水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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アドヴェント2010 (1)…JAZZヴォーカルChristmas ③

2010年11月28日 13時00分00秒 | クリスマスに寄せて
今年もアドヴェントの季節がやって来ました。
ブログを始めてからというもの、年がら年中アドヴェントには何を書こうかということを考えるようになりました。音楽ブログを標榜していた(過去形^^;)からには、クリスマス音楽を取り上げるのは当然なのですが、読者の方には音楽以外のご関心でブログを訪れる方も少なくありません。それで何かヴィジュアルに訴えるものを併せて掲載したいと、常々思いを巡らせていました。考えに考えて、今年は色々な「アドヴェント・カレンダー」を待降節の四週にわたってご紹介することにしました。
第一週目の今日は、2007年のアドヴェントにこのブログでお伝えした【和雑貨・翠】さんが素敵なアドヴェント・タペストリーを商品に加えていらしたので、それをご案内します。

和雑貨・翠さんについては、長らくの間 時折サイトを眺めては溜め息をつくだけの私だったのですが、twitter上でフォローし始めたのをきっかけに、今年ついに少しばかりですがお買い物をさせていただきました。
今年のクリスマス・ラインナップは…と先日拝見して、上の写真のサンタのタペストリーに目が奪われました。手織り麻にツリー状に手描きされたサンタクロースがカレンダーになっていて、12月1日からクリスマスイヴまで毎日、星型のマグネットをサンタの上を移動させることで、クリスマスをカウントダウンできます。上品なやさしい雰囲気のタペストリー、私には手が届かないけれど、気に入られた方は是非どうぞ。
今年は、音楽もちょっといつもとは趣向を変えています。例年はクリスマス・アルバムをご紹介していましたが、クリスマス以外の音楽に混ざってポツンとアルバムに存在するクリスマスソングを取り上げてみようと思います。曲はサド・ジョーンズ作の「A Child Is Born」。コード進行に凝ったジャズの名曲です。厳密に言えば、クリスマスソングとは限らないのですが…(苦笑)、色々なクリスマス集などにも含まれたりする昨今、こういうのを楽しむのもまた一興かと。

今週は、クラウディア・アクーニャの『Rhythm Of Life』の中の「A Child Is Born」。彼女はチリのジャズ系シンガーで、このアルバムはジャズのスタンダードとラテンの曲を織り交ぜた構成になっています。「A Child Is Born」って綺麗な曲なのですが、ちょっとまったりしやすいバラードなんです。ですがクラウディアにかかると、抑揚の効いて洗練された佇まいに変身。私のマイラスト・ソングスにもリストされているヴァージョンです。
こんな感じで、今年もアドヴェント特集を展開していきます。どうぞお付き合いください。
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不眠・十首

2010年11月27日 17時08分38秒 | 投稿歌
今朝、来月十日締め切り分の歌稿を投函してきました。今回は「不眠」をテーマにまとめてみました。
この手の歌は憂さ晴らし的に詠んだものが殆どなので、内容的にも語句的にも重複するような歌ばかり。推敲の段階でだいぶ手を入れて何とか格好をつけましたが、読む方は退屈でしょうね~(苦笑)。


眠剤を飲んでもしばし寝付けずに洗濯物をゆっくり畳む

妄想と不眠のイライラ消そうとしケーキ三切れをいちどきに食う

朝四時に母の寝息を聞きながら青薔薇(ブルーナイル)の写メ見て過ごす

パソコンを母に止めらる午前五時アイロンを掛け白むのを待つ

家事を終えもう一眠りしようにも母のラジオが階下に響く

真昼間は楚々と時打つ電波時計 深夜一時にひとりくだ巻く

眠れなくなると絵葉書かぞえ上げ相手を選ぶ夜更けの儀式

風邪がちて洗濯をする暁にこめかみを刺す脱水の音

納豆を飯とかき込む午前四時ほのぼの明けて眠りに落ちる

証(あかし)して昂ぶり眠れぬ夜が明けて診察を待ちつつ生あくび


(2010年12月10日締め切り分、『樹海』2011年2月号掲載予定)
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聞茶(41)…お手頃 日本茶ショップ【利休倶楽部】

2010年11月23日 15時30分00秒 | 聞茶・聞豆
前回<聞豆>の記事を書いてから、半年も経ってしまった。
コーヒー豆を買うとどうも何煎か飲んでしまい、それが腎臓に負担をかけているらしい。コーヒーは体を冷やすと言うし、秋になる頃から紅茶にシフトした。おなじみカルディで安い缶ものの茶葉を買っていたのだが、それだけでは飽きるので、10月に入った頃、以前 某メルマガの編集後記に、普段使いのほうじ茶のお薦めとして紹介されていた、【つぼ市製茶】の日本茶を何種類か買うことにした。
【つぼ市製茶】のオンラインショップは、【利休倶楽部】といい、3150円以上の買い物で送料が無料になる。日本茶のネットショップは概して送料や支払い手数料などが無料になる基準が高めなので 今まで二の足を踏んでいたが、これはと思い飛びついた。
買ったのは、「特選 ほうじ茶」「煎茶 晶子の詩」「玄米茶 花さがの」「中国茶 仏手」の4種類。
二年前の夏に【お茶の倉惣】で日本茶を買った時、大袋を買ってお茶の風味が劣化した手痛い経験があるので、今回は全て100g以下のものを購入した。紅茶やコーヒーの場合のように味比べなんて大らかなことはせず、慎重に一袋ずつ開封。実はまだ「ほうじ茶」しか開けておらず、あと4割くらい残っている。これは大分もちそうだなぁ。
本当は最低でも2種類は風味比べをした上で、音楽を選んでみたのだが今回は断念した。つぼ市製茶のほうじ茶は香ばしく、「二煎目もおいしい」なんて袋に謳い文句があったが、なんのなんの六煎はいける(笑)。こんなことしてるから、なかなか減らないんだろうけど。この味に合わせたBGMは、ペンギン・カフェ・オーケストラの『Music From The Penguin Cafe』。小気味良くカッティングするギターや、弦、チェレスタなどの響きが、薫り立つほうじ茶を思わせる。
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2010年11月09日 18時15分59秒 | 写真・背景画像

ぱせりさんより、iPhoneの写真コミュニティに投稿した写真を見た~い!というご希望がありましたので、ちょっと かいつまんで転載。





 
 


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