前回、<音楽のような風・Ⅱ>と題して【ルピシア】の茶葉3種類を扱ったが、今回はその後編で<目覚め用のお茶>を取り上げる。
1月にネットで注文した際に、紅茶だけに何種類も買うときっと飽きるだろうと思い、煎茶、ハーブティーなども少し混ぜてバランスをとっていた。そういう訳で、音楽テーマの分は紅茶ベースのフレーヴァー・ティーに偏っていたけれども、今回の分はヴァラエティに富んでいる。シンプルな紅茶「グッド・モーニング」、ハーブティーの「キケリキー!」、そして煎茶の「木もれ陽」の3種類である。もっとも最後の「木もれ陽」に限っては、私が名前だけで選んだもので、特に目覚めに良いお茶というわけではない。
「グッド・モーニング」は、ケニアやブルンジのアフリカ産紅茶にアッサムティーがブレンドされている。深い渋味があり、飲むと寝ぼけた頭に活を入れられるような感じ。対して「キケリキー!」は、レモングラスを基調に、レモンバームやペパーミント、ローズマリー、オレンジピールが加わっており、香りとしてはペパーミントの印象が強い。それもあってか、飲むと身体の芯が温まってじんわり調子が上がってくる気がする。「木もれ陽」は、甘くてまろやかな味わいの緑茶。
今回の選盤は難航した。このアフリカ紅茶には、アフリカ音楽に見られる陽気さは当てはまらないし、ハーブティーは物凄く変わった味というわけではない。緑茶にいたっては純邦楽な感じでもないし、かと言ってJ-POPじゃハズシ過ぎ。うーーーん、前振りしていたけどしらばっくれちゃおうかなぁ…と思い始めたところで頭上から降ってきたのが、湯川潮音の『Tide & Echo』。シンプルなバックトラックに透き通った初々しい歌声が、「キケリキー!」の風味にベストマッチ。1曲目の「It's a fine day」なんて、レモングラス&バームとペパーミントのすっきりした味を代弁してくれているんじゃないかと思えるほど。あぁ、納まりどころが見つかって良かったぁ(笑)。
1月にネットで注文した際に、紅茶だけに何種類も買うときっと飽きるだろうと思い、煎茶、ハーブティーなども少し混ぜてバランスをとっていた。そういう訳で、音楽テーマの分は紅茶ベースのフレーヴァー・ティーに偏っていたけれども、今回の分はヴァラエティに富んでいる。シンプルな紅茶「グッド・モーニング」、ハーブティーの「キケリキー!」、そして煎茶の「木もれ陽」の3種類である。もっとも最後の「木もれ陽」に限っては、私が名前だけで選んだもので、特に目覚めに良いお茶というわけではない。
「グッド・モーニング」は、ケニアやブルンジのアフリカ産紅茶にアッサムティーがブレンドされている。深い渋味があり、飲むと寝ぼけた頭に活を入れられるような感じ。対して「キケリキー!」は、レモングラスを基調に、レモンバームやペパーミント、ローズマリー、オレンジピールが加わっており、香りとしてはペパーミントの印象が強い。それもあってか、飲むと身体の芯が温まってじんわり調子が上がってくる気がする。「木もれ陽」は、甘くてまろやかな味わいの緑茶。
今回の選盤は難航した。このアフリカ紅茶には、アフリカ音楽に見られる陽気さは当てはまらないし、ハーブティーは物凄く変わった味というわけではない。緑茶にいたっては純邦楽な感じでもないし、かと言ってJ-POPじゃハズシ過ぎ。うーーーん、前振りしていたけどしらばっくれちゃおうかなぁ…と思い始めたところで頭上から降ってきたのが、湯川潮音の『Tide & Echo』。シンプルなバックトラックに透き通った初々しい歌声が、「キケリキー!」の風味にベストマッチ。1曲目の「It's a fine day」なんて、レモングラス&バームとペパーミントのすっきりした味を代弁してくれているんじゃないかと思えるほど。あぁ、納まりどころが見つかって良かったぁ(笑)。
今日は近所のホールで催された天満敦子(ヴァイオリン)のコンサートに行ってきました。
セットリストは…
1.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001より
第1楽章アダージョ
2.ヴィターリ:シャコンヌ
3.エルガー:愛のあいさつ
4.クライスラー:愛の悲しみ
5.バッハ:G線上のアリア
6.マルシッチ:ファシネーション
7.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
8.涙そうそう
9.見上げてごらん夜の星を
10.夏の思い出
11.ねむの木の子守歌
12.北の宿から
13.過ぎ去りし日々(小林亜星)
14.C.ポルムベルク:望郷のバラード
===アンコール===
15.(分かりませんでした)
16.ドヴォルザーク:ユーモレスク
17.モンティ:チャルダッシュ
天満さんの演奏は初めて聴いたのですが、どっしりとふくよかな低音と金の糸のような高音に魅了されました。
エキセントリックな「シャコンヌ」や「ツィゴイネルワイゼン」、肉感的な「愛のあいさつ」、一転して抑制の効いた「G線上のアリア」、朗々と温かみのある「見上げてごらん夜の星を」、つややかな「過ぎ去りし日々」、哀切の情にあふれた「望郷のバラード」…。
クラシックのヴァイオリンがこんなにも表情豊かなものだとは知りませんでした。
個人的には特に打たれたのは、「G線上のアリア」と「見上げてごらん夜の星を」。
CDを買い求め、サインを貰うために列に並ぶ人達を尻目に会場をあとにしましたが、帰宅後ネット上で色々検索。懐具合と相談して、値頃なCDが見つかったら買おうとちょっと思いとどまりました。
やはりいい音楽を聴くとリフレッシュされますね。ギュッと中身の濃い一日でした。
セットリストは…
1.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001より
第1楽章アダージョ
2.ヴィターリ:シャコンヌ
3.エルガー:愛のあいさつ
4.クライスラー:愛の悲しみ
5.バッハ:G線上のアリア
6.マルシッチ:ファシネーション
7.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
8.涙そうそう
9.見上げてごらん夜の星を
10.夏の思い出
11.ねむの木の子守歌
12.北の宿から
13.過ぎ去りし日々(小林亜星)
14.C.ポルムベルク:望郷のバラード
===アンコール===
15.(分かりませんでした)
16.ドヴォルザーク:ユーモレスク
17.モンティ:チャルダッシュ
天満さんの演奏は初めて聴いたのですが、どっしりとふくよかな低音と金の糸のような高音に魅了されました。
エキセントリックな「シャコンヌ」や「ツィゴイネルワイゼン」、肉感的な「愛のあいさつ」、一転して抑制の効いた「G線上のアリア」、朗々と温かみのある「見上げてごらん夜の星を」、つややかな「過ぎ去りし日々」、哀切の情にあふれた「望郷のバラード」…。
クラシックのヴァイオリンがこんなにも表情豊かなものだとは知りませんでした。
個人的には特に打たれたのは、「G線上のアリア」と「見上げてごらん夜の星を」。
CDを買い求め、サインを貰うために列に並ぶ人達を尻目に会場をあとにしましたが、帰宅後ネット上で色々検索。懐具合と相談して、値頃なCDが見つかったら買おうとちょっと思いとどまりました。
やはりいい音楽を聴くとリフレッシュされますね。ギュッと中身の濃い一日でした。
年末に世界のお茶専門店【ルピシア】で茶葉を買ったが、2週間ともたずに無くなったので、1月半ばにまた注文した。ここは商売上手なショップだ。ネットで注文すると、最後に「茶葉サンプルを3つお付けしますので、下記(8つほど)の中からお好きなものをお選びください」という文章が表示されて、注文したものと一緒に送られてくる。月に一度、新着茶葉の紹介カタログと共に<今月のお薦め茶葉>のサンプルが2つ付いてくる。これはついつい相手のペースになってしまう。まずいなぁ、聞茶ビンボーは(苦笑)。ちょっと自粛しなくっちゃな。
注文したのは8種類の茶葉。今回購入したテーマは二つ。一つは次回のお楽しみということでまだ公表しないでおくが、今回は音楽モノ。実は、ちょうど一年前に音楽をテーマにした紅茶のエントリーで、【MARINA DE BOURBON】(マリナ・ド・ブルボン)の茶葉について書いたが、こんなブログをやっている者としては、音楽にちなんだお茶がやはり気になる。で、カタログをじっくりと眺め渡して、「トライアングル」「ピッコロ」「オルフェ」をオーダーした。勿論、前者二つは楽器の名前。「オルフェ」はボサノヴァ好きには言うまでもないが「黒いオルフェ」(カーニヴァルの朝)を思い出して買うのを決めた。
「トライアングル」は、パパイア、ブルーマロウ、マリーゴールド、ローズヒップ、コーンフラワーがブレンドされた紅茶。トロピカルで華やかな風味が楽しいお茶だ。「ピッコロ」は、ルイボスティーを蜂蜜、ベリー、アプリコットで香り付け。どこか懐かしい甘さがあり、ルイボス・ベースとは思えないほど飲みやすい。「オルフェ」は、アールグレイにローズヒップ、ローズレッド、ブルーマロウを加えてあり、かぐわしいバラの香りが立ち込めてくる一品。
とっかえひっかえ飲んで味を十分に満喫した上で、今回は「ピッコロ」に合わせてバーシアの『The Sweetest Illusion』を選んだ。茶目っ気のある甘さが、このアルバムの大陸的な大らかなサウンドにマッチする気がしたからだ。二曲目の「Third Time Lucky」なんて、正に味を“言い当てた”聴き心地だと思う。
注文したのは8種類の茶葉。今回購入したテーマは二つ。一つは次回のお楽しみということでまだ公表しないでおくが、今回は音楽モノ。実は、ちょうど一年前に音楽をテーマにした紅茶のエントリーで、【MARINA DE BOURBON】(マリナ・ド・ブルボン)の茶葉について書いたが、こんなブログをやっている者としては、音楽にちなんだお茶がやはり気になる。で、カタログをじっくりと眺め渡して、「トライアングル」「ピッコロ」「オルフェ」をオーダーした。勿論、前者二つは楽器の名前。「オルフェ」はボサノヴァ好きには言うまでもないが「黒いオルフェ」(カーニヴァルの朝)を思い出して買うのを決めた。
「トライアングル」は、パパイア、ブルーマロウ、マリーゴールド、ローズヒップ、コーンフラワーがブレンドされた紅茶。トロピカルで華やかな風味が楽しいお茶だ。「ピッコロ」は、ルイボスティーを蜂蜜、ベリー、アプリコットで香り付け。どこか懐かしい甘さがあり、ルイボス・ベースとは思えないほど飲みやすい。「オルフェ」は、アールグレイにローズヒップ、ローズレッド、ブルーマロウを加えてあり、かぐわしいバラの香りが立ち込めてくる一品。
とっかえひっかえ飲んで味を十分に満喫した上で、今回は「ピッコロ」に合わせてバーシアの『The Sweetest Illusion』を選んだ。茶目っ気のある甘さが、このアルバムの大陸的な大らかなサウンドにマッチする気がしたからだ。二曲目の「Third Time Lucky」なんて、正に味を“言い当てた”聴き心地だと思う。
遅まきながら、iMix始めました。
とりあえず第一弾は<聞豆>で、マンデリンの味からイメージしたBGMです。
苦味の強い味に合わせて、ブルージーな曲やしわがれたヴォーカルのもので構成しました。
iMixヴァージョンはたったの7曲ですが、本当はフルサイズ13曲50分が完成版。
そちらにも興味があるという珍しい方は、こちらをご覧ください。
とりあえず第一弾は<聞豆>で、マンデリンの味からイメージしたBGMです。
苦味の強い味に合わせて、ブルージーな曲やしわがれたヴォーカルのもので構成しました。
iMixヴァージョンはたったの7曲ですが、本当はフルサイズ13曲50分が完成版。
そちらにも興味があるという珍しい方は、こちらをご覧ください。