俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒鴉

2019-01-17 | 俳句・冬・動物




枝の上に何か待つ貌寒鴉




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寒さ極まる頃の鴉をいう。







寒鴉は人里に近づき、その姿をよく見かける。







枯木の枝や電線などにじっと動かずにいるさまは、荒涼と

して淋し気である。







時折、嗄れた声で鳴き、夕暮時などは特に侘しく感じられる。







枝に止まって、じっと同じ方を見ている寒鴉がいた。

まるで、何かが来るのを待っているかのようであった。






夕暮の一声上げぬ寒鴉




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