この連休は、衣類を片付けて、一部を処分した。
今の私は、ビジネススーツとラフな部屋着しか、必要ない。
特別な日に着るはずの服は、サイズがあわなくなっていた。
華やかな服も、カジュアルな服も、この夏、必要なかった。
汚れるともったいないので、しまってある高価な服は、
結局、買ったまま、古着になっていく。
ああ、もったいないと思う。
食器も同じかもしれない。
彼女が来たらおもてなしに使おうとか、
あの料理は、この器で!と入手したけど
部屋が本や書類で散らかり放題で、
これじゃ友人を招けないし、そういえば、最近は丁寧な料理をしていない。
愛着の薄い器の代わりに
来客用のお気に入りの漆器で、ご飯を食べよう。
この仕事が終わったら、遊ぼう!と思う
仕事が終わる。
次の仕事に追われて準備にかかる。
そして、また、思う。
この仕事が終わったら、のんびりしよう。
それから、母の脚にクリームをぬらなくちゃ。
昇降式の棚が、欲しい。
車椅子生活になれば、リフォームするから
それまで我慢しよう・・
あれも、これも、先延ばししている間に、
私の寿命がつきてしまってはもったいない。
母や親しい人と逢う時間も刻々と減っている。
その時を待たなくても
今日、愉しんでいいんだよ。
今日、愉しんでいいんだよ。