。クリスマスの日に、下剤を飲み、翌朝は、自宅で2リットルの下剤を2時間かけてのみ、お腹の方が落ち着いてから、病院を受診し、採血したあとで、お腹の調子によって、時間を調整し、全身のCTを撮り、午後に大腸カメラの検査を受けます。結果を聞きに1月の2週目に受診します。私の今までの病歴に関わる書類は、すべてファイルに保存しております。過去のデーターと比較して一喜一憂しております。

面白いんですアカハラ釣り

2014-09-18 20:13:46 | 釣り
アカハラ釣りの針を結んでおります。単純に孫針、子針、ジジ針を連結するのが良いのか、途中でエダスで出すのが良いのか、二種類の結び方で天秤につないでおります。相対結びも造ってみて、輪に通してみています。結んだ針と糸同士がもつれない様に、一組ごとにビニール袋に収納しています(写真)。

アカハラ釣りは、実に味のある釣りです。淡水などでは、日に50尾以上のウグイぐいぐいが嫌になるだけ釣れるのですが、40オーバー、50オーバーとなると、狙ってもなかなか釣れないものです。いつまで経ってもこれだというような決め手の仕掛けはできません。

使うのは主に両天秤ですが、天秤の錘の重さもその釣り場の流れや季節、天候で大きく左右されます。時化の場合、錘が軽いと天秤に付けた針同士がお祭りをして、団子になってカットせざるを得なくなります。凪でも、軽すぎると、掛が悪くなります。寿都の港内で何度かご一緒した故人となられたKさんから、ボナさん、軽いよ、と何度か指摘されました。軽いのやら重いのやら、両天秤の数々です(下写真)。

しかし、重ければ、違和感を感じて食いついてくれません。利口で厄介なカラスのように餌のゴロだけは無くなっていきます。明るくなると、ぴったりと食いが止んでしまいます。虫エサをつけたり、貝をつけたり、片テンビンのゴロ1本仕掛けで遠投したり、ありと、あらゆる努力をします。ギブアップ気味でふて寝していると、大物が釣れることもありますので、面白いんです、アカハラ釣りは。止められないんです。

靴を探して

2014-09-17 16:09:07 | 釣り
釣り場では、胴付きや長靴を履いて釣りますが、釣りバスの中では、アウトドア用の皮靴で底に滑らない工夫がされているものを履いております。10年ほど愛用しているのが、ご覧のように、後ろの部分が擦り切れてきました。先週、スポーツ用品のセールでも探したのですが、サイズがあうものがありませんでしたので、午前中、探し回っておりました。

登山用の冬物、防寒靴が出回る時期になりましたので、ファクトリーのモンベル、コロンビアなどのアウトドア専門店を覗いてみましたが、思うようなのが見当たりませんでしたので、大学前の山岳専門店にも訪れました。雪の中を歩くこともあり、深いものが希望なのですが、深いのは、すべて編み上げ式です。

バスに乗ってトイレや胴付きに着替えする釣り場までのつっかけの機能を持ったものでもあり、釣場から戻ったなら、胴付きから履き替えるものです。夏場には、毎週活躍しました。釣り場の状況を眺めに海岸や川岸にも探索に赴きますので、丈夫で水に強いものが望みなのです。

その靴のままで釣るわけでもありません。防寒用に厚着をして下をうつむくのがやっとですので、紐を結ぶのはノーサンキューなのです。今までのは、どぶ鼠のような色でしたので、汚れにも違和感がありませんでした。家人からは嫌がられておりましたが・・薄い色合いでは、水たまりのある釣り場などをちょろちょろすると一度に、みじめな色になるでしょう。いいのが、見つかるでしょうか。

怪我の功名?

