水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

Amazon等で購入できます。 また、HonyaClub で注文すれば、ご指定の書店で受け取ることもできます。

ご希望の方には、献本も受け付けております。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

小曽根真コンサート

2008年11月05日 14時40分26秒 | ライヴに寄せて
昨日は、山梨県民文化ホールで小曽根真のピアノ・ソロ・コンサートがありました。

セットリストは…

1. Bienvenidos al Mundo
2. Fairy Dance
3. 枯葉
4. Gorgeous
5. Wild Goose Chase
6. Laura's Dream (Astor Piazzolla)
7. Ellingtonのメドレー(Oscar Petersonのスタイルで)
8. Man on the Stone Paved Street(12月3日発売の新譜より)
9. La Fiesta(Chick Corea)

==アンコール==
10.自由への讃歌(Oscar Peterson)


まず聴き始めてすぐに思ったのは、右手が余情たっぷりによく歌っているなぁということ。妖艶と言ってもいいくらいで、それに対して左手が若干ぎこちないというか朴訥というか、そんな印象を受けました。
転換点となったのが、「女性のお客様に捧げます」と言って始まった4曲目の「Gorgeous」。リリシズムに満ちた演奏に心の中で溜め息。会場の雰囲気もグッと引き締まったようでした。その後、「Wild Goose Chase」でドライヴ感あふれる演奏で客席を沸かせ、休憩を挟んでからは怒涛のピアノが披露されました。
それにしても、ハンコックさんも以前おっしゃってたけど、小曽根さんはMCが面白いですね。アメリカ人の喋りを関西弁で通訳して「…って、関西弁で話してるんじゃないですけど…(笑)」と言うところとか、要所要所で笑いを取っていました。アンコールですぐ姿を見せ、「僕はずっとピアノ弾いていたいもので」と切り出されていましたが、うーーん、「ずっと喋っていたい」の間違いじゃなかろかと、私は内心ツッコミを入れていたのでした(苦笑)。
それにしても大満足、あっという間に過ぎた二時間でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする