笑顔浴

優しい時間

キッチンで想う

2012年08月09日 | Weblog

きれいな茄子を4本買ってきた。

料理の本で、新しい食べ方を探しているうちに

さっさと決められず、外食も続いて、しなびてきた。

野菜が日々新鮮さを失ってゆくのを見ると

美味しいものは、美味しいうちに調理しないともったいない

と後悔で焦っているのがわかる。

ヘタにカビを生やすくらいなら

なじみの献立であれ、食べることを最優先しなくては

茄子に申し訳ない。

 

老いてゆく茄子が私に見えてくる

まるで自分の可能性を放置しているようで せつない

 

このせつなさから脱するために、

次回は茄子を1本買おう。

無限といわれる可能性だが、

あれもこれもと多くを求めず

身の丈にあったほどで、ちょうどよいのだ。

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