
すくすくと林の縁(へり)の竹煮草
ケシ科の多年草。
日本、台湾及び中国の暖地に分布する。
山野に自生し、しばしば荒地に群生する。
盛夏の頃、小さな白い花を円錐状に密集してつける。
竹と一緒に煮ると軟らかくなるという俗説から竹煮草、茎が中空で竹に似ているから竹似草とも書くという。
林の縁の日の当たるところに竹煮草が咲いていた。
みなすくすくと育ち、丈が高かった。
竹煮草吹かれて白き葉裏かな