水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

アドヴェント2006(4)…ギターChristmas

2006年12月24日 17時32分49秒 | クリスマスに寄せて
いよいよクリスマス・イヴがやって来ました。昨夜はいつもの夕飯ながら白ワインを晩酌し、一足早くクリスマス気分に浸りました。
今年の12月は、忙中閑あり。東京時代は、百貨店のクリスマスBGMを三段階に分けてチェンジしたりで忙殺されていましたし、ここ3年程はとある教会のクリスマス礼拝用BGMの編成でやきもきさせられたりしていましたが、今年は師走に入ってからも食べ歩きする余裕があったり、読書が思いの外はかどったりと、ちょっとしたことで心が潤いました。こんなクリスマス・シーズン、滅多に無いかもしれません。
さて、イヴの今日ご紹介するのは、アル・ディメオラの『Winter Nights』です。鮮やかなギターに、シャンパンの泡のように繊細なパーカッションが絡みます。

冒頭に載せた画像は、【おきなわ探訪~美ら島物語】デスクトップ壁紙コーナーの中の一つ、「サンタが南の島にやって来た」です。大らかでいい味出してます。クリスマス壁紙の中じゃ一番のお気に入り。ちょっと「和」テイストだから、年末まで使っていても違和感無さそうですよね。
皆さんも、良いクリスマスをお過ごしくださいね。
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アドヴェント2006(3)…ゴスペルChristmas

2006年12月17日 07時28分56秒 | クリスマスに寄せて
この前の木曜日、大泉のアイリッシュ・パブ【BULL & BEAR】にて、ささやかながら両親と三人で忘年会をしてきました。
午前中のお茶のお稽古が終わって軽くお昼を済ませると、夕食の時間になるまで時間を潰すためにまず温泉へ。その後図書館に行き、館内でウディ・アレンの『ラジオ・デイズ』のDVDを鑑賞。映画のラストでは大晦日から年明けを祝う人々の姿が映し出され、私も華やいだ気分をもらいました。まさにその晩のシチュエーションにぴったりで、忘年会も楽しい時間になりました。
サード・アドヴェントの今日ご紹介するCDは、そんな年の瀬の賑わいがアルバム全体を包んでいます。塩谷達也さんが主宰する【GOOD NEWS】レーベルから出されている『Silent Night~A Christmas Gospel Classic』。ゴスペル・アルバムというと、物凄くholyな雰囲気を思い浮かべられる方も多いかもしれませんが、これはソウルフルでかつとてもhipな感じです。

今回冒頭に挙げた画像は、【メリーメリークリスマスランド】というサイトのページ。可愛い雑貨の類いがアドヴェント・カレンダー方式で毎日upされていっていて、見ているだけでワクワクします。是非一度覗いてみてくださいね。
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聞茶(7)…テイスティング会で買った紅茶3品

2006年12月13日 22時27分51秒 | 聞茶・聞豆
もう二ヶ月も前になってしまいましたが、小淵沢リゾナーレのパーティー会場で催された【ラティス】のティー・テイスティング・パーティーに行ってきました。
当日は、インドやスリランカ、ケニア、ルワンダ等の各地にある40茶園で採れた、夏摘み(セカンドフラッシュ)の紅茶がテイスティングできました。
三鷹に下宿していた大学時代は、よく吉祥寺に遊びに行ってカフェ巡りなどしていたのですが、その時に好きになった茶葉がニルギリとウヴァでした。前者がすっきりした味わいで、後者がコクがあってミルクとよく合っていたことを、うっすらとながら記憶していました。今回はそれぞれ4種類もあるし、どんなだろう?と飲む前からワクワク。
受付で渡されたティーリストに、自分の舌で感じ取った風味を走り書きしていきます。気に入ったものには○を付け、後からまた改めて口に含んで飲み比べ。
ニルギリとウヴァは、残念ながらちょっと期待外れ。ニルギリは押しなべて苦味があり舌に残る感じがしました。ウヴァは渋くてクセがありました。(タンニンのせいかもしれませんが…。)
予想外だったのはダージリンの味。市販のペットボトル等で飲む安価なダージリンにいつも喉にイガイガするような苦味を感じていたため、キツイ風味を想像していたのですが、これが何とフルーティーなことか。「紅茶のシャンパン」とは、言い得て妙なりと納得。
結局、「ロイノーン茶園」のディンブラ、「ゴパルダーラ茶園」のダージリンと、「マランギ茶園」のアッサムの3品を購入しました。
でも面白いというか、奥が深いなぁ…と思うのは、同じ茶葉でもお湯の温度や蒸らす時間がちょっと違うだけで、全然味が変わること。
ロイノーンは会場で飲んだ時はこの上なくフルーティーで即決したのですが、家で淹れてみると美味しいのだけれど毎回少し苦味が気になるのは修行が足りないせいでしょうか(苦笑)。ゴパルダーラは香り豊かでとても華やか。会場で飲んだ「キャッスルトン」のダージリンに感じた蕗の風味(!)に通じるものがあります。試飲会で買った中で一番愛飲しているのがマランギ。ふくよかでトマトのような味わいがあり、飲む毎にどんどん美味しくなっていきます。イタリア料理と一緒に飲んだらきっと物凄くピッタリなんじゃないかしら…?と思いました。
今回は、お気に入りのマランギのアッサムティーに、リチャード・ストルツマンの『Danza Latina』を合わせてみました。ブラジルやアルゼンチンゆかりの曲を洗練されたアレンジでクラリネットが奏でています。地中海~ラテンつながりでのご紹介でした。
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アドヴェント2006(2)…JAZZヴォーカルChristmas

