俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

山吹

2017-04-25 | 俳句・春・植物




山吹や歩きて一日始まりぬ



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



バラ科の落葉低木。

日本原産。







山野、渓谷に自生するが、観賞用に栽培もされる。







晩春、黄金色の五弁花を咲かせ、一重と八重がある。

八重のものは結実しない。







山吹が黄色い花を豊かにつけていた。

その前を歩く事から一日が始まった。






山吹の松尾(まつのを)大社は去年のこと



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チューリップ

2017-04-24 | 俳句・春・植物




そこかしこ鬨の声上げチューリップ



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



ユリ科の球根植物。

小アジア原産。







ヨーロッパ、特にオランダで品種改良された。







日本には江戸末期に渡来し、鬱金香と呼ばれた。







四月頃、直立する花茎の上に一個の釣鐘形またはコップ形

の六弁花を開く。







色とりどりのチューリップが満開となっていた。

まるで、あちこちで鬨の声を上げているようであった。






膝折れば王女の如しチューリップ



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫荊(はなずおう)

2017-04-23 | 俳句・春・植物




快晴の一日籠りぬ紫荊



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



マメ科の落葉小高木。

中国原産。

日本には江戸時代に渡来。







四月下旬、葉に先立ち枝の節々に紅紫の小さな蝶形花を

固まってつける。







花の色が染料の蘇枋に似ていることからこの名がある。







一日よく晴れたので、カメラでも持って出かけたい気持ちで

あったが、やることがあり家に籠った。

紫荊が日差しを吸収していた。






紫荊ベンチのあれば腰下ろし



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里桜

2017-04-22 | 俳句・春・植物


松月


暫くを翁見上げて里桜



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



バラ科の落葉高木。







オオシマザクラに由来する桜の園芸品種の総称。




鬱金



八重咲きで、花の色が白・黄・紅色など多くの品種がある。







開花期が遅く、ソメイヨシノなどの花が終わった後に咲く。




御衣黄



老人が一人で暫く桜を見上げていた。

近づいてみると、それは里桜であった。






里桜日差しの強くなつてきぬ



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八重桜

2017-04-21 | 俳句・春・植物




境内の掃かれてゐたり八重桜



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



八重咲きの桜の総称。







もとは山桜から変化したもの。







桜の中では開花が最も遅く、ぼってりと花が重そうに咲く。







八重桜は不通実はならないが、「奈良の八重桜」は珍種で、

花の後に果実を結ぶ。







朝の青空に八重桜が満開となっていた。

その寺の境内は綺麗に掃かれていた。






水多き水車の前や八重桜



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする