国境の地バラト一円

去年まではどん深だった月沼の岸辺、旧石狩川の三日月湖（写真参照）の一つですので岸から竿立てを立てるとその先は奈落のような５ｍほどの深さでした。それが、先週アイナメさんと並んで釣りをしてみて周囲の岸辺が随分と浅くなったね～、と話していました。

うちのカミさんが、１０年程前、牧場から月沼に流れ込んでいる小川の上流に温泉のような暖かい水の湧き出る場所を見つけて喜んでいましたが、先週この泉が消失し、小川が濁り水に変わっているのを知りました。それで、Yさんが、ここで釣って不漁でした。この千石場所と言われた小川前が死んだのか、次の機会に確かめてみます。その奥地の離れ小島の前でM人会のE藤マンさんが鯉を２本釣っていました。

札幌大橋に並行するトンボ公園の止め（石狩川をせき止めて、直線化工事をした時の名前が残って「止め」）と石狩川の土手に水門が出来ました。試験的に石狩川の水をトンボを経て月沼に流しています。袋小路であった馬頭観音からトンボ公園の部分が水質汚濁が進んだので浄化の為に水門が設けられたのですが、じわじわと影響を及ぼしているのだと思います。雨量の多い時には上流の泥も含む水ですので泥が溜まってきているのかな～と考えています。流すなら、きれいな水だけにして下さいな。

ぼんやりとバラトの地は、くに境の地であることはご存知でしょう。旧石狩川が戸籍所在地台帳になっていますから、私が釣り座を設けている月沼の岸辺、馬の放牧地でもありますが、ここは石狩郡当別町美登江になります。竿を投げている方角に現在パークゴルフを始めバードウオッチングの遊歩道を造成している地は札幌市の土地です。川を挟んだ島状の生振（オヤフル）は、石狩市に帰属しています。