3月3日が卒業生と一緒に勉強する最後の日でした。
最後だと気負わず、淡々と、いつもどおりでいいと思ったけど
やっぱり「1年半、どうもありがとう~」のお礼を伝えました。
どんな時も、自分のこと信じて生きるんだぞ。応援してるよ。
このソックスは手編みです。
もったいなくて、なかなか結び目をほどけません。
平成5年春に東レに入社した当時、鎌倉の基礎研究所の目前にある
独身寮の客間をお借りでき、お世話いただきました。
3月はまだ花冷えで、暖房器具を持参しなかった私は寒い夜を過ごしました。
たまたま部屋を見に来た管理人のMさんが電気毛布を持ってきてくださって
暖かだったこと!!お二人が作る寮生のための食事が美味しくて!
「ビール飲むからおいで~」とお誘いがあると夕食後に管理人室に遊びに行きました。
年賀状で2年前の脳梗塞で身体が不自由になり、今は車椅子で通院なさっていると知りました。
主人の手伝いができないとなげくお体で、長い時間をかけて編んでくださったに違いありません。
「どんな時も、自分のこと信じて生きるんだぞ。応援してるよ。」
は、愛媛に帰る朝、Mさんが私に伝えてくれた言葉で、その応援が今も続いています。