シュガークイン日録3

吉川宏志のブログです。おもに短歌について書いています。

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鳥居歌集「キリンの子」を読む会

2016年12月12日 | 日記

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クロストーク短歌 第8回のお知らせ

2016年11月12日 | 日記

第8回 クロストーク短歌のご案内
~「若い世代の歌をどう読むか」~

 秋は新人賞の季節です。受賞作を始めとした作品やネットにあふれる若い世代の作品に、心地よい刺激を受ける一方でどう受けとめればよいのかとまどうこともあります。今回は、ゲストに「塔短歌会」所属の江戸 雪さんをお招きして、若い世代の歌をどのように読むのか。作歌のなかに若い感性をどう取りこむのか。じっくりとお話をお聞きしたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。

1 日 時  12月3日(土) 午後2時00分~5時 (受付 1時半~)

2 場 所  高津ガーデン 3階カトレアの間(tel 06-6768-3911)
  〒543-0021 大阪府大阪市天王寺区東高津町7−11
  【地下鉄】谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅下車7分
  【近鉄】「上本町」駅下車3分

3 会 費  2,000円  

4 申込方法 メールにてお申し込みください。
  メール宛先 crosstalknokai●gmail.com  鈴木まで(●を@に変えてください。)
  

 件名 「クロストーク短歌の申込」 
 本文  ①お名前 ②連絡できる電話番号を送信してください。
 (定員になり次第締め切りますので、ご了承ください)

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沖縄シンポジウムのお知らせ

2016年10月25日 | 日記

シンポジウム

時代の危機に立ち上がる短歌

今、沖縄から戦争と平和を考える

 

 

                                                             辺野古 

 

日時  2017年2月5日(日) 午後1時~5時(受付12時半より)

場所  沖縄県青年会館(那覇市・モノレール旭橋駅下車・電話098-864-1780)

会費  1000円(予定)

 

◆プログラム◆

開会のあいさつ   比嘉美智子

鼎談        三枝昻之  永田和宏  名嘉真恵美子

スピーチ      玉城洋子 ほか6~7名を予定

ディスカッション  大口玲子  光森裕樹  屋良健一郎  吉川宏志(進行)

閉会のあいさつ   平山良明

前日の2月4日(土)午後に、普天間基地・辺野古を見学(那覇出発)。

前夜祭も行います(那覇予定)。

※2月4日からの参加希望者は、

●沖縄県の方→屋良健一郎

mail: kenchin566orumok●yahoo.co.jp   ●を@に置き換えてください。

●沖縄県外の方→吉川宏志

mail: searain1969●gmail.com  ●を@に置き換えてください。

へ、2016年12月末日までにお申し込みください。詳細をご連絡します。

*シンポジウムのみ参加の場合は、当日参加も可能です。

主催 「時代の危機に立ち上がる短歌」実行委員会・K5(強権に確執を醸す歌人の会)

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今年四月に書いた文章

2016年07月04日 | 日記

参議院選が近くなってきました。

何もできなくて心苦しいのですが、今年の4月8日の西日本新聞に寄稿した文章を掲載します。

参議院特別委員会の安保法案の裁決で、「人間かまくら」を作って、非常に強引に通してしまったことを忘れることはできません。少なくとも、もっと議論を続けるべきだったでしょうし、安倍首相はもっと誠実な答弁をすべきだったと思います。

参議院のブレーキを踏む役割が、非常に重要になってきました。いま、ブレーキの力が弱くなってしまうと、とても危険なことになるのではないか、と感じます。

以下の文章にも書いていますが、投票においても、〈これから何が起きるか想像すること〉〈自分ではない、誰かの痛みを感じ取ること〉が大切なのではないでしょうか。

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詩歌の言葉の力

何が起きるか想像し他者の身になること

 

 安保法制が施行されると、自衛隊員が海外で戦死する可能性が高まる。近い未来に、南スーダンなどの派遣先で、「自衛隊員が戦死」という大きな見出しが新聞に載ることも、十分に予想されるのである。逆に外国の人々を殺傷してしまうこともあり得る。政府は武器輸出に力を入れているので、日本製の武器で殺される人たちも出てしまうのではないか。

