水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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#通読 2020年7月分まとめ

2020年07月31日 06時18分38秒 | 黙想・聖書通読・礼拝聖句
◆7月9日
協同訳コリント⑴4:4「私には少しもやましいことはありませんが、それで義とされているわけではありません」。私より一回り上の職場の人が「私は欺瞞なく生きてきたから後悔してないし幸せでも不幸でもない」と仰る。主を崇める方なのだから重荷を下ろせばいいのに、と僭越ながら思う。受洗から30年近く経てやっと見えてきた罪が私にはある。気づかずにこんなことをしてしまっていたんだな、と後悔は沢山。今でも私の言葉を引き金にトラウマが蘇る方々を見ると、業の深さみたいなものを感じる。でも、それらも含めて主は赦して下さっていたんだなと思えるから、私は幸いだ。

◆7月16日
新改訳イザヤ29:19「へりくだる者は主によっていよいよ喜び、貧しい人はイスラエルの聖なる方によって楽しむ」。節の前半はNLTで〈The humble will be filled with fresh joy from the Lord.〉遜るほど主からの新鮮な喜びで満たされるって、何という恵みの約束だろう!

◆7月18日
新改訳⑴コリント10:13「神は…あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせ…ません。むしろ…試練とともに脱出の道も備えてくださいます」。障害児の親にこの聖句を振り翳す人をG-POPと斬る幡野広志氏。無神経な叱咤に猛省しきりだが、敢えて言えば、この聖句の肝は節の最後では?

◆7月21日
協同訳イザヤ40:11「主は羊飼いのようにその群れを飼い その腕に小羊を集めて、懐に抱き 乳を飲ませる羊を導く」。〈懐に抱き〉はNLTで〈holding them close to his heart〉。私達は主の喜びや慟哭などの鼓動を聞き取れるくらいそば近くに置いてもらえてるんだな。鈍感になりたくない

◆7月22日
協同訳コリント⑴13:2「たとえ私が、預言する力を持ち、あらゆる秘義とあらゆる知識に通じていても、また、山を移すほどの信仰を持っていても、愛がなければ、無に等しい」。怒りの正当化について訊かれた。論理構成を自己弁護に使うのは虚しい。主を、人を愛するためでなければ。

◆7月22日
コリント⑴13:13「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」。近日発行のトラクト扉絵に添える聖句はコリント⑴13:12-13。ひと月半前フォロイーさんに嫌われたかとこの聖句でメソメソ。「私はAさんが好きなんです」と祈った
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母の指図で。

2020年07月30日 07時20分58秒 | 風景にあわせて
面会のできず守衛に預けてるティッシュの底に忍ばせた札
(とど)

2020年5月6日 作歌。
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そっとしておいてほしいのもあるらしく。

2020年07月29日 02時19分09秒 | 人[その作品]に寄せて
匿名の寄稿に礼を言うべきか目を逸らされて二週の主日
(とど)

2018年7月4日 作歌。
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かいなで。

2020年07月28日 03時47分00秒 | 本に寄せて
知ってたら書けなかったろう かいなでの鑑賞をそのままにしておく
(とど)

2020年6月1日 作歌。
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対照的な反応。

2020年07月27日 12時43分47秒 | 人[その作品]に寄せて
信徒には好かれる自己に傾いた鑑賞を斬る歌論が刺さる
(とど)

2018年1月7日 作歌。
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血の通わぬ文章なんぞ…

2020年07月26日 19時42分08秒 | 気分・体調にあわせて
書けそうな予感を仕舞う私には想像でしかない親心
(とど)

2019年1月9日 作歌。
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思惟。

2020年07月25日 07時45分24秒 | 気分・体調にあわせて
一首への思惟に沈みて御言葉を手繰りながらも裁くなわれよ
(とど)

2017年8月26日 作歌。
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『きみを嫌いな奴はクズだよ』

2020年07月24日 06時07分50秒 | 本に寄せて
どのような引き寄せも断つ題名の由来となった歌の結句は
(とど)

2019年5月11日 作歌。
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疚しい。

2020年07月23日 02時52分38秒 | 本に寄せて
書きつけるネタを探して読み飛ばすわが再読はいつも疚しい
(とど)

2017年11月25日 作歌。
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栞がわりに。

2020年07月22日 06時18分47秒 | 風景にあわせて
眠いまま開くページに挟み込むFEBC番組表を
(とど)

2018年11月10日 作歌。
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舌の上で転がすように。

2020年07月21日 07時19分29秒 | 本に寄せて
歌意のつと降りてくるのを待ちながら含めるように読む宮柊二
(とど)

2015年12月18日 作歌。
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軸足が次第に…

2020年07月20日 03時41分41秒 | 気分・体調にあわせて
実作より鑑賞の筆進まぬと閉塞感の湧くはいつから
(とど)

2017年1月25日 作歌。
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茫然と。

2020年07月18日 18時09分52秒 | 本に寄せて
原典の読了ごとに遠ざかる歌の汀に立たされひとり
(とど)

2017年8月21日 作歌。
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芋づる式を狙うものの…

2020年07月17日 18時09分30秒 | 本に寄せて
出典を辿れば読みは深まるか 二冊目終えても道の展けず
(とど)

2017年1月25日 作歌。
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とりあえず目に留まる場所に。

2020年07月16日 14時32分24秒 | 風景にあわせて
鑑賞のかたちが見えてくるまでと箪笥の上に歌集を寝かす
(とど)

2016年11月21日 作歌。
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