水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

2024年9月3日の祈り

2024年09月03日 20時37分45秒 | 「とど」の日々の祈り
① 一日働いてこられた。感謝。午前中は、赤川次郎の好きなメンバーに「三毛猫ホームズのシリーズって、どういうストーリーなの?」と訊き「三毛猫が棲んでるの?」と尋ねた。違うそうで、「三毛猫がにおいを嗅いで、犯人を指し示すの?」と訊くと、それも違うらしい。そのメンバーが答えた明確な言葉は覚えてないのだが、どうも三毛猫が立つ位置などで探偵(?)を誘導していくようだ。私は「動きでさり気なく伝えるのって、映像では伝え易いけど、それを文章で表せるって凄いね」と言った。
午後も午前と同じ作業を続行。甲府の中古ショップに壊れた琴があったと、あるメンバーが教えてくれた。「琴が専門の演奏家なら、壊れた琴じゃ話にならないんだろうけど、そういうんじゃなくて色物的に使いたい人なら案外いいのかも。琴でブルーススケールを弾くと結構カッコいいらしいよ。多重録音とかされる方なら使い道あるかも」と私は言い、「ギターとかでもそうだけど、コードの練習とかスケールの練習とかしてるだけでは、曲が弾けたり、作曲できるようにはならない気がするなぁ。何かそこの一線を越えるのって、ディテールと大枠を行き来してるうちに全体が見えてきて、形がつくようなところがあるのかなぁ?」と私は自分のデザインや執筆の経験を踏まえて言った。「矢野顕子が曲をアレンジする時も、どの程度決めてサイドミュージシャンに演じてもらってるのかって、凄く魔法めいてるよね。変拍子とか結構出てくるから、ここはこうする、ってある程度決めておかないと一緒に演奏できないし、だからと言って他のプレーヤーの演奏の自主的なところも引き出しつつやってるんだろうし。その秘技を言葉で伝わるように言っても、耕された受け手じゃないと理解できないだろうし」と語った。その後どういう流れだったか、ある歌人の方のblogとか読んでると私のblogを読んでるような気配があって、今さら謹呈とかしても良いもんだろうかと迷うという話をした。「その方は仏教に一途な方だし、私の歌集とか読むと癇に障るんじゃないかと思っちゃってね」と言い、私は歌人への謹呈はあまりご高齢じゃないクリスチャンを中心に贈ったことを打ち明けた。そして「寄贈って、送り先リストが予め決まってる場合は別だけど、思い込みが激しくないと贈れない気がするなぁ」と洩らした。色々楽しい話ができた日だった。感謝。

② 作業所帰りに美容院へ。美容師さんと話すのは楽しい(余談だが、この美容師さんは千葉雅也さんに風貌がよく似ている)。その帰りに、最寄り図書館に寄って、相互貸借の本も含めて返却してこられた。感謝。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年9月2日の祈り | トップ | 2024年9月4日の祈り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