水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

JMB連携TB企画 第41弾/Feel Like Traveling

2005年05月24日 22時11分30秒 | 風景にあわせて
旅行気分を盛り上げる音楽かぁ~。今後行ってみたいのはニューオーリンズ、アイルランド、ブラジル、モルディヴだけど、それに合うような音楽、持ってたっけな~?現地の音楽ズバリを選ぶのも何かなぁ…。
と考え考え、早速、自分のCD棚を見直してみたら…、“旅系”、意外にありましたよ。でも、上記目的地に「コレ!!」とハマり、なおかつヒネリの効いた音楽は残念ながら見当たらず…。
それで今回は、場所を銘打った音楽で今聴きたいものを選び、そこから逆に目的地を定めるという反則技をとらせていただきました(苦笑)。選んだのは、ローラ・ニーロの『New York Tendaberry』
美大を一度は志したものの、才能の無さ&親の反対で断念した私は、海外の美術館巡りにとても興味があります。もしニューヨークに行けるんだったら、やっぱりメトロポリタン美術館は行きたい。今回のローラ・ニーロは、ホテルからそこに行く道すがら聴きたいCDです。
メトロポリタン美術館近辺の写真が無いかな~?とネットで探したら、いいブログが。是非ご覧くださいませ。
でも、このCD、ソリッドなピアノの弾き語りが中心で、空気感が冬っぽいかも…。
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卵のオブジェを作る陶芸家・妃さん

2005年05月09日 15時50分47秒 | 人[その作品]に寄せて
八ヶ岳は大泉高原ではつとに有名なアイリッシュ・パブ【Bull & Bear】で知り合った人に、陶芸家の妃さんがいます。食事を楽しんでいたところ「沖縄の方ですか?」と突然声をかけられたという不思議な出会いでした。
昨日は小淵沢のリゾナーレ内で開かれている妃さんの個展に出掛けてきました。サイトを通じて何となく作風は知っていたものの、作品と直に対面するのは初めて。
妃さんのトレード・マークとも言える恐竜の卵のような大小のオブジェはアーシーな存在感を放っており、白を基調に褐色が所々のぞく器は手に持つとひんやりと石のような感触がしました。面白かったのは、卵型に成形されたアフリカのの打楽器“ウドゥ”。(本来坪型だそうです。)妃さんが叩くと、深く澄んだ響きがしました。
私は飯茶碗を購入。帰ってきてからそれで抹茶を点てて飲みながら、妃さんの作品群のイメージに合う音楽は何だろう…とつらつら考えていましたが、なかなかこれが難しくて。
マディ・ウォーターズじゃちょっと濃すぎるし、アレサ・フランクリンやメイヴィス・ステイプルだと声に張りがありすぎて、作品のちょっと枯れた感じと離れてる気がするし。かと言って、ニール・ヤングじゃちょっと軽いかなぁ…と悩んだ上で選んだのは、カーメン・マクレエの『Great American Songbook』 。MCの延長のようなザクッザクッと語りかけるような歌は、ブルージーでストレート。カーメンにかかると、「A Song for You」や「Close to You」も決して甘くならないから驚き。妃さんテイストという気がします。(お好みじゃなかったらゴメンなさい!)
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ハンモックが飾られるギャラリー&レストラン

2005年05月08日 20時50分37秒 | 食べ歩きに寄せて
昨年末にMICABOXのライヴで訪れた山梨県高根町の【ギャラリートラックス】に行って、お昼を食べてきました。
ライヴ当日の夜、楽器(PC中心)のセッティングや照明のせいかいかにも現代アートの隠れ家的な佇まいを醸し出していたギャラリーは、森林を写した写真が遠慮がちに飾られ、窓際に大きな長テーブルが二つあるばかりで、中央はがらんとしていました。開け放たれた窓から涼しい風が入ってきて、何とものどかな雰囲気。2時過ぎだったにも関わらず食事中のお客さんが他に二組いました。
食事は30センチはありそうな大きな皿に盛られた野菜中心のおかずをピタパンにはさんで食べる形式。デザートとコーヒーもついてお腹一杯になりました。
地元のお店ガイドに「現代音楽のBGM」と書かれていたので、エレクトロニカでもかかってるかな~?とひそかに期待。今日のBGMは音響系ロックで、穏やかな曇り空にしっくりはまっていました。カウンター内のCDには知らない名前が並んでいて、私に分かったのは、ウィルコの『Yankee Hotel Foxtrot』くらい。時間帯や天候、催し物によってBGMも変えているんだろうなぁ、と興味をそそられました。
このシチュエーションに合うCDとして私が選んでみたのは、タジ・マハールの『Music Fuh Ya'』。お昼を食べた後も何をするでもなくくつろいでいた若い人達がさらに和めるような、スチール・ドラムの音が気持ちいい一枚です。
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5月を感じる曲

2005年05月05日 21時28分56秒 | 季節にあわせて
風薫る5月がやって来ました。この季節にピッタリな爽やかな曲は数え切れないほどあると思うのですが、私の中で思い入れがあるのはビートルズの「Here Comes the Sun」です。
最初に買ったビートルズは、高校時代の『サージェント・ペパーズ…』だった頭でっかちな私は、正直に告白すると「Here Comes the Sun」のオリジナルを手に入れたのもつい最近で。じゃあ何で聴いていたのかというと、会社にあったイージーリスニング・オーケストラ版のそれ(業務用)。何だ、思いっきり邪道じゃん!!と非難されるのは覚悟してます(汗)。
ようやくモノホン版の軽やかなギター・イントロが耳になじんできましたが、私の心の奥に今でも立ち現れるのは、レイモン・ルフェーブルによる「あなたのとりこ(Irresistiblement)」のアレンジよろしく軽快なストリングスで奏でられる「Here Comes the Sun」。弦の音色がまさに、風がそよいでいるようで何とも心地よいのです。
高校時代、練習嫌いだった私に「リチャード・クレイダーマンやってみない?」と言ってくれたピアノの先生の気遣いを、無言のムッとした態度でにべも無く却下した私だったのに…、はて毒されたもんかな~?
その他にも、会社の音源がキッカケでオリジナルを手にしたものには、アソシエイションの「Windy」やペトゥラ・クラークの「Downtown」があります。所詮BGMは二番煎じの域は出ないとは言え、結構あなどれない名アレンジもあるんですよね…。
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