水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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#通読 2020年11月分まとめ

2020年11月30日 09時37分04秒 | 黙想・聖書通読・礼拝聖句
◆11月2日
今日の通読、ダニエル書6章だった。神様はブラックジョークがマジきつい……でも勇気づけられた。神様はブラックジョークも駄洒落もお手のもの。だから私はついて行くんだ。

◆11月3日
新改訳ヤコブ3:9「私たちは、舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。賛美とのろいが同じ口から出て来るのです…このようなことは、あってはなりません」。穏便に接してると厭らしさを滲ませる人にどう対応すれば良いのか

◆11月3日
ヤコブ3:14-17「しかし、あなたがたは、内心ねたみ深く利己的であるなら、自慢したり、真理に逆らってうそをついたりしてはなりません。そのような知恵は、上から出たものではなく、地上のもの、この世のもの、悪魔から出たものです。ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがあるからです。上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、更に、温和で、優しく、従順なものです。憐れみと良い実に満ちています。偏見はなく、偽善的でもありません」。ここ10日の混乱は私の利己心が原因か。神の知恵は純粋で、偏見・偽善がないと。岩波翻訳委員会訳だと「差別」「見せかけ」がないと(17節)。引き続き、柔和さを求めて祈ろう。

◆11月7日
ダニエル6章。高官らの策謀で獅子の穴に投げ込まれたダニエル。王は心配で一晩眠れず朝早く獅子の穴へ。「生ける神のしもべダニエル。あなたがいつも仕えている神は、あなたを獅子から救うことができたか」と言う王に敬慕を示し、御使いが獅子から守ってくれたと答えるダニエル王にこのような心を与えたのも神で、ダニエルはそのような王にお仕えするよう自分が神に呼ばれたとよく承知していたから、王を心から敬った。

◆11月7日
ダニエル8章。夢解きで鳴らしたダニエルに超難解な幻が示され「あなたはこの幻を秘めておけ」(26節)と告げられる。彼は茫然となり数日病気で寝込む。神はしもべに特殊に啓示をなさる時があるが、人を作り上げるのに益さぬ幻は秘めるよう求めることも(ダニエル自身が驕らぬようにも)。

◆11月7日
ダニエル9章。ダニエルは聖句から啓示されたご計画に気づき、必死の祈りを捧げる。彼の祈りは決して理路整然とはしていない。ダニエルは民の罪だけでなく自分の罪も告白(20節)。祈り途中ガブリエルが「あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが述べられたので、私は…来た」と

◆11月7日
ダニエル10章。ダニエルの緊張は極度に。輝かしい御姿の声を聞き気を失って倒れるが、一つの手にゆすぶられ立ち上がる。御使い(或いは主?)は「…あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ」。謙ると決めた日から私の言葉は聞かれてる

◆11月7日
新改訳ダニエル10:19「神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ…」と主に言われ、「わが主よ。お話しください。あなたは私を力づけてくださいましたから」と答えたダニエル。主が私を力づけて下さったから、しもべなる私は聞くことができます、という慎みが光る。

◆11月10日
新改訳⑴ペテロ3:4「むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に価値あるものです」。〈穏やかな霊〉はNLTで〈quiet spirit(静かな霊)〉。いま激流に呑まれてる私は、この霊が心底ほしい。

◆11月12日
ペトロ⑴5:7「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです」。昨日は本当に参っていて「神様、困ったよ。私どうしよう」と祈ることしかできなかった。でも神はちゃんと聞いていて下さったとわかった。

◆11月15日
NHK短歌のあと新改訳で通読し、ホセア10:12(所属教会の年度聖句)を読んで目の覚める思い。この聖句に触れさせるために新改訳を購入する気持ちを起こさせたんだな、と。祈られていることを感じ、泣きそうになる。

◆11月15日
新改訳ホセア10:12「…正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる」。信徒の友10月号の日毎の糧10/15の周防教会の紹介文中の「あなたの教会が安泰ならば、小犬にもパンを!」が刺さった祈りのうちにトラクト最新号数部とバックナンバーひとつ、FEBC番組表を送ることを決めた。どうか主がカナンの女の信仰の周防教会を顧み、私達一人一人が主に差し出したごく僅かなパンを何倍にも増やして、必要を満たしてくださるように!

