水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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マイ・ラスト・ソングス(葬式で歌ってほしい曲)

2021年03月15日 08時51分26秒 | マイ・ラスト・ソング
このブログの一等はじめの記事は、「マイ・ラスト・ソング」である。久世光彦さんの同名書籍を20代のころ時間をかけて読んで(そして殆どの内容はもう忘れてしまって)、でもそのタイトルだけが強烈に印象に残っていて、BGMのウェブサイトにはメインのコンテンツの一つとして載せていた。ブログ開始当時の私はどこの教会にも通えていなかったし、母教会では結婚式などでも世俗の曲を式のBGMとして使う鷹揚さがあったため、まぁ【葬式(あるいは病床)BGM】もアリでしょうと思ったのだった気がする。しかし今通う教会へ転入会して早14年、伝道や聖書の学び・黙想などに生ぬるいこの教会の気風に染まるまい……!!と粋がっていても、〈住めば都〉的な部分もあって、すっかり腰をおろした格好だ。
現任の牧師は、2014年4月に当教会に赴任された。赴任して2年目だったか、葬儀についての学びの場を設けて下さり、葬儀に対する個々の教会員の希望を一枚に纏められるようにと「N教会員の覚書」用紙を配付して下さった。そこに自分の葬式で歌ってほしい讃美歌を書く欄があった。牧師に訊くと「4曲までOKです」とのこと(葬儀で2曲、出棺で2曲ということらしい)。それで改めて、自分の葬式で何を歌ってほしいかなぁ……としばらく考え、一旦覚書用紙を提出したものの出し直しもし、さらにその後少し考えが変わって、ようやく最近「これで行こう」とまとまった。以下、YouTubeを貼っておく。

    *    *    *
新しい天と地を見たとき(『讃美歌21』580番)

イエスが最後には涙を拭って下さり、全てを新しくするという詞に励まされる。


日暮れて四方は暗く(*『讃美歌21』では218番「日暮れて闇は迫り」

この世の生を終え眠りに就いても、主が共にいて下さることを願う歌詞に共感する。


主にありてぞ(『讃美歌21』518番)

「生くるも良し、死もまた良し」という歌詞が心に響いてくる。


球根の中には(『讃美歌21』575番)

この一曲は実はなかなか決まらなかった。曲的には美しいけれど、もっと信仰寄りな、いわば“非信徒を撥ねつけるような”歌詞の曲をいくつか候補に選んでいたのだった。でも、フィリピの信徒への手紙1章20節「そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています」の御言葉にアーメン!と思い、これに決めた。
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マイ・ラスト・ソング

2005年03月13日 23時20分55秒 | マイ・ラスト・ソング
少し前にネット上で、お葬式で流したい曲の集計が発表されていましたね。
サイト【BGM Factory】でも、〔マイ・ラスト・ソングス〕は大事なコンテンツの一つです。
私のほかに、既に4人の方がご自身のラスト・ソングを紹介してくださっていますが、今後はこのブログで、引き続きみなさんのラスト・ソングの投稿を募集していきたいと思います。
みなさんが息を引き取る前に聴きたい、あるいはご自分のお葬式でかけてほしい曲を教えてください。
私自身の〔ラスト・ソングス〕は、今のところ8曲公開していますが、この中で1曲に絞るとすれば、1曲目の「三月の水(Aguas de Marco、Warters of March)」になります。シンプルなフレーズが少しずつ変化しながら繰り返していく様が、素朴でありながら切ない感じも醸し出している名曲です。
コメント (2)
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