俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

女郎花

2017-08-11 | 俳句・秋・植物




女郎花短き木橋渡りきて



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オミナエシ科の多年草。

秋の七草の一つ。







八月頃、茎の上部が多数に分かれ、小さな黄色い花を散

房状に無数につける。

粟飯に似ているところから「粟花」とも呼ばれる。







〈手に取れば 袖さへにほふ女郎花 この白露に 散らまく

惜しも〉(万葉集十・2115)

と万葉集にも詠まれ、昔から親しまれてきた。 







短い木の橋を渡って径を登って行くと、そこには女郎花が

すっくと立って咲いていた。






濡れもせで細かき雨や女郎花



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コメント
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