◆11月17日
新改訳ホセア13:2「彼らは今も罪を重ね、銀で鋳物の像を造り、自分の考えで偶像を造った」。主を信じるある方に友人からの譲り物の一部を差し上げた。その後を聞いたら自分の祭壇に飾ってると。ヴァルター・リュティのヨシュア22:29への解き明かしを思い、モヤモヤした。⑵コリント9:10「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え…ふやし…義の実を増し加えてくださいます」の通り、受けたものを与えることで更に恵みが加わるのに…9:7「強いられてでもなく、心で決めたとおりに」とあるので祈るしかできぬがでも私も作歌とか、トラクト作成とかを「自分の祭壇」化していること無きにしもあらず。「…真理の明るい光で私自身の祭壇がどこに建っているか示し…私のために時を失することなく打ち砕いて下さい」というリュティの祈りに、アーメンと和するのみ。

◆11月18日
新改訳ホセア14:8「エフライムよ。もう、わたしは偶像と何のかかわりもない。わたしが答え、わたしが世話をする。わたしは緑のもみの木のようだ。あなたはわたしから実を得るのだ」。偶像とは縁が切れたと仰る主。自由な身になった私を主が養って下さると。俄には信じ難いが祈ってゆく

◆11月21日
新改訳⑴ヨハネ3:9「だれでも神から生まれた者は、罪を犯しません。なぜなら、神の種がその人のうちにとどまっているからです。その人は神から生まれたので、罪を犯すことができないのです」。私の話し言葉は曖昧さが少なく、皆に伝わり過ぎてしまうきらいが。昨日の作業所でも私の言葉が要所要所で場の空気を圧してしまった。でも今朝長い振り返りの時間を持ってみて、不思議と罪はおかしていなかった。勿論、気が回らないとか、よく観察しているという意味で多少上から目線じみた点はあったが。神の種は聖句なんだろうな。

◆11月21日
新改訳ヨエル2:17【主に仕える祭司たちは、神殿の玄関の間と祭壇との間で、泣いて言え。「主よ。あなたの民をあわれんでください。あなたのゆずりの地を、諸国の民のそしりとしたり、物笑いの種としたりしないでください。国々の民の間に、『彼らの神はどこにいるのか』と言わせておいてよいのでしょうか」 】。〈物笑いの種としたりしないでください〉はNLTで〈Don’t let them become a joke for unbelieving foreigners〉。ジョークと書いてあったか!私はブラックだが神に喜ばれる者でありたい。

◆11月22日
アモス書1〜2章が超激辛。丁寧に一つずつ語を追っていけば、最近の様々なニュースが浮かんで戦慄する人も多いのでは。人間の罪をディテールまで描き出すのにおいて聖書の上を行く本はないと私は思う。ただ私は、神様あまり怒らないで、と願うばかり。

◆11月23日
ヨハネの手紙⑴4章が、凄い情報量でクラクラくる。喩えが適切か分からないけど、シンプルな言葉選びで冷静に描きながら熱量のある松村正直さんの歌集に打ちのめされるのと似た感じ。

◆11月23日
新改訳アモス3:3「ふたりの者は、仲がよくないのに、いっしょに歩くだろうか」。本当にそう。イエスに従うって宗教心とかじゃない。私はイエスを優しいお兄ちゃんと思ってる。ローマ8:29「…それは、御子が多くの兄弟たちの中で長子となられるためです」。性愛の対象ではない

◆11月24日
アモス書4章。教会の偽善について書いてあると私は受け取った。神と人とのためでなく、自分のために捧げている礼拝への批判なのではないだろうか。

◆11月24日
新改訳⑴ヨハネ5:9「もし、私たちが人間のあかしを受け入れるなら、神のあかしはそれにまさるものです…」。獄囚の安田則夫さんの詩歌に垣間みられる穏やかさは、第三者が何を言おうとも神様と安田さんの間に絶対的な信頼関係があることに拠るのでは。ローマ8:38-39 も浮かぶ

◆11月25日
アモス書5章。偶像崇拝への警鐘と私は受け取った。人を偶像として崇め奉ること、ひいては教会でカリスマ性のある人の言うことを絶対視する危険を述べたのではないだろうか。

◆11月26日
新改訳アモス6:5「彼らは十弦の琴の音に合わせて即興の歌を作り、ダビデのように新しい楽器を考え出す。彼らは鉢から酒を飲み、最上の香油を身に塗るが、ヨセフの破滅のことで悩まない」。歌人には刺さる聖句の筈。自分にかまけて世の痛みに対して塞がれてた目を開いてくれた本多響乃さん、ありがとう

◆11月26日
新改訳⑶ヨハネ1:5-6「…あなたが、旅をしているあの兄弟たちのために行っている…ことは、真実な行いです。 …あなたが神にふさわしいしかたで彼らを次の旅に送り出してくれるなら…りっぱなことです」。善行を叱咤するのでない。気づかずしている善に目が開かれるためのパラフレーズ

◆11月27日
新改訳アモス7:14〈アモスはアマツヤに答えて言った。「私は預言者ではなかった。預言者の仲間でもなかった。私は牧者であり、いちじく桑の木を栽培していた〉。そう、私も所詮そんなもの。神は必要とあれば主に従う者を誰でも召し出す。

◆11月29日
新改訳ヨナ1:6〈船長が近づいて来て彼に言った。「いったいどうしたことか。寝込んだりして。起きて、あなたの神にお願いしなさい。あるいは、神が私たちに心を留めてくださって、私たちは滅びないですむかもしれない」〉。私は寝込んでて行動は突散らかってるけど意識は確かで、FEBC聴いて番宣してるよ

