水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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筋金入りの貧乏性(1)…【IBIZA】の小銭入れ

2007年06月20日 17時23分57秒 | 思い出に寄せて
某所で「やる」と宣言しながら実行していなかったシリーズ、どの程度続くか分かりませんが、箸休め的な感覚で気が向いたらエントリーしていきたいと思います。気軽にお付き合いください。

写真の小銭入れは、私が中二の時、最寄のJR駅(当時はまだ国鉄かな?)近くのショピングセンターで買ったもの。
【イビザ】とロゴがあるけれど、およそ有名なブランドではないだろう。ただ当時は、リゾート&チルアウト・ミュージックのメッカ、イビザを私はまだ知らなかったし、そういう音楽ブームも到来する前だったと思うから、それなりに時代を先取りしたようなネーミングだったには違いない。
千円ポッキリのその財布を前にして、私は釘付けになった。話しかけられた店員に「風合いがいいですねぇ」と返すと、「?」の表情。言葉が分からなかったらしい。さらに話していくうちに私はショックを受けた。「お子さんがいらっしゃるんですよね?」と来たからだ。生真面目な私は化粧など持っていなかったし、その日はいつもより格段にガキくさい格好をしていた日だったので、尚更であった。(そんなにやつれて見えるのかなぁ…?)
そこでヘソを曲げて踵を返したりしなかったのは、私のいいところというか、鈍感さというか、ズボラさのなせる業であろう。写真ではお見せできないが、裏面には名前のイニシャルもサービスで入れてもらった。
この小銭入れを、札も折り畳んで入れるメインの財布として使っていたのは、高校の途中まで。その後、しばらく陽の目を見なかったが、社会人になってからギターを習った時にピックの持ち歩きに使ったり、海外旅行で余った小銭の帰国後の保管場所として用をなした。
この財布が二十年近くの休眠期間を経て、晴れて本来の用途で表舞台に呼び戻されたのは、去年の8月に着物地の財布を購入し、小銭の仕舞い場所に困ったことがキッカケ。最初は、二つの財布を扱う煩わしさに自分でもジレたが、今はだいぶ慣れた。
しかしこの小銭入れ、本当にモチが良い。それに比べて、8倍近い値段で買った当の着物地財布の方は、私が容量を超えてカードを入れるためか、その辺りにスレが目立ち始めた。自分の自由が利くお金を持つほど、物を見る眼は曇るのかなぁ…と最近は感じている。
コメント (10)
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私の今のスクリーンセーバー(26)

2007年06月20日 10時10分13秒 | 写真・背景画像
I have sinned against heaven and against you. I am no longer worthy to be called your son; make me like one of your hired men.'

(ルカによる福音書15章18節途中~19節)
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