俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

茅の輪

2016-06-30 | 俳句・夏・人事




夕暮の茅の輪をくぐる女かな



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



旧暦六月晦日に行う大祓の神事を「夏越(なごし)の祓」と

いう。

新暦となってからは六月三十日、七月三十一日に行う神社

と様々。

旧暦十二月の晦日を年越というのに対し、六月の晦日を夏

越と呼ぶ。







夏越の神事として、浅茅を輪形に作った茅の輪または菅貫

をくぐり、穢れを落とし祓い清める方法がある。




乃木神社



乃木神社に茅の輪があるという情報があったので、参拝した。

夕暮時であったので、しんと静まり返った境内には茅の輪を

くぐろうとする女性がひとりいただけである。

茅の輪をくぐるのは初めてで、通った瞬間清められたような

気がした。






幾人(いくたり)もくぐりし茅の輪暮れむとす



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沙羅の花 | トップ | さびたの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・夏・人事」カテゴリの最新記事