俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

羅生門蔓(らしょうもんかずら)

2009-04-28 | 俳句・春・植物


羅生門蔓近づく術(すべ)なくて

シソ科の多年草。日本各地の山地や林内に自生。春に紫色で大きな唇形花を一方向にだけ横向きにつける。花冠の内側には白い毛が密集し、紫色の斑点がある。羅生門蔓は季語にはなっていない。あまり一般的ではないからかもしれないが、これを詠まないのは大きな損失のような気がする。

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山鴉鳴きて羅生門蔓かな


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2 コメント

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Unknown (香川)
2009-04-28 23:11:08
よく野山を歩かれているのですね。
羅生門蔓という名前はこわそうな印象です。
写真はそうでもないですけれど。
またここに来ます。
返信する
Unknown (819maker)
2009-04-29 00:21:20
香川さん、はじめまして。
お察しのとおり、この名は、京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似ているところからつけられたそうです。
怖い話ですね。
またお寄りください。お待ちしております。
返信する

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