2006年12月10日 06時46分47秒 | クリスマスに寄せて
ファースト・アドヴェントの頃に比べ、グッと冷え込むようになりましたね。
昨日は、寒い中震えながらポストを覗きに行くと、パリに行っている友達からエアメールが届いていました。開封すると、【Hallmark】の綺麗なクリスマス・カードが。私の元には、一足早くサンタクロースが来てくれたようです。
今週は、ジャズ・ヴォーカルのクリスマスCDを選んでみました。ホリー・コールの『Baby, It's Cold Outside』です。

有名曲からそれほど知られていない渋めの曲まで、ちょっとかすれた声が雰囲気たっぷりに歌い上げています。「ジャズでクリスマス」といったシチュエーションで安易に想像してしまいそうな、ありがちなムードとは一線を画していて、いい感じです。
最後に、あなたにもサンタクロースがやって来ますように…との願いを込めて、色彩のポータルサイト【Color-club.com】のデスクトップ用クリスマス壁紙をご紹介。冒頭の画像の他にも、多数のイラストレーター&フォトグラファーの方の作品がありますので、是非ご覧になってみてくださいね。
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目覚めの音楽(12)

2006年12月09日 12時00分40秒 | 時間帯にあわせて
今朝目覚めたのはそんなに早くはありませんでした。雨空だったので、何かしっとりしたものを聴きたいなぁ…と、PCを起ち上げて鈴木重子のベスト盤『Presenca』を再生しました。
二ヶ月程前、家から歩いてものの5分の所にあった、CD・DVDのセル&レンタルの県内チェーン店が閉店。跡地に先頃【TSUTAYA】がリニューアルオープン、このCDはそこで借りてパソコンに取り込んだもの。
一曲目に収録されている「三月の雨」のカヴァーが聴きたくてレンタルしましたが、これは思いの外 当たりでした。「Tears in Heaven」「星に願いを」や、ベット・ミドラーの「The Rose」等、ちょっとベタかなぁ…と思われる曲が並んでいるけれど、不思議とサラッと聴けてしまいます。
多分、声質に拠るところが大きいのでしょう。印象としては、小野リサの声にカサンドラ・ウィルソンの深みが加わった感じ。
聴き終わった後に気付きましたが、このCD、「三月の雨」で始まって「Rain Falls」で締め括られていたんですね。雨の風景に合うはずです。
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マフラーを買いました

2006年12月07日 19時32分35秒 | その他
今日はお茶のお稽古に行き、小淵沢で和食レストランをしている【SHIRATO】さんから先生が預かってくれていたマフラーを受け取りました。
【SHIRATO】さんのお店には、クラフト作品を販売しているコーナーがあります。扱っているのは、一般就労が困難な方達が働く、町田のクラフト工房【ラ・まの】の染めや織りの作品。写真では十分に伝わらないかもしれませんが、どの作品も落ち着いた風合いでとても素敵です。
私が購入したのは、インド茜と蘇芳で染めた赤いマフラー。これで、通勤の駅までの往復で寒風に吹きさらされても大丈夫。
にしても、自分のために服飾雑貨を買ったのは本当に久々でした。こういう買い物をすると、気分に潤いが出ていいものですね。私ももっと歳相応におしゃれしなきゃいけないかな。
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アドヴェント2006(1)…クリスマスinノルウェー

2006年12月03日 07時01分09秒 | クリスマスに寄せて
アドヴェント(待降節)の時期がやって来ました。今年も4週にわたってクリスマスCDのご紹介をしていきたいと思いますので、よろしくお付き合いください。
一昨日は夕方6時過ぎに自宅の最寄駅に降り立つと、武将の形をしたイルミネーションがきらめいていて呆気に取られました。来年の大河ドラマが風林火山であることに便乗しているのでしょうけれど、何だかせっかくのクリスマスなのにと、ちょっと興醒め。でも「あぁ、もう12月に入っちゃったんだな~、早いなぁ…」と感じ入った瞬間ではありました。
さて、雰囲気たっぷりのクリスマス・アルバムで気を取り直すことにしましょう。今日ご紹介するのは、ブッケネ・ブルーセの『Loveliest Rose』(いちばん綺麗なバラ~ノルウェーのクリスマス)。フィドル、リコーダー、パイプオルガン、そしてテノールによるクラシカルで静謐な曲集です。

また冒頭に掲げている画像は、世界のお茶専門店【ルピシア】の壁紙ギャラリーにあったクリスマス用壁紙の一つ。なかなか洒落た壁紙が揃っていますので、こちらも覗いてみてくださいね。
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