俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

藤袴

2022-10-20 | 俳句・秋・植物

 

 

子煩悩なりし憶良や藤袴

 

 

 

 

 

 

キク科の多年草。

秋の七草の一つ。

中国原産。

 

 

 

 

 

 

山林、河畔などに自生するが、庭園に栽培もされる。

 

 

 

 

 

 

八~十月、淡紅紫色の小花を多数散房状につける。

乾燥すると強く香る。

 

 

 

 

 

 

川堤に藤袴がようやく咲き出した。

山上憶良は藤袴も入れた秋の七草の歌を歌っているが、「勝れる宝子にしかめやも」の歌も残している。

藤袴を見たとき、子煩悩だったろうと思われる憶良を思い出した。

 

 

 

 

 

やうやくに青空見えぬ藤袴

 

 

 


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