 報復テロが、東京などで引き起こされるかもしれない。フランスやベルギーで起きたことが、日本で繰り返されない保証は全くないのだ。

 だが、目の前の風景は、桜が咲き満ちて、平穏そうに見える。戦死者が出る、と言われても、自分とは関係ないと思ってしまう人も多いのではないか。デモが活発に行われているが、国民全体から見れば、まだまだ少数なのである。

 今大切なのは、これから何が起きるのかをリアルに想像する力と、他者の身になって感じ取る力だと思う。この二つは、詩歌においても非常に重要なものである。

 大口玲子(りょうこ)の『神のパズル』(すいれん舎)が刊行された。大口は福島第一原発の事故ののち、幼い子とともに九州に避難した。その体験を描いた短歌とエッセイを収録した一冊である。興味深いのは、大口は事故が起きる前から、原発の危険性を予感した歌を作っていたことである。夫が新聞記者であったため、大口は次のように歌っている(二〇〇五年作)。

 

  「原発事故取材安全マニュアル」を夫が持つこと知りをれど言はず

  もし夫が被曝して放射性物体とならばいかにかかなしからむよ

 

 震災前から、これから何が起きるのかをありありと想像していたのである。その想像力を支えていたのは、時代に対する強烈な不安感であった。詩歌の言葉は、ときどき直観的に未来を捉えてしまうことがある。詩歌を創るとは、近づいてくる何か恐ろしいものへのセンサーを研ぎ澄ませることでもあるのだ。

 

  産めと言ひ殺せと言ひまた死ねと言ふ国家の声ありきまたあるごとし

 

 最近の大口の歌である。戦時下の日本では、子を増やせ、敵を殺せ、国のために死ね、と公然と言われてきた。それが再び繰り返されるのではないか、という怖れがにじむ。大口の予感が当たらねばよいがと、願わずにはいられない。

 もう一冊、鳥居という若い女性の歌集『キリンの子』(KADOKAWA)を紹介したい。鳥居は母を自殺で亡くし、児童養護施設に預けられた。そこで壮絶ないじめを体験する。

 

  全裸にて踊れと囃す先輩に囲まれながら遠く窓見る

  爪のないゆびを庇って耐える夜 「私に眠りを、絵本の夢を」

 

 二首目は、爪を剥がされた痛みに耐えながら、眠るときだけは楽しい夢を見たいと願っているのである。現在の児童の貧困や虐待を、なまなましく表現した歌でもある。そして鳥居は次のような歌も詠んでいる。

 

  燃やされた戦地の人を知る刹那フライドチキンは肉の味する

 

 自分が経験した痛みを通して、鳥居は、戦地の人々の肉体的な痛みを感じ取ろうとする。戦争で傷つくのは、無関係な他人なのではなく、もしかしたら自分だったかもしれない人たちなのだ。そう想像することが、今必要なのではないか。自分と同じような人々が死んでいくかもしれないとき、自分は何ができるのか。その一歩を踏み出させる力を、詩歌の言葉は持っていてほしいと思う。

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クロストーク短歌 第7回のお知らせ

2016年05月23日 | 日記

第7回 クロストーク短歌のご案内
「あれから5年 東日本大震災の歌を再読する」

今回は、ゲストに「塔短歌会」所属の梶原さい子さんをお招きします。
梶原さんは気仙沼出身、宮城県在住の歌人です。
第11回葛原妙子賞を受賞された第3歌集『リアス/椿』(砂子屋書房)は、
東日本大震災後、被災地からの思いを、風土に根ざした言葉によって、
深々と歌った歌集です。
梶原さんに、津波に襲われた故郷を見つめつつ、どのように作歌してきたかを
うかがいます。
それから、梶原さんとともに東日本大震災の歌を読み直すことで、
短歌を作るうえで忘れてはならないことを考えていきたいと思っています。
皆様のご参加をお待ちしております。


・日 時  6月4日(土) 午後2時00分~5時 (受付 1時半~)
・場 所  高津ガーデン 3階ローズの間(tel 06-6768-3911)
〒543-0021 大阪府大阪市天王寺区東高津町7−11
      【地下鉄】谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅下車7分
      【近鉄】「上本町」駅下車3分
・会 費  2,000円  
・申込方法 メールにてお申し込みください。
      メール宛先 cby21310●gmail.com  鈴木まで(●を@に変えてください)
      件名「クロストーク短歌の申込」 
      本文に(1)お名前 (2)連絡できる電話番号を入れて送信してください。
      (定員になり次第締め切りますので、ご了承ください)

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