◆11月29日
新改訳ヨナ1:17「主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた」。寝込むな、と言われつつ寝込まざるを得ぬことあり。上記聖句では、主ご自身がヨナを〈魚〉に放り込んだと。象徴的。昨日辺りから私も傍からみてもヤバいが、月曜午後は歯医者。守られますよう

◆11月30日
新改訳ヨナ2:8「むなしい偶像に心を留める者は、自分への恵みを捨てます」。偶像は神以外のもの全て。人・金・自分・名声・知識など。食べ物も場合によっては偶像になりうる。偶像に囚われてると神からの恵みを見落とす。
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持ち重り。

2020年11月30日 05時27分19秒 | 人[その作品]に寄せて
「寝てるだけでも有り難い」他意のなき信徒の言が持ち重りする
(とど)

2017年5月28日 作歌。
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でもご年配の方が急かすという構図。

2020年11月29日 10時00分55秒 | 持病に寄せて
倒れても寝ていればいい年齢になったら出せばと精神科医は
(とど)

2018年9月24日 作歌。
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お役目放り出すわけにいかないじゃん…!

2020年11月27日 18時35分04秒 | 人[その作品]に寄せて
歌集を。と三たび信徒の勧めくるわたしの担う役を知りつつ
(とど)

2018年9月24日 作歌。
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それがどれほど負担か。

2020年11月26日 03時33分41秒 | 思い出に寄せて
システムの改善命じられ病めば年配社員は嘲笑うのみ
(とど)

2020年9月5日 作歌。
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ぶっ飛ぶと人の痛みに気づけない。

2020年11月24日 17時40分09秒 | 持病に寄せて
ぶっ飛ぶと人の痛みに気づけない 二度寝時幻聴まじありがとう
(とど)

2020年11月23日 作歌。


★岡野大嗣さんの一首
   ↓ ↓
人の痛みがよく分からないときがあります レジ応援おねがいします

    と

★木下龍也さんの一首
   ↓ ↓
神様にケンカ売ったらぼこぼこにされちまったぜまじありがとう

  の本歌取りです。


(うーん、何か麻雀の役っぽい……)
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替え芯みたいな気持ちのストック。

2020年11月23日 06時17分15秒 | 思い出に寄せて
フクゾウと呼ばれてたんだ本当に 何なら手紙残ってるかも
(とど)

2020年10月29日 作歌。
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一首鑑賞。

2020年11月22日 15時54分40秒 | その他
誰のため積み上げたかという御声に竦みて罪の赦しを乞うた
(とど)

2017年8月28日 作歌。
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柔和な人々は地を受け継ぐ。

2020年11月20日 03時28分21秒 | その他
柔和さは確かに祈り求めたが王座は願ってないよ、神様
(とど)

2020年11月13日 作歌。

※ マタイによる福音書5:5

*BGM… Nobody Knows the Trouble I‘ve Seen
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Bless You !

2020年11月19日 00時08分38秒 | 人[その作品]に寄せて
幸せな風があなたに吹くように山姥めいてしまった君に
(とど)

2020年11月13日 作歌。
*お題は上句。

*BGM…Home Sweet Home(矢野顕子)

※ コヘレトの言葉4:1
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ほんとにそれだけ。

2020年11月18日 01時38分47秒 | その他
巫女になりたいわけじゃない ただ御子に従いたいだけ それだけなのに
(とど)

2020年11月13日 作歌。

★矢野顕子さんの曲
   ↓ ↓
The Girl of Integrity

 の本歌取りです。
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イエスの影。

2020年11月17日 02時04分37秒 | 人[その作品]に寄せて
われに棲むイエスの影を慕ってるきみと知ってた 悲しいけれど
(とど)

2020年11月11日 作歌。
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本当の話。

2020年11月16日 02時22分56秒 | その他
神様がガチでみんなを好きだから本気(マジ)と遊びを区別できない
(とど)

2020年11月13日 作歌。

★木下龍也さんの一首
  ↓  ↓
神様にケンカ売ったらぼこぼこにされちまったぜまじありがとう
(『つむじ風、ここにあります』)

 の本歌取りです。

*BGM…The Girl of Integrity(矢野顕子)
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いつも憧れる。

2020年11月15日 13時34分26秒 | 風景にあわせて
朝陽うけ窓に光った水滴を岡野さんならなんて詠むかな
(とど)

2020年11月14日 作歌。


★俵万智さんの一首
  ↓  ↓
自己責任、非正規雇用、生産性 寅さんだったら何て言うかな
(『未来のサイズ』)

 の本歌取りです。
----------------ー
*そして、岡野大嗣さんの一首

ひさかたのレイ・ハラカミの音色を選んで傘に跳ねるあまつぶ
(『たやすみなさい』)

 へのオマージュです。
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無意識に長年横たわってたものが。

2020年11月14日 03時47分07秒 | 本に寄せて
『アクィナス』を読み終えた夜の夢に顕つかたき面輪の母教会(ふるす)の牧師
(とど)

2019年1月9日 作歌、2020年7月頃 改訂。
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