俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

雛罌粟

2016-05-10 | 俳句・夏・植物




異国めくひなげしの丘佇めり



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ケシ科の二年草。

ヨーロッパ中部原産。

江戸時代に渡来し、観賞用として栽培されている。







五月頃、枝先に5~7センチの四弁花を上向きにつける。

花びらは一重と八重がある。

花の色は赤、紅、白、絞りなど。







楚王項羽の寵姫で絶世の美女虞氏が、死後この花になった

との伝説から「虞美人草」の名がある。







丘一面に雛罌粟が咲いていた。

まるでヨーロッパにでもいるような気になり、しばらく佇んで

いた。






ひなげしに風のなき日を賜りぬ



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コメント
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