金曜日は、四国癌センター緩和ケア病棟で病院ボランティアふれあいの当番の日でした。
この日は、病室へのお運びが3室、ティーテーブルには
ご夫婦が2組 母娘が1組の合計3組のご家族が訪問くださり
大正琴の演奏を聴きながらお抹茶やコーヒーを召し上がりました。
丸いテーブルに集まるので、曲と曲との待ち時間には
軽いおしゃべりが始まることが多いのですが
どちらのご夫婦にも会話がなく、黙って座っておられました。
点滴のついた車椅子でこられたお嬢さんが
「ふるさと」をリクエストなさいました。
私達が口ずさむと、付き添いのお母さまや奥様たちも歌い始めました。
目を閉じた男性の指がひざの上で拍子をとっているのが見えました。
音楽はいいなあと感じました。