2014-09-16 22:00:16 | 釣り
バスに乗り遅れて、少し歩いたのが良かったようで、腰がしゃんとなり、腰痛がどこかに吹っ飛んで行きました。車での移動が多かったのがよくなかったようです。同じ経験をした受診者とも話をして意を強くしました。

階段の昇降には、難行苦行しているカミさんも平地を歩くのには、さして支障もなさそうでした。むしろ交通ルールを守り慎重に歩く私よりも素早い位でした。そのような発見もありました。バスに間に合わなかったなら分からなかったことでしたので、これらの発見は、乗り遅れたという怪我の功名によるものでした。

いよいよ、今週末は久しぶりの磯釣りです。砂地ですので、振り出し竿のつなぎの隙間に砂が入ることがあります。風の強いときに砂場で倒れて砂が侵入し、それ以来、ジャリジャリと音を立てるようになった竿も持参する予定です。太目の長い竿ですので、両天秤にイカゴロを付けアカハラを狙うのには向いていると思います。この竿で大物アカハラが釣れると。これも、怪我の功名になるでしょう。

今晩は、先約が無くなったことで、午後7時より後輩の素晴らしい講演を聞く機会がありました。脂質異常症の総説を良くまとめておりました。いつも、悩んでいた生活指導に大いに役立つ知識を得ました。もう一人の脂肪肝の治療と原因を総括していただいた先生に、講演後に挨拶してみると、昔同じ研究室にいた後輩でした。二人の俊英と話す機会を得たことも、先約が無くなったことで出会った幸運でした。世の中、面白いことはやってくるものです。

敬老には歩いて

2014-09-15 17:35:13 | 釣り
敬老の日を契機に、できるだけ敬老パスを使うことにしました。札幌の敬老パスは、昔は無料でしたが、今は年間に使う枚数によって率が異なるプリペードカードのような有料になりました。カミさんは、フルに使っております。

前日、私一人が映画に行ってきましたので、釣りのコマセでもありますが、夕べは二人で「敬老の日」を祝おうと、久しぶりに一緒にバスと地下鉄を乗り継いで映画を観て夕食を食べてきました。てんぷら屋さんにしました。価格の割には、味はいまいち、ボリュームも少なく、ホームステイの外人さんを連れてきてもこれでは喜ばないね、と店をでてからの二人の感想でした。
マイフェアーレデイをもじった「舞妓はレデイ」も、芸達者がそろっているのに、ストーリーに入りずらいミュージカルまがいで、いまいちでした。前日の素晴らしい感動もの「石狩川」を観た後では、どんな作品も叶わないですね。帰りのバスに乗り遅れて、夜道を20分程歩きました。

朝から午後1時までは、孫の入っている寮の家族そろっての寮祭。息子一家が参加できないのは可哀相、とじじばばで行ってきました。北海道や東北の各地からの家族が集まり、各地の名産を持ち寄りBBQや各種の鍋など、勿論アルコール抜きですが、皆に振る舞って盛り立てた昼間の宴でした。写真は道外と道央からの参加者と子供たちです。孫には沢山友達も出来たようで、グループ写真や寮祭の様子を写真に撮って嫁さんに送りました。
夕方、自身も80翁ですが、町内会長が敬老の日のプレゼントを持参されました。ご苦労様です、有り難いことです。

9月はセールの月

2014-09-14 13:16:41 | 釣り
午前中限定のスポーツ店のセールに、コンベンションセンターまで行ってきました。いつも同じ釣り用のシャツ、鈎裂きをつまんで縫っておりますが、験がいいのでつい愛用しております。山岳用の靴も10年ほど前のバーゲンで買ったものですが、かがとの部分が破れて、釣り場に出てゆくのには危険になってきました。

2時間くらいの時間のセールですので、目的とするものを決めて行きました。カミさんは、アウトドアやスポーツとは縁がないのですが、掘り出し物がないか、ついて来ました。昨年とはがらっと変わって、ブランド品のバーゲンは少なくがっかりです。

それでも、半額で釣りのベストの下に着る厚手のシャツを見つけました。鈎裂きのものより、XLと、ゆとりがありますので、防寒中着に重ねて着ることができます。チェック柄のものしか出ていませんでした。昨日、久しぶりに地下鉄を降りてからポールタウンを歩いてみて、チェック柄を着ている方が多いのをチェックしていましたので、これにすんなり決めました。

頭が寒くなるシーズンです。汗っかきで帽子に塩を吹きますので、近くのスーパーに通うための野球帽も半額で仕入れました。買い物について行く外着として、部屋着の上にひょいと着てゆく軽いダウンを掘り出し物で購入しました。靴は見当たりませんでしたが、9月はセールの月ですので、山の専門店に顔を出してみます。

