ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

一番の釣果、一番の効用

2012-10-29 09:32:23 | 釣り
釣りの効用は、ひとそれぞれでしょう。以前は、ストレス解消が主でしたが、がんを患ったあとでは、釣りのあとでぐっすり眠れるというのが一番です。

昨日の釣りは、風が徐々に強くなり、引き潮の時間になっても、近ずく低気圧のせいで波が高くなり、潮位がそれほど下がりませんでした。最終尾を歩きながら、小川の口に陣取って隙間となった川口からでも竿が出せないかな、と探していました。以前は開いていた川口も、大震災のあと、津波が上流に遡るのを抑える為にテトラが各所の川口に置かれていました。

このように、釣り場を探して彷徨う釣り会ではストレスの解消はできないものです。短い時間ですし、竿がだせないので、あせるばかりでした。しかし、良くしたもので、疲れが溜まっていたせいでしょう、ぐっすりと眠って壮快な朝を迎えました。

私の術後半年後に同じ手術を受けた釣り仲間も元気に参加していました。「この病気にかかって、夜が怖い。朝の光を見ると、ほっとする。寝る為に眠剤をのんでいる」と言ってました。小さなハゴトコしか釣れなかったのに、「釣りバスに載って無事に帰ることが出来るのが、一番の釣果。今晩、ゆっくりぐっすり眠れるのが一番の効用」と嬉しそうに話していました。同じ検印場所に降り、携帯が通じるか確認した私達も笑顔になりました。