俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

名月

2024-09-17 | 俳句・秋・天文

 

 

名月や更けてやうやく雲去りて

 

 

 

 

 

 

陰暦八月十五日の月をいう。

一年中でこの月が最も澄んで美しいとされる。

人々は、月見団子や新芋、穂芒などを供えて月をまつる。

これは豊作を祈る農耕行事としての意味もある。

 

 

 

 

 

 

今夜は十五夜。

だが、名月は雲に覆われて全く見えなかった。

それが、夜も更けたころ空を見上げると、雲が去って煌々と輝いていた。

 

 

 

 

 

酔ふほどは飲まずに待ちぬけふの月

 

 

 

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