俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

瓢(ふくべ)

2017-08-18 | 俳句・秋・植物




昼過ぎの寸揺れもなき瓢かな



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ウリ科の蔓性一年草。

夕顔の一変種。







蔓が棚などに絡み、初秋、瓢簟形の青い実を垂らす。







熟したら中の果肉を取り、中空にして乾燥させると瓢簟に

なる。

酒や飲料水を入れる容器、花器などとして使う。







棚に青瓢が大小沢山生っていた。

午後の風のない物憂い時間に、青瓢は微動だにしなかった。






まがまがしき世に垂れてをり青瓢



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