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俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の暮

2024-12-07 | 俳句・冬・時候

 

 

散策の足速くなり冬の暮

 

 

 

 

 

 

冬の日の夕方をいう。

 

 

 

 

 

 

日が落ちるとともに急に冷え込み、家々の電灯がともる。

 

 

 

 

 

 

春の暮や秋の暮のような情緒豊かな時間ではないが、冬の暮には寒さを伴ったある情感は感じられる。

 

 

 

 

 

 

散策をしていると、見る見るうちに日が沈み、あたりは暗くなってくる。

寒さも手伝って足が次第に速くなる。

きっと、早く家に帰りたいと無意識に思うからであろう。

 

 

 

 

 

現れし月と太白冬の暮

 

 

 

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小春

2024-11-22 | 俳句・冬・時候

 

 

小綺麗な小犬の多き小春かな

 

 

 

 

 

 

小春・小六月ともに陰暦十月の異称である。

 

 

 

 

 

 

小春日・小春日和は、立冬を過ぎても厳しい寒さとはならず、春のように暖かく穏やかに晴れた日のことをいう。

 

 

 

 

 

 

「小春空」「小春凪」「小春風」などとも用いられる。

 

 

 

 

 

 

吉祥寺駅南の井の頭公園を訪れた。

よく晴れて風もなく穏やかな小春に見かける小犬たちは、みな小綺麗であった。

 

 

 

 

 

二三出しスワンに小春日和かな

 

 

 

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初冬

2024-11-11 | 俳句・冬・時候

 

 

初冬や晴るれば足の軽くなり

 

 

 

 

 

 

冬を三期に分けた初冬・仲冬・晩冬の最初をいう。

 

 

 

 

 

 

立冬(十一月七日頃)から大雪(十二月七日頃)の前日までで、ほぼ陽暦の十一月に当たる。

 

 

 

 

 

 

まだ晩秋の感じも残るが、寒さに向かう身の引き締まるような気分を感じさせる。

 

 

 

 

 

 

初冬となった。

曇ると寒く、どこにも出かけたくなくなるが、晴れれば足も軽くなり、歩きたくなる。

 

 

 

 

 

早暮れし川堤なり冬はじめ

 

 

 

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立冬

2024-11-07 | 俳句・冬・時候

 

 

立冬や抜くる青空久々に

 

 

 

 

 

 

二十四節季の一つで、陽暦十一月七日頃に当たる。

 

 

 

 

 

 

冬の初めの日であり、この日から立春の前日までが冬である。

 

 

 

 

 

 

厳しい季節を迎える緊張感が感じられる。

 

 

 

 

 

 

今日は立冬。

久々に抜けるような青空となり、木枯らし一号も吹き、急に冬らしくなった。

 

 

 

 

 

冬に入る無人売場の根のもの

 

 

 

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節分・福豆

2024-02-03 | 俳句・冬・時候

 

 

節分の堤を走るをみなかな

 

 

 

 

 

 

立春の前日で、陽暦二月三日頃にあたる。

 

 

 

 

 

 

もともと春夏秋冬の最後の日をいう語だが、現在は立春前日をさすようになった。

 

 

 

 

 

 

寺社では大々的に年男、年女が豆撒きを行い、民間でも豆を撒く。

また、この年の恵方を向いて恵方巻を無言で食べ、福を呼ぶ風習も盛んに行われるようになった。

 

 

 

 

 

 

節分の今日、川堤をジョギングする女性が多く見られた。

 

 

 

 

 

しづかにも食べ福豆と恵方巻

 

 

 

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