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俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

紅梅

2017-02-13 | 俳句・春・植物




紅梅や臼挽き体験授業とて



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梅の紅梅系の品種で、濃い桃色の花をつける。

白梅に比べると、艶やかで華やぎがある。







紅梅が咲き始めていた。

移築した藁葺の古民家では、小学生が石臼を挽く体験授業

が行われていた。






紅梅の下に憩へるをみなかな



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薄紅梅

2017-02-12 | 俳句・春・植物




釣人に薄紅梅の咲き初めぬ



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バラ科の落葉高木。

中国原産。







色の薄い紅梅をいう。







白梅とも紅梅とも違い、品のよい美しさがある。







小さな池に釣り人が何人か竿を垂らしていた。

その背後に薄紅梅が咲き出していた。






薄紅梅枝垂れて寺の塀の上



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白梅

2017-02-11 | 俳句・春・植物




白梅や城跡に日の降り注ぎ



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白い花を咲かせる梅をいう。

中国原産。







早春、他の花にさきがけて咲く梅の花は、古来、日本人に

好まれ、詩歌や絵画の対象となってきた。







八世紀頃日本に渡来したとされている。







野生化し、白色一重の花をつける野梅は、最も多く分布し、

庭園にも植えられる。







城跡が梅林となり、白梅が咲き始めていた。

そこへ早春の日が降り注いでいた。






梅白し己が矜持のありやなしや



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ものの芽

2017-02-10 | 俳句・春・植物




ものの芽のこぞりて空の青かりし



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さまざまな草の芽、木の芽を含めて「ものの芽」という。







小さな芽の中に未来が詰まっているように感じられる。







白木蓮の花芽がこぞって出ていた。

背景の空はあくまでも青かった。






ものの芽や時折強き風吹いて



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椿

2017-02-09 | 俳句・春・植物




坂上りきて風強き椿かな



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ツバキ科の常緑低木ないし高木。

暖地の山林から本州北部の海岸に自生する。

早春、葉腋に五弁花をつける。







一般的に椿といえば、「藪椿」のことをいう。

別名「山椿」とも呼ぶ。







坂を上りきると、そこには藪椿が青空に花をもたげていた。

ただ、花には強い春北風が吹きつけていた。






案内図を見てゐるふたり紅椿



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