大地の侍

2014-09-13 16:30:49 | 釣り
戊辰戦争の際、東北列藩同盟に属していた伊達藩の支藩岩出山藩が敗れて離散する際に北海道に移住した話はご存じでしょう。本庄陸男の小説「石狩川」から、当時の生活が偲ばれます。太美のチョコレート会社ロイズ本社の構内に本庄の生誕の碑が建っております。

今日は、狸小路の映画館プラザ(旧東宝プラザ)で小桧山博さんのトークショーを聞き、1956年に製作された映画「大地の侍」をみてきました。宮城県の岩出山には、以前訪れました。初めに、石狩川の北の沿岸にあるシップに移住します。望来の南にあり、カレイの投げ釣りで有名な「無縁の浜」が含まれます。

シップは、日本海に面し、砂地で塩分のきつい土地でした。何も育たず、悲惨な生活状況を、新政府の開拓使に訴え出て、山を越えて当別に移住替えが認められます。当別には20年近く車で通勤しました。私がブログを始めた頃には、北海道の開拓と移住の話をちりばめておりました。バスを待つ間に眺めたナナカマド、空はめっきり秋です。

この映画は、50年前にできたものです。一部脚色されておりますが、ほぼ、原作「石狩川」をなぞってあり、映像になっているので感動し、涙を流しました。当別の方は一度はご覧になったと思います。小樽に住まわれた祐筆(殿様直属の書記)の子孫の方とこのブログ上で交流したこともあります。久我美子さん主演の「挽歌」の上映に際し、原作者原田康子の影響を強く受けた同じ釧路出身の桜木紫乃さんのトークが聞きたかったのですが、カミさんと約束しており、後ろ髪を引かれる想いで帰ってきました。彼女の直木賞受賞作「ホテルローヤル」は、娘より借りて読んでおります。

リールを見て

2014-09-12 20:07:42 | 釣り
貰って頂ける方が見つかり、朝から、今は使っていない釣り具を探しておりました。磯釣りも淡水も主に投げ釣りをしていましたので、古いものは竹の並み継や重いグラスファイバーの竿ですので、貰った方が困るものです。燃えるゴミと燃えないゴミに分別して処理します。

リールは、釣りの種類に応じていろんなものが見つかりました。若い方ですが、いろんな釣りに挑戦しているようですので、使えるものがあるといいなと思っております。

医師といっても教育職のサラリーマンでしたので、いつも懐具合を考えて手頃なものを買ってみて、買い足すやり方でした。博物館行きのようなO社の純などは20年近く使いました。その次に使用したD社ののエンブレムも10年以上使っていました。遠投用のリールは使いこなせませんでした。

フナの投げ釣り用リールは、岸壁の小物やハゼ釣りに使えるのではと思います。鯉専科は、海水の魚でも、ドラグを生かす釣りを楽しむことができます。なかなか雷が止みませんね。

豊平川、厚別川、月寒川、石狩川

2014-09-11 19:14:25 | 釣り
夜半から夜明けの恐ろしい雷鳴と雨音でどうなるのかな、とビクビクして寝ておりました。勤めのある日ですので、朝食を済ませ、7時ちょっと前に、雨も上がってきましたので、アンダーパスを避け遠回りして勤務先に向かいました。

札幌で3分の1の人口に相当する方達への避難勧告が出ておりましたが、このようなときほど、診療の場は開けておかねばなりません。昼頃から、空は晴れ上がって、近くを流れる豊平川の水嵩も徐々に減少し、胸をなでおろしました。

娘が以前、厚別川の傍の職場で働いていたことが有り、川岸の被害に心を痛めております。厚別川は、清田の橋の上下を範囲にして、釣魚連盟後援で、子供たちの釣りスクールが持たれていた際に、医釣会会長釣童さんと交代で数度救護班として詰めながら、子供たちと一緒に釣りもしたことのあるなじみの川です。被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。

厚別川は、氾濫した月寒川と同じく豊平川に合流し、ついで石狩川に合流、日本海に注ぎます。ご存知のように、石狩川の潮位は小樽の潮汐曲線にリンクしております。満潮の際には、石狩川川口から日本海の海水が上流に向かって、下ってくる石狩川の水に対峙しますので、川の増水が長引くようになり、干潮になると、水はスムースに日本海に出て行きます。雷が鳴って雨が降っていた時間帯は、小樽の潮汐曲線でみますと、丁度朝方の満潮に向かう潮汐にあたっておりました。