ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

風対策の戦法

2013-07-01 12:28:17 | 釣り
この頃、晴れの日の釣りは風が強いというのが続いております。風のあたらないところに移動したり、ギブアップする人もおります。先人は、いろいろと対策を立てて釣りをしていました。風を避けた場所には、磯ゴミも寄ってきますので、うんざりさせられます。敢えて風に立ち向かわなければ勝機はありません。

着るものも大事です。風が吹くと体感温度も下がりますので、軽量で風を通さない防寒着を用意しておくべきでしょう。いつもリュックのポケットに仕舞いこむことのできるダウンの防寒中着上下を持参しています。ただし、胴付きの中に履くとびしょびしょに汗で濡れますので注意しましょう。軽量で薄いけれど山岳用のヤッケも防寒と雨具にもなります。これらを重ね着して、昨日も明け方の寒さに立ち迎えました。

いままで胴調子の竿をスペックを気にせずにというか、竿の機能をよく知らないで適当に財布と相談して買っていました。じっくり考えるひまのない仕事に追われていましたので、仕方のないことです。目黒でいつも大物を釣るN村さんがAXという旗竿のような硬い竿を使っています。うねりとゴミに負けずに太平洋の荒波と闘うには折れない硬い竿が要る。並継の先調子の竿の愛好家が多いのも納得です。フナ釣りでもアイナメさんに倣い、昨日、風にびくともせずに揺れないのは硬い竿というのを実感しました。

利尻の防波堤で風が出てきた時に、Tさんは、糸を張らないでたるませて放置しました。それでも、適当な間隔で揚げる竿にホッケやクロやガヤがついていました。昨日は、硬い竿用に、この戦法を実行し、たるませて放置し、合間に次の仕掛けにコマセを詰め、ミミズを3匹から5匹、短冊状に刺してから長いミミズで束ねて団子状態のエサにしていました。準備が出来ると、3本の竿のうち、一番先に投げた竿をゆっくりと間断なくリールを巻いていました。合わせもせずに向こう合わせのままに、巻き揚げていました。多分、8箱のミミズを使いきっていますので、竿を投げる回数は、一番多かったのではと思っています。昔、追突されてから竿を見あげるのは辛いので、この戦法が合っています。