俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

椿の実

2022-09-27 | 俳句・秋・植物

 

 

ひつそりと生きてきにけり椿の実

 

 

 

 

 

 

椿はツバキ科の常緑高木の総称。

椿の実は夏頃から艶やかになり、秋、紅色から褐色に変じる。

 

 

 

 

 

 

熟すると裂け、中から暗褐色の堅い種子が三~四個出る。

 

 

 

 

 

 

種子を搾ると椿油が採れ、食用、整髪用などに用いられる。

 

 

 

 

 

 

垣根に椿の実が葉に隠れるようにして生っていた。

思えば自分もこの実のように、ひっそりと生きてきたなあと思った。

 

 

 

 

 

椿の実裂けて鴉の鳴きにけり

 

 

 


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