笑顔浴

優しい時間

不運

2012年10月24日 | Weblog

「当て逃げですか、赤い車ですね」

塗料を落としてもらった。

凹みを直し、色を塗ると5万円かかるらしい。

数時間では無理という。

「錆は大丈夫。見た目を気にするか、しないかで決めますか?」

とりあえず、へこんだままにします。

そのうち、新しいへこみを自分で作るかもしれない。

美しい車であると嬉しいけれど

車が安全に走れば、それで私は満足です。

 

こうなることを知っていれば、違う場所を選んだのになあと後悔するけど、

もしかしたら、もっとひどい目にあっていたかもしれない。

運が悪いときって、どっちみち避けられない気がする。

 

被害者となれば なんで私が?と 納得しがたい。

罰を与えられるほど、悪しき行いをしていないから

生命や大切なものに関わるような略奪を許すものか。

事故 事件 災害 戦争 感染症・・

想定外の理不尽な被害を「不運」では、とうてい片付けられないけれど

悲しいことに、

毎日、世界のどこかで起きていて

そこから、人生を、やり直している人がいるんだなあ

 

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