水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

Amazon等で購入できます。 また、HonyaClub で注文すれば、ご指定の書店で受け取ることもできます。
また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

アドヴェント2008(1)…ソウルChristmas

2008年11月30日 09時10分57秒 | クリスマスに寄せて
いよいよ今年も待降節(アドヴェント)のシーズンがやって来ました。
私は昨年のクリスマス礼拝で、地元の教会に正式に転入会しました。それで今年は、クリスマス礼拝後の愛餐会(パーティーみたいなもの)でプレゼント代わりに交換される≪聖句の栞≫の下絵の準備や、当日の料理のお手伝いなど、小さいながらお役目をいただいて、気持ちはクリスマスに向かって高まってきています。皆様のお宅でも、ツリーを用意したりドアにリースを飾ったりし始める頃ではないでしょうか?
ウチは、私以外はクリスチャンではなく、さらに私が物ぐさなこともあって、家では何もクリスマスらしいことはしていません(汗)。上の写真のアップルリースも勿論、我が家のものではなく【for F】(フォーエフ)からのもの。こんなリースあったら素敵だな…とは思うけれど、ただPCの画面でウットリと眺めるだけです(苦笑)。作り方が出ていますので、手仕事の得意な方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

今年最初にご紹介するクリスマスCDは、林檎の赤と歩調を合わせて、キャンディ・ステイトンの『Christmas In My Heart』です。どうもゴスペル畑の方のようですが、このアルバムは理屈は抜きにしてソウルフルで楽しめます。そこいらにいる近年の軟弱系R&B(失礼!!)とは一線を画しています。
今年もアドヴェントの≪クリスマスCD+α≫シリーズ、ご贔屓の程よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作業所・七首

2008年11月29日 10時20分47秒 | 投稿歌
今朝、来月十日締め切りの歌稿をポストに投函してきました。
今回は「作業所」のテーマで選出。自分の「今」が読む人に一番伝わりそうな七首が並びました。


長い目で働く自信育てんと作業所勧む職安の人

一足飛び社会復帰の叶わずに最初の入院時の友想う

作業所で吾より仕事の遅き朋見て優越を感じる醜さ

一葉に満たぬ給金でも嬉し帰宅一番母に伝える

「○○ちゃん」と年下の子に呼ばわるも作業所仲間に馴染める証し

和小物の店に入りても目が光る真似て作れる物のなきかと

同病に囲まれ居るは安かれど世で勤めたし逆風吹きても


(2008年12月提出、『樹海』2009年2月号掲載予定)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羨しい仲睦まじさ

2008年11月23日 22時41分28秒 | 人[その作品]に寄せて
クリスマス・ギフトを旦那に 選ぶ友
迷う姿も 嬉しげに見ゆ
(とど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

単なるお客さんでなく

2008年11月23日 22時26分58秒 | 風景にあわせて
和小物の 店に入りても 目が光る
真似て作れる 物がないかと
(とど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心温まる贈り物

2008年11月23日 17時52分00秒 | クリスマスに寄せて
友贈る 「White Christmas」を聴き
降誕日待つ 幸い想う
(とど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目覚めの音楽(18) (もとい、二度寝の音楽)

2008年11月22日 07時24分09秒 | 時間帯にあわせて
今朝は深夜の2時半に目覚めてトイレに行き、再び寝床に潜ってみたのですがハタと目が冴えてしまったので、2時50分頃から4時半までアイロンがけをしていました。
このまま起きてしまうには、ちょっと眠いなぁ…と感じたので、ベッドに戻って音楽を聴きながら二度寝しようと。そのCDが、金延幸子の『み空』です。このアルバム、いい意味でいわく付き。
買って最初に就寝時にかけたらグッスリ眠れて、これは安眠に最適だなぁ…と何度か入眠に用いていました。でも、若かりし頃のジョニ・ミッチェルにそっくりな透明感ある声質とソングライティングは、どう考えても朝向きな音楽。で、朝にも何度かトライしてみたんですけど、どうも眠くなってしまうのです。思うに、ジョニよりギターのカッティングが穏やかに聴こえるからのような気がします。(これは、レコーディングの問題かもしれないですが。)かと言って、朝方に聴いて深く眠ってしまうかと訊かれれば、そうでもないんですよね。
今日は土曜日。二度寝できたらそれは願ってもないことだし、たとえ眠れなくても日中に昼寝も可能。だから、安楽な気持ちでベッドに横になりながらCDを聴いていました。結果は?寝付けませんでした。でも、眠気は出ました。うーん、この勝負、≪目覚めの音楽≫と≪おやすみの音楽≫の五分五分。
ま、≪まんじり音楽≫としておくのが妥当なラインですかね(苦笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聞茶(29)…置くほどに甘い万能茶

2008年11月16日 17時19分46秒 | 聞茶・聞豆
8月の下旬に作業所のメンバーの一人が、「これ飲みなよ」と、【村田園】<万能茶>を二袋持って来た。何でも、家に来るヘルパーさんから5袋貰ったとかで、飲み切れないらしい。
くれた本人は「旨いよ」としきりに勧めるが、小分けされていないのが面倒くさいし、本当に旨ければ自分が飲むんじゃないか…?と穿った見方をしていて、当初は飲まなかった。
そのうち指導員さんが、気軽に飲めるようにとお茶パックを作業所に置いてくださったので、それで初めて飲んだ。
そしたら意外、これが「旨い!」のだ。急に態度を変えて家に持ち帰った。
<万能茶>は14種配合茶で、どくだみ、柿の葉、とうきび、はと麦、くま笹、あまちゃづる、はぶ茶、甘草(かんぞう)、大豆、田舎麦、桑の葉、枸杞(くこ)、ウーロン茎、びわの葉が ブレンドされたお茶。やかんで煮出さなくても、急須で淹れて飲むこともできる。健康にいいのは勿論だろうが、そんな薀蓄抜きでも、香ばしい甘さがあってイケる。置くほどにエキスが出て甘くなるというのもいい。だいぶ前に、<丹波黒豆茶>というのを飲んで記事にしているが、かすかな味の記憶では似たものがあったのではないかと思う。
今回はこの<万能茶>の風味に合わせて、奄美の歌姫、RIKKI(中野律紀)の『シマウタTRICKLES』を選んでみた。<万能茶>の渋みと甘みの程よく溶け合った感じが、RIKKIの声の佇まいに通じるものがある気がする。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弟・七首

2008年11月12日 17時59分55秒 | 投稿歌
10日に短歌の会がありました。
そこで「○○さん、新年の号にはまだ間に合いますから、是非 歌を出してください」というお勧めをいただき、初めて歌稿を提出しました。

今回は、弟がらみの歌ばかり七首を選びました。
やはり自分にとって、今一番大きなことだから…。

今後、覚書きとして、歌稿として提出したものは<『樹海』投稿歌>のカテゴリーでupしておきます。


青森にスキーに行きし弟の「数の子送る」と電話をくれり

予報見て長野の弟憂う母古き借家は中も水凍つ

弟を見舞う準備に追われつつ母は吾にと秋刀魚を焼けり

弟の怪我の報にて飛ぶ母に買い置きし鍋持たせ見送る

味気無き独り夕餉の気晴らしに葡萄の柄の皿に盛り付く

心配し電話をするも口重く言うに事欠き献立を告ぐ

隣家より笑いの響く独り居に寝付きのCD大きくかける


(2008年11月提出、『樹海』2009年1月号掲載予定)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心砕く力

2008年11月11日 14時42分46秒 | 人[その作品]に寄せて
礼拝に 「主われを愛す」 歌い居て
泣き崩れる友の 肩に手を置く
(とど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いがけず紅葉狩

2008年11月08日 15時41分43秒 | 写真・背景画像
母がお世話になった方に『リサとガスパール』のカレンダーを買いに行きたいと言い、急遽【えほんミュージアム清里】に行ってきました。

その途中、あまりにも紅葉が綺麗なので、車を止めてもらってパチリ。






ランチは【パスタと肴 morimoto】にて。

「里芋とエビのさっぱりパスタ」です。細麺でとっても上品な味。
お近くの方は是非一度。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わくわく。

2008年11月08日 10時38分45秒 | 風景にあわせて
冬立ちて 銀杏のモールを 通り抜け
絵本見るため 清里へ行く
(とど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一足早く クリスマス♪

2008年11月07日 16時43分34秒 | クリスマスに寄せて
今日 作業所で、クリスマス・ヴァージョンのステンシルのバッグを作りました。
今月半ばの<心の健康を考える集い>に出展するか、K病院の売店に納入されることになると思います。
あ~、何か自分でも欲しくなっちゃったな…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小曽根真コンサート

2008年11月05日 14時40分26秒 | ライヴに寄せて
昨日は、山梨県民文化ホールで小曽根真のピアノ・ソロ・コンサートがありました。

セットリストは…

1. Bienvenidos al Mundo
2. Fairy Dance
3. 枯葉
4. Gorgeous
5. Wild Goose Chase
6. Laura's Dream (Astor Piazzolla)
7. Ellingtonのメドレー(Oscar Petersonのスタイルで)
8. Man on the Stone Paved Street(12月3日発売の新譜より)
9. La Fiesta(Chick Corea)

==アンコール==
10.自由への讃歌(Oscar Peterson)


まず聴き始めてすぐに思ったのは、右手が余情たっぷりによく歌っているなぁということ。妖艶と言ってもいいくらいで、それに対して左手が若干ぎこちないというか朴訥というか、そんな印象を受けました。
転換点となったのが、「女性のお客様に捧げます」と言って始まった4曲目の「Gorgeous」。リリシズムに満ちた演奏に心の中で溜め息。会場の雰囲気もグッと引き締まったようでした。その後、「Wild Goose Chase」でドライヴ感あふれる演奏で客席を沸かせ、休憩を挟んでからは怒涛のピアノが披露されました。
それにしても、ハンコックさんも以前おっしゃってたけど、小曽根さんはMCが面白いですね。アメリカ人の喋りを関西弁で通訳して「…って、関西弁で話してるんじゃないですけど…(笑)」と言うところとか、要所要所で笑いを取っていました。アンコールですぐ姿を見せ、「僕はずっとピアノ弾いていたいもので」と切り出されていましたが、うーーん、「ずっと喋っていたい」の間違いじゃなかろかと、私は内心ツッコミを入れていたのでした(苦笑)。
それにしても大満足、あっという間に過ぎた二時間でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の足音(改訂版)

2008年11月01日 06時04分07秒 | 風景にあわせて
作業所で ジュースの瓶に シール貼り
手先の冷える 十月の末
(とど)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする