笑顔浴

優しい時間

何を聴けていますか?

2017年11月13日 | Weblog

 

月に1度のカウンセリング実技講座に通い始めて15年が経過した。

相談を担当する限り、理論を学び、相手に寄り添う練習を続けろと

私の先生は仰り、今もそのようになさっている。

近くにモデルがいる幸せに感謝したい。

受講者も熱心な人たちが多くて、恵まれた環境だと感じる。

 

実技講座なので、毎回ロールプレイを行う。

カウンセラー役の時はカウンセラーとして傾聴する。

終了後に 良い点 足りなかった点を伝えてもらえる。

ドクターやナースの卵も 採血の練習はお互いの腕を借りるように、

様々な技法を試して、もし失敗して傷つけても (失言)

一緒に学ぶ仲間という理由で、許してもらえるメリットもある。

失敗からは、毎回 反省と共に 多くを学んでこられた。

まだまだ続くと思うけど、

失敗は、成長しようとした結果だから、

活かさなくてはもったいない。

練習相手に申訳ないこと、この上ない。

 

 

クライエント役の時には相談者として

今、困っていることを安心して吐き出す。

話している内に、頭が整理されてきて

「そうか、私は ここに こだわっているのか」と

一人では思いつきもしない結論が見えたりする。

私の平常心は ここで培われているね。

 

自分が<自由に語ることで癒される>体験をすると

他者に「語ってみたら?」と勧めることができる。

すぐに問題が解決しなくても

相談する前よりも「気持ちが楽になる」のがスタート

 

十分に受容され、尊重される環境で 

気持ちに余裕が生まれると

本来の自分に戻りやすくなる。

昨日まで できなかったことさえ

徐々にチャレンジできるかもしれない

 

本人が変わると、周囲も影響を受けて変化が生まれる

助けを求めなかった人が、声を上げれば

支援窓口に連れて行ってもらえるかもしれない。

必要であれば、誰かに助けてもらえばいいよ

助けて貰ったら、いつか誰かを助けてあげられるといいね

 

 

 

 

 

 

